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Like Tears in Rain -1st EP- Releaseにまつわる話など

どうも、おはこんにちばんわ。夏川です。
前回の投稿からすっかり日にちが空いてしまいましたね。
それもそのはず、年度末に年度始めと仕事に忙殺される日々でした。超勤時間は過去最高を記録(超勤だけで手取りの2/3を更新するレベル)でした。
なおこの忙殺は来月まで続く模様なので、GWは8連休を頂くよう上席にお願いしました。。。

そんな下らない話はさておき本題へ。

Like Tears in Rain -1st EP-をようやくリリース!

ついにリリース出来ました!初の音源!

https://liketearsinrain.bandcamp.com/album/like-tears-in-rain-1st-ep

こちらからNYP(悪い言い方をすると無料)でDLできます。減るもんじゃないのでどんどん聴いてあげてください。腹を痛めて産んだ可愛い子たちです。

また上の動画は僕が深夜3時までフリーソフトで夜なべして作ったTeaserです。最後の方で何故が乱れがありますが、気にせず見てやってくれると幸いです(👍評価をくれるともっと喜びます)。

はてさて今回弊バンドLike Tears in Rainの初となる音源「-1st EP-」ですが、拙文ながらもこれらの楽曲の経緯等を書かせていただければと思い、筆を取った次第です。

ちなみにTrack数は3曲で
1. Doomsday, And to the end of the line
2. Dawn of Ash
3. Daydream
となってとります。
全部頭文字Dじゃねーか。ドリフトしながらパラパラでも流れるんか?
いいえ叙情系HC/メタルコアが流れます。イニDファンの方、申し訳ありません。

1. Doomsday, And to the end of the line

Original:Shotaro
Mix:Masaki
Mastering:Masaki

記念すべきLike Tears in Rain(長いので以後LTiRとする)初音源の1st trackを飾る1曲です。

当初はEPを作成するにあたり、「インスト曲はKEN氏(Zeminence/Galga Falmul etc.)に依頼するか」と考えていたのですが、メンバーであるShotaroさんがある時ふとこの原曲を思いつき、それをMasakiくんがアレンジ、Mix, Masteringを行い完成した1曲です。

レトロな映写機を回す音から始まり、音数の少ないピアノからのストリングス。更にそこからバンドサウンドを交え壮大に盛り上がる展開はメンバーながらに「良いな、コレ…」と感じた思い出があります。

本当は歌詞のないスクリームを挟む予定でしたが、妖怪「進捗どうですか」のせいであえなくご破算に。ですがあえてインストのままでもいいかな…とリリースを終えてから感じている次第です。

2. Dawn of Ash

Original:Natsukawa
Mix:Shotaro
Mastering:Shotaro
Lyrics:Natsukawa

インストである1曲目に続く2曲目は僕が原曲を書いた、疾走感のある曲になっております。

この曲、確か3~4年前に別の知人と「インターネットバンドマンになろう」という話になり書いた曲だったんですが、当然の如くプロジェクトは自然消滅。そして僕がLTiRに加入した際「そういえばこんな曲作ってたな…」と投げてみたところ意外と高評価を貰い本格的に制作が始まった、という経緯があります。

何気LTiRが叙情系/エモ路線になったのもこの子がキッカケだったと思います(というかバンド初のデモがこれだった)。大昔に作った曲を丸投げした結果バンドの音楽性を決めてしまった点については本当に申し訳ない。

なお原曲はレギュラーチューニング&Breakdown of Sanityの影響を多大に受けた単音リフ主体の曲でしたが、アレンジの過程でチューニングはドロップG#まで落ち、単音リフはかなり削がれて今の形に落ち着きました。
テンポも当初はBPM195でしたが、完成時は確か178程度まで落ちていたと思います。

原案が自分なので当たり前っちゃ当たり前ですが、個人的に今作品で1番悔しいと言いますか、「やりなおしてぇ…」と感じている曲です。

自分で作って自分で歌詞書いといて言うのもなんですが、この曲のボーカル、かなり難しいです。
自分の技量にあったボーカルを作ろう、俺。

またこの曲を通してメンバー間のリズムの取り方の違いやクリーンVo.の難しさ、リリックの言葉選びなど、個人的には様々な課題が見えてきた作品だと思っています。 

どこぞのDIR EN GREYさんじゃないですが、いつか再録したいな…いや絶対してやる、と考えています。メンバーには再度地獄を見てもらうことになりますが、どうかよろしくお願いします…🙇‍♂️

