思ってるよりも
一週間前に東京と静岡に旅行に行って帰ってきたら眉間がひどくかぶれたので、何か良くない物に触ったかと思って念のため皮膚科で診てもらったところ、
「帯状疱疹」と診断された。
帯状疱疹とは、子どもの頃に水ぼうそうになって治ってもウイルスは体内にそのままいて、普段は免疫によって抑えられてるが加齢や疲労により免疫が落ちることにより再びウイルスが活動し発症するものらしい。
まだ27歳なので原因は疲労によるものだろう。
それくらいここ最近はちょっと連勤がたたってキツかった。
朝5時に起きて、22時くらいに帰ってきて寝落ちして1時半から風呂に入って寝てまた5時に起きるをだいたい14連勤。そこから東京と静岡に二泊三日の弾丸旅行に行ってしまったので、それはさすがに疲れるやろうと。
自分の仕事以外にも、あれやこれや引き受けたり、欠員の対応で朝早い現場の埋め合わせをしたりしてたらいつの間にか休みがなくなっていた。
確かに激務ではあるが会社のせいにはしたくない。
自分がコントロールできないような仕方ない場面が多かったし、こたつで寝落ちせず早くベッドでちゃんと寝てれば幾分体力もマシだったろう。
自分でも疲れてはいるけどまぁ大丈夫やろと思っていたが、けっこうたちの悪い病気を発症してしまったのでさすがに上司に報告した。
若いメンバーの意見が欲しいという軽い理由だけで召集されたあまり関係のないプロジェクトの会議もさすがにこのペースで働き続けると元々の業務に支障が出る恐れがあったのでメンバーから外してもらった。だいたいの仕事は文句も言わず引き受けてきたが、断ったのは初めてだったかもしれない。
何度も言うが会社が悪いわけではない。めちゃくちゃ弱音も吐けて相談できる上司もいるし、帯状疱疹のことを報告したらすぐ理解してくれたし自分がどれだけ頑張ってるかもちゃんと認めてくれている。
自分が、この仕事は今のうちに片付けておきたいというエゴで休みの日もちょっとだけ作業したりしてたのが悪かったのだ。
幸い軽い症状で良かったが酷ければ長期間休養にもなりかねない病気なので、思ってるよりも身体が限界だったのだろう。自分はまだいける。まだ若いから大丈夫。と思い込んでいたが身体だけは正直だったようだ。
まずは、薬を飲んで早く治す。
そしてちゃんと休む。休める時に休む。
断れるものは断っていく。
そうやってだましだましじゃなくてちゃんと自分と向き合っていこう。