🇹🇷世界一周ひとり旅の記録day57-60inトルコ〜不思議な自然の形とヒッチハイクと気球〜

day57-day60
(2024/09/03-2024/09/06)

これまたカッパドキア、

素晴らしすぎる

！！！！！

見渡す限り奇怪な自然の芸術に囲まれている

旅行者が訪れるギョレメのエリアは観光のための地、街のメインエリアにはお土産屋や観光客向けレストランが軒を連ねる

面白い地形をしており、岩の洞窟ホテルや洞窟レストランが数多く点在する

ここへはイスタンブールから夜行バスで来た

出発時点で約2時間遅れ

22時頃に出発、翌朝10時過ぎ頃にギョレメに着いた

イスタンブールのオトガルで来ないバスをハラハラ待っているところで同じバスを待っていたフランス人のリナと仲良くなった

リナはフランスとアルジェリアのハーフでムスリム

21歳ながらとっても気が利き、博識で、魅力的な女の子

カッパドキアでの3日間、ほとんどの時間をリナと過ごした

到着日はリナとランチを食べた後、Pigeon Valley へハイキングへ向かう事にした

歩きながらリナはヒッチハイクに憧れていると話をした

その瞬間、お互い口にした言葉は以心伝心

やってみる？笑

大通りでグーサインを出し

止まる車を待った

お互い緊張しながら、ぎこちない感じで

意外とすんなり捕まった

とっても素敵なカップル

行き先を伝えると、乗りなよ！と

乗せてくれた２人もこんな経験初めて！！

どこから来たの？旅行？と

道中の時間をとても楽しんでくれた

乗せてくれた２人の行き先から外れてるし、かなり急な勾配で狭い道を

終始笑顔で楽しみながら快く目的地まで届けてくれた

お別れ際にはセルフィーを取り、笑顔でバイバーイ！！と去っていった

まじでクレイジーだわ！笑
でも最高！！！

とリナとお互いの初めてのチャレンジを讃えあった

不思議な形の岩が立ち並ぶ

その岩に扉や窓が

こんなところに人が住んでいた時代があるのだろうか

トルコにある人が建てた大昔の建築も自然が作り出した地形も

全てがどうやって創り上げたのだろうか？！

と想像を絶するほど素晴らしすぎる

pigeon valley なだけあって、本当に鳩が沢山この奇形な岩にとまっているの

と、反対を見ればカリフォルニアだーーー！！とリナとテンションが上がる

帰りもヒッチハイク

私からしたらとっても親切な男性２人だったけど、リナはちょっと怖かったと言っていた

ここから２人でヒッチハイクにあたり多くのルールを作った

私たちは大学からの友達、ギョレメでは友達の家に滞在している、明日の朝にはここを去る

などなど、自分たちのストーリーを作り、自分たちをなるべく危険から遠ざけるように努めた

次の日の早朝5:30

私は人生のバケットリストの1つ

気球に乗りに向かった

もうね、さいっこうだったよ

空を浮遊する幻想的な1時間の旅

想像を絶する景色

ほんっとに夢のような時間だった

うわ〜〜〜ここに来て、本当によかった

と心から思った

浮遊している時間を噛み締めた

敏腕パイロットで

浮かび上がったのも着陸したのも分からないくらいスムースな操作

浮遊中も何の揺れもなくとっても穏やか

後から知った話、私は170€払ったけど、100€しか払っていないという人もいた

予約のタイミングや状況で価格が変わってくるみたい…予約の際は要注意です
(予約は前日でok)

その後ホステルに戻り朝食ビュッフェを楽しみ、

リナと合流

今日はthe open air museum とlove valleyを目指す

さあ、ヒッチハイクの時間です

昨日よりもずっと自信のついたリナと私

今日も大通りに出てグーサインを出す

止まった！

ウィードを吸いながらご機嫌ラブラブのカップル

行き先を伝えると、いいよ〜♪乗りなよ〜♪と

英語が話せないながらも翻訳を使って色々お話ししてくれたり

"ありがとう"って日本語だよね？！

と、ありがとう〜♪合戦がはじまったり

終始にっこにこラブラブカップルに癒されながら目的地に到着

結構、山の上だった

彼らの目的地とは全く違うのに、快く目的地まで連れて行ってくれ、

自分たちも少し散歩しよ〜♪と一緒に着いてきてくれた

これまたすっごく壮大な光景

まるでコロラドだーーー！！！

とみんなでテンション上がりまくりながら歩いた

少し散歩したところでここまで連れてきてくれた素敵なカップルとインスタを交換してお別れ

彼らはこの日の最後にわざわざメッセージで

出会えて本当に嬉しかった！！
もし自分たちの家がギョレメから近くだったら家に招待したかったのに…
またどこかで会おうね！
Arigato!!

