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短調の曲が好きだ
洋楽でも、邦楽でも、短調の曲が好きだ。
音楽は、歌詞ではなく、メロディを聴いてしまう。
この曲、リピートしよう。
そう思う曲は、短調が多い。
なぜか。
理由はわからないけど、悲しい曲調が私の心になぜか響くのだ。
私の中に、哀しさがなくても。
私は昔から、なにかの主人公になって生きることが好きだ。
兄弟がいなかったからか、小さい時から一人10役くらいの人形ごっこをしていたし、あらゆる役回りを一人で担って遊んでいた。
人形一つ一つに感情移入をして、物語を展開。
悲しいストーリーの日もあれば、明るい日もあった。
悲劇のヒロインは、なぜか楽しい。
そのキャラをすごく愛おしく思える。
きっと、私が短調を好きなのは、ここが原点なのではないだろうか。
私も日々を必死に生きているし、彼ら彼女らも、それはまたとっても必死に生きている。
その姿に共感し、自分を勝手に重ねているのかもしれない。
そして、短調のメロディにも。
歌詞がどんなことを歌っているかよりも、メロディからストーリーを想像する方が、私には自然なこと。
ちょっぴり不思議だけど。