サンタバーバラの美しい裁判所
こんにちは。カリフォルニアよりnatsualohaです。
今回はアメリカのリビエラと呼ばれているカリフォルニア州サンタバーバラについて少しご紹介いたします。
サンタバーバラはLAから車で1.2時間くらい北上した辺り、サンフランシスコからは少し離れて6.7時間くらい南下した辺りある西海岸の港町です。少し時間はかかりますが西海岸もAmtrakのコーストラインが走っておりサンタバーバラのダウンタウンに停車駅もあるので、LAやSFはもちろん、サンディエゴやシアトルからでも電車でも足を伸ばせる観光地です。
サンタバーバラは1822年までスペイン領でしたが、その後メキシコ領となり1846年のアメリカ・メキシコ戦争によりアメリカ領となりました。もともとスペイン領だったため、いまでもその名残の雰囲気のまま海と山に囲まれたオレンジの瓦屋根の街並みは受け継がれ、まるで映画の世界のような街並みです。
こちらはアメリカで最も美しいと呼ばれているサンタバーバラ州の裁判所「Santa Barbara Courthouse」からの眺めです。今でも実際に使われている裁判所ですが、館内や街一帯が望める時計台は自由に見学することができます。(無料ですがもし感動したら入口の窓口にチップを是非)
↓こちらは時計台外観
↓館内はとても静粛な空気が流れており、教会を歩いているようです
↓至る所がタイルで施されておりランプなどの調度品も素敵
↓実際裁判の行われる法廷。歴史が壁に描かれているこの法廷内は裁判がない日は解放されています。まるで宮殿。
周辺は弁護士オフィスも沢山あるので、館内や周辺ではSuits(アメリカで人気のドラマ)に出てくるような颯爽と歩く弁護士も多く見かけることができます。
中に抜けると広々とした中庭があり、結婚式や町主催の様々なフリーイベントが開催されます。(この日はスパニッシュフェスティバルだったので、大きな旗が掲げられていました)
こんなに広々とした優雅な裁判所ですが、なんとダウンタウンの中心にあります。最初の映像をみていただくとわかるのですが、この裁判所だけでなく街一帯がスパニッシュコロニアルで統一されており、高層ビルや高層コンドもダウンダウンにはありません。
これは1925年サンタバーバラが大地震で大きな被害を受け、街の復興を余儀なくされた際に建造物一体をスパニッシュコロニアルスタイルで統一すると決定されたことから今に至っているそうです。
↓ダウンタウンの映画館
↓レンタサイクルでのんびり街並み散策
↓海の近くのホテル『Hotel Californian』(注:イーグルスのホテルカリフォルニアじゃないですよ笑)
↓パブリックパーキングですらこんなに素敵です
と、このように街がスパニッシュコロニアル調で統一されています。このサンタバーバラはとても小さい街ですがとにかく見所満載です。海と山に恵まれた港町なので有名な桟橋やハーバーもあり美味しい雲丹も有名です、そしてワイン(とくにピノ)の産地としても有名で街のいたるとことにワイナリーのテイスティングのお店もあります。また、街にはアートが点在しておりとにかく車いらずでも楽しめることが沢山あります。
この魅力の街サンタバーバラ。皆さんに目で楽しんでもらえるよう、ちょこちょことお伝えしていこうかなと思います。
本日もお読みいただきましてありがとうございました!
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