と連絡をくれた

こちらがありがとうなのに

なんて素敵な人たちだろうと感動した

このカップルと別れた後、リナと歩きながらリナに

何のお礼もしてないの、何か申し訳ないなあ

と言ったら、

リナは

そんなの必要ないよ〜、私たちだって彼らと関わる時間、経験を与えてるんだもん

お話しする事でコミュニケーションを取り、お互いの経験、時間を共有する

これは彼らにとっても特別なことでしょ

それだけで十分だよ！

と言った

わ〜お、強気

そんな考え方もあるね、と思った、

人は人に迷惑をかけて当然、だからお互いを支え合うことも当然という考え方のヒンドゥー教徒は、ありがとうやごめんなさいをあまり口にしない

人に良い事を与える事で自分にも与えられるまた、それを見ているアッラーからも恩恵を受けるという考え方のイスラム教

(色々誤解があったらごめんなさい)

宗教的観念だけでなく、様々な国柄や人の色んな考え方に触れる事で、私の中で自分の行動も、また、人への感謝の仕方にも考え方が変わってきたように感じる

日本人で海外でヒッチハイクをしている人がお礼に日本語で書かれたポストカードを渡したりしてるのを見た事があるよ！

と話すと

大したお礼じゃなくていい、だけどそんな風に素敵な思い出になるようなモノを渡せたら素敵だねー！

とリナと共感した

the open air museumは入場料がお高く、節約トラベラーの我々は外から眺めるだけで十分！と、その場を離れた

そこから少し歩いた先にあった、たまたま見つけた教会がとても興味深いところだった

岩の中に隠れるように作られた教会

岩の中は深く掘られており、細い通路を潜り抜けては広い空間が広がり、また細い通路を潜り抜けては広い空間に出る

リナとまるでピラミッド内部だね！！！

と感激した

そこからまた少し歩き大通りへ

love valley を目指してヒッチハイク

ここではみんな止まってくれるけど、love valleyへは行かないなあ…

と断られることが続いた

仕方ない、途中まで行こう！

という事で、次に止まってくれたおじさんにおじさんの行き先とlove valley との分かれ道で降ろしてもらった

リナは男の人への警戒が激しいので、どこからきたの？どこに滞在しているの？という質問にビビりまくっていた

我々の用意した台本通りに答える

私はすぐに人を信じてしまうし、このおじさんだってとてもいい人だと感じた

でもリナからしたら、ちょっと怪しいとのことだった

改めて私の警戒心の緩さを自分で感じると共に、リナからも、もっと警戒心を持たなきゃだめだよ！と言われてしまった

ここからまたlove valleyを目指しヒッチハイク

女性ドライバーが止まってくれた

行き先は違うようだけど、後ろに車が詰まってしまって、とりあえず、乗ってー！

と乗せてくれた

彼女はタイからの旅行者だった

1人旅で車をレンタルして好きに動き回っているのだって

かっこよすぎた

タイではDJをしているとのこと

リナがフランス人だと知って、パリには毎年行っているよ〜と彼女は話した

彼女からは超リッチ感が漂っていたけど、実際にパパがリッチなそうだ

わざわざ彼女の行き先ではないlove valleyへ送り届けてくれ、彼女とセルフィーを撮り、さよなら

出会う人、出会う人、みんなほんっとに親切すぎる

love valleyの岩の形、面白いでしょ

可愛く言えばきのこ、でも、想像してしまった方もいるでしょう、アレにも見える

そんで、それだからlove valleyって名前がつけられてるんだとか笑

トルコ人、おもろいな

色んなvalleyが存在するカッパドキア、色んなツアーも存在する

馬やラクダやバギーに乗って観光スポットを巡るツアーが数多く存在する

今回はヒッチハイクをしたのでツアーへは参加しなかったけれど、価格もお手頃で面白いツアーだと思う

ギョレメの街中にツアー会社があるし、ホテルとかからもツアーの予約できるよ
(前日予約でok)