3. Daydream

Original:Masaki
Mix:Shotaro
Mastering:Shotaro
Lyrics:Natsukawa

-1st EP-の最後を飾る1曲で、先発のDawn of Ashよりも早く、一番最初に完成したのがこの曲になります。2ヶ月前に公開したCMにはこの曲の前奏を使用しています。

個人的に1番気に入ってる作品です。

メタルコアというよりは叙情系HCだと思っています。なので日本語歌詞を混ぜたり、envyやhihaのような語りを入れたりして曲の持つ叙情感、浮遊感を演出するようにしました。

メンバーも知らない裏話をすると、当初この曲は全編英語歌詞にするつもりで、当初考えていたボーカルラインも現在のものとは全く異なっていました。

しかし途中で「何かしっくりこない」という理由から歌詞を全破棄、再度書き直しを行ってます。その割には歌詞の完成が早かった(と思う)ので、恐らくメンバーがこの箇所を読んだ際は「…マジ?」となると思います。マジです。

曲も歌詞も1番スムーズに完成した気がするこの曲ですが、MixとMasteringで膨大な時間を費やした曲でもあります。何せバンド初の曲&全編セルフプロデュースの始まりでもあったので、Rec.が終わってからの試行錯誤が占めるウェイトは大きかったです。

何度も試作しては意見を言い合い修正してはまた意見を言い合い…を延々と繰り返してました。

その結果、僕自身1番気に入ってる作品に仕上がったのかな、と思っています。
無論他の2曲も気に入っています。

曲に関してはこんな感じですかね。

正直僕はDTMに精通しておらず、MixやMasteringに関してはShotaroさんとMasakiくんに任せていました。書きたいこと書いて歌いたいように歌ってるだけなのに嫌な顔一つせずとことん付き合ってくれた2人には感謝の言葉しか出てきません。

最後に(謝辞と今後の抱負)

前回書いた「バンド組みました!EP出します!」的な内容の記事でも少し触れましたが、約4年振りにバンドの世界に戻り、約5年振りに音源を発信することが出来ました。

上述のとおり僕はDTMに関する知識が著しく欠落してる、所謂「バンドメンバー全パート募集!当方ボーカル!作曲経験なし!」的なクソザコナメクジポジションですが、そんな僕の意見も取り入れながら共に活動してくれるメンバーには感謝の言葉しかありません。このセリフ2回目ですが今後も言い続けると思います。というか言い続けます。

また僕がLTiRに加入するキッカケを作ってくれた、学生時代からの友人である明日くん(Twitter: @ASVKVN)にも同様に感謝してもしきれません。
※Galundo Tenvulanceの新譜楽しみにしてます。

社会人になってから音楽を再開するキッカケも一からセルフプロデュースをする気力もなく「このまま職場の一発芸で笑いをとる程度で終わるんだろうな俺のスクリーム…」と半ば諦めかけていたので、本当に貴重なご縁をいただけました。

まだまだ産声を上げたばかりのLTiR、拙い面の方が多いですが、「バンド内の空気の良さ」に関しては国内トップクラスを誇るんじゃないかと思ってます。良すぎるあまり一周回って不安になるレベルです。いや不安になるなよ。

また、突然現れた無名のバンドにも関わらず、多くのレスポンスをいただき、驚きと嬉しさと恐怖心が犇めく今日この頃です。YouTubeでの高評価やTwitter等で感想をくれた皆様、ありがとうございます。
特にボーカル、スクリームを褒めてくれたみんな大好き。愛してる。

全ては拾いきれていないかもしれませんが、この2日間、可能な限りTwitterを確認してはニヤけています。オタクですね。

今後は「空気の良さ」以外の面でも成長した作品を提供できるよう、メンバー一丸となって活動に励むつもりですので、応援の程よろしくお願いします。

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