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パレオ食の概要

今回は私が実践しているパレオ食についてお話ししたいと思います。元々記事を書く予定はなかったんですが、情報をインプットし続けているうちに、アウトプットもしたくなったのでw
今回はパレオ食の概要について。私は専門家ではないので、詳しい情報は本やインターネットで収集することをおすすめしますm(_ _m)

パレオ食って何?

「パレオ食」で検索すると、「パレオダイエット」というワードが画面に並ぶかと思います。個人的には「〇〇ダイエット」という響きが苦手なのと、「ダイエット」と表記すると誤解を招きそうなので「パレオ食」と呼んでます。

それで結局パレオ食って何なの?という話ですが、旧石器時代の食生活を真似る食事法です。農耕が始まる前までに人類が食べてきた食事を実践してみよう、というやつですね。そのため、日本語だと「原始人食」と呼ばれることもあります。

農耕が始まる前というと、約260万年前から約1万年前まで。そんな昔の食生活なんて正確にはわからないので、パレオ食では現代の狩猟採集民の食事を参考にしているそうです。

ではなぜパレオ食が推奨されているか。簡単に言うと現代病の予防目的です。狩猟採集民族は、肥満・高血圧・糖尿病などには一切縁がないんだとか。人間の体はまだまだ現代的な食事に適応できていないので、元々人類が実践していた食事法をとって健康になろうというお話です。

具体的な食事方法

パレオ食では、狩猟採集民族が食べていないもの、旧石器時代には存在しなかったであろうものを控える食生活をします。具体的に<控えるもの><食べていいもの>は下記のとおり。


控える食品

推奨する食品

控える食品として並んでいるものは、腸内が荒れて穴が開く「リーキーガット症候群」の原因になるそうです。制限が多くてけっこう大変なので、治療目的の人やアスリートでない限りは8割方守れればいいよって本には書いてありました。

細かい注意事項

厳密に言うとお肉は穀物で育った動物ではなく、牧草で育った動物の肉(グラスフェッド)が良いらしいです。が、そこにこだわると食費がかかって仕方ないので、加工肉さえ避ければスーパーに売ってるお肉で問題ないと解釈しました。

食事の調味料に関しては「無し」がベスト(素材の味を楽しむ)ですが、塩、醤油、みりん、味噌、黒砂糖、はちみつあたりはOK。塩はなるべく岩塩を使用し、醤油や味噌・みりんは加工度が高いものは避けるなど細かいルールがあります。
味つけが濃くなっては本末転倒なので、調味料は最小限に。代わりにハーブやスパイスなどを使って風味をつけるのが推奨されています。

私はこれを機に岩塩やハーブ、スパイスをいくつか購入しました。今までは「オシャレな料理に使うものでしょ」って思ってましたが、「シンプルな料理を引き立たせるものでもあるんだな」と考え方が変わりました。
醤油やみりんは「塩だと心許ないな」という時にほんの少量だけ。味噌は家にあるのがインスタント味噌汁用だったので使わず。黒砂糖やはちみつも家になかったし、あえて買うこともしませんでした。甘味はフルーツでとればいいやと。

アレルギー持ちが注意すべきこと

ちなみにナス科の野菜については、情報源によってNGとしているものもあればOKとしているものもありました。リーキーガットの原因になる毒性があるけど栄養も豊富、というグレーゾーンなポジションですね。最終的には「健康な人はむしろ食べた方がいいけど、アレルギー持ちなら避けた方がいい」というところで納得しました。

と言うのも私、パレオ食を初めて数日はトマトを普通に食べまくってたんですね。ナス科野菜がグレーだと知る前に業務スーパーで大量のミニトマトを買っていたので、1日に10個とか20個とか(笑)
元々ミニトマト好きだし、食べて不調を感じたことも特になかったので、問題ないだろうと思ってました。
だけどある日、ちょっと異変を感じました。ミニトマトの汁が刺激になって、喉が痒いな…という感覚です。しばらくイガイガが続いて、「もしや風邪!?」とも思ったのですが、翌日には収まったのでやっぱりミニトマトが原因だったと思われます。体が痒くなったり、吹き出物ができたりといった不調もありました。
私は重度のアレルギー体質ではないのでおそらく小量なら大丈夫ですが、連日たくさん食べていたのが良くなかったんだと思います。ナス科に限らずとも、頻繁に食べることでアレルギーが発症してしまうケースがあるので、「毎日同じものを食べる」のは避けた方がいいそう。

他にアレルギー体質の人が注意した方がいいのはですね。パレオ式では優良食材の1つなんですが、いかんせんアレルギーになりやすい食材でもあるので。まあでもパレオ自体はアレルギー治療目的の食事法ではないので、そこまで気にしなくていいかなと思ってます。もしアレルギーを緩和させる目的でやるなら、パレオよりも少し厳しいAIP【Autoimmune Protocol (自己免疫 プロトコール)】という食事療法を試すのが良いかと。

まとめ

・パレオ食は狩猟採集民の食事を真似た、健康を目指す食事法!
・食事法は「控えた方がいい食材」を8割避けるというシンプルなもの
・肉、魚、野菜、果物を食べよう
・調味料は最低限に抑える
・ナス科の野菜は要注意


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