猫天国のトルコ

ギョレメにももちろん猫だらけ

ホステルに住み着くにゃんこが人懐っこすぎて癒し

3日目は休憩日にした

それでも早朝5:50頃には目を覚まし

ホステルから気球を眺めた

気球は割と最近のアクティビティ

このビジネスを定着させたトルコ人、すごいよな

3泊滞在のホステルTuran hostelは最高によかった

イスタンブールで仲良くなったドイツから来ていたフィリピン人のマユミに教えてもらったホステル

朝のバルーンが飛行するスポットに拠点し、バルコニーからは早朝バルーンを眺める事ができ、新しく、綺麗で、おしゃれ、朝食バイキングも最高だった

独立ベッドが5台並んだシェアルーム

ルームメイトはチリ、中国、韓国、ロシアの方々で皆んなとてもフレンドリーで、すぐに仲良くなった

特にチリ人のハブリエラと仲良くなり、毎日の朝食を共にし、多くの情報交換をした

ハブリエラはフランスでのワーホリが終了し、チリに帰る前に旅行中

トルコ、エジプト、イタリア、フランス、スペインを巡ってチリへ帰る

南米に行く際は一緒に旅をしようと約束した

同じチリ人のキャサリンはギリシャからトルコに来ており、ギリシャがめちゃくちゃよかったと話していた

ギリシャにも行かなきゃな

キャサリンは世界を股にかけて暮らしたいところで暮らし、人生において旅をする事にフォーカスし、自由に人生を謳歌しているタイプ

現在はパリに住んでいるのだけど、今週の土曜日にはLAに引っ越すのだって

いわゆる海外セレブのような風貌でありながら、お金のやりくりや彼女の考え方はとてもしっかりしており彼女はから学ぶ事がたくさんあった

なりたい自分に誰だってなれるという事を彼女は体現していた

今、自分が1番何をしたいかを考え、それを実行するだけだ

と彼女は言った

彼女は旅をしたい、だから働く時はめちゃくちゃ働いてお金を貯める、そして旅にお金を使う、セクシーな服が好みだからそれを着る、必ずしもハイブランドである必要はない自分に似合うものがあれば十分、結婚はしたくない、でも世界中に男がいる、今のこの瞬間、自分がしたい事を楽しむの、そしてそのしたい事のために生きるの

勉強したいならすればいい
勉強が嫌いなら学校に行く必要はない
旅がしたいならすればいい
着たい服があるなら着ればいい
休みたい時は休めばいい

あなたの人生はあなただけの物だよ、誰にも変えられない、だからあなたが思うままに、あなたのために生きるの

人生は一度きり

自分が1番したい事を実行するために生きる

とにかく今を楽しむの

本当にそれを体現している彼女はかっこよすぎた

チリからの２人はイスタンブールなんて大っ嫌い！！と言っていた

彼女らはヨーロッパの他の街はイスタンブールより人が少なく穏やかで街も素敵だと言っていた

イスタンブールで大興奮な私はそんな街に辿り着いた時どう感じるのだろう

今日はリナが23:30のバスでアンタルヤへ行く

夕方から23:30までリナと私のルームメイトのハブリエラとお話しをして過ごした

リナと過ごした3日間

リナとはとても気が合い、一緒にいて苦にならない

それぞれの国のこと、政治のこと、宗教のこと、恋バナ、友達の事、たっくさんの話をした

リナは私に沢山の新たな学びと刺激を与えてくれた

私より5歳も年下だけど、私よりもずっと大人びていて、知見もあり、素晴らしい人柄で、心から尊敬できる友が増えた

最高の旅を共有した

最高のトラベルパートナー、そして友達になった

フランスに必ずリナに会いに行かなきゃ

それはそうと私も次の日にはアンタルヤへ行くからまたリナには会うんだけどね

4日目はゆっくりスタート

相変わらず朝食をたくさん食べて

チェックアウトのためにパッキング

ホステルのバルコニーで昼過ぎまでゆっくりしてから

サンセットサンライズビューポイントの高台を目指した

道中は素敵な洞窟ホテルやレストランが立ち並ぶ

ギョレメ一帯を眺望できる高台だけど、シティから徒歩10分くらいで辿り着く

ここで日中の眺望を楽しみ、ベンチに腰掛け、ぼーーーとし、サンセットから夜景を楽しんだ

サンセットの時間には多くの人がビール片手に集まった

ここで夜景を見ながらの一杯が人気みたい

この景色の中じゃ美味しいお酒になるわ

私も今日は昨夜のリナと同様23:25ギョレメ発、アンタルヤ行きの夜行バスに乗る

それまでホステルのバルコニーで時間を潰す

昼間はめちゃくちゃ暑いのに夜はジャケットを着ないと寒すぎるほど冷えこむ

ギョレメではハイキングや大地の地形を楽しんだ

アンタルヤからはビーチアクティビティ

思う存分海を楽しむぞ！！

おわり