Everything is going to be OK
こんにちは。Californiaよりnatsualohaです。カリフォルニアの真ん中くらいの港町に住んでいます。
こちらはロックダウンが始まってまもなく1ヶ月。状況は様々なニュースで取り上げられている通り、私たちの地域でも同様、ロックダウン当初から図書館、美術館はじめ通常の店舗、そして殆どの飲食店が閉まったままの状態です。働けないのも辛いですが、一方でこのリスクの中働いてくださっている、医療関係の方、国家、地方公務員の方、スーパー、薬局など店舗を開けてくださっているお店の方、配達員の方、ホームレスとなってしまった方への援助など続けている団体の方などなど。。。まだまだいらっしゃいますがそういった状況下で働いていただいてる方に本当に頭が下がる思いです。街でもそういった方達にThank you so muchと声をかける姿も多く見受けられます。
私たち利用者側もマスク(またはスカーフを巻き)、手にはゴム手袋を着けて買い物。手洗いはもちろん、買ったものや郵便物などへの消毒など、以前の生活だったら、これやりすぎ?!と思われるような事も日常事となりました。皆がソーシャルディスタンスを守り、互いに迷惑がかからないよう落ち着いて行動できているように思います。
↓スタバはオンラインオーダーでのピックアップのみ再開しました。店内には入れないようになっているので外にソーシャルディスタンスの立ち位置マークが。散歩中に見つけちょっとほっこりしました。
そして、先日14日(米国)、カリフォルニア州のニューサム知事のライブ会見があり、外出制限の解除時期を6つの指針を共に判断するというアナウンスがありました。
カリフォルニア州もロックダウンの効果が徐々に現れているのか、日々の新規入院患者数が減っているようです。今回は今後の見通しをどのように立てるかについての発言でしたが、いつどのように外出制限の解除、経済活動の再開がされるのかという正式なアナウンスがされたわけではありません。(このまま入院患者数が減っていく状況が続き、以上の指針でOKと判断されれるのならば5月中旬くらい??との噂もありますが)、どちらにしても少し先の事になりそうです。もちろんすぐに一気に戻すことなどなく慎重に再開されていくと思いますが、気を緩めることなく、逆に更に気をつけて行動していくことが重要となりそうです。
ここ数日行われている州知事の会見を見ていると、私自身、英語も全部わかるわけではないし政治も詳しくないけれど、今回のコロナウイルスでの情勢悪化という一刻を争う有事において慎重かつ迅速に対策や補償制度などの判断をされ、そしてそれを堂々と発言される姿勢には州知事としてとても信頼感がおけるリーダーシップ素晴らしいな。というのが個人的な率直な感想です。
ここに記録としてカリフォルニア州の大まかなタイムラインをまとめてみました。
<ざっくりカリフォルニアのタイムライン>
2月下旬:お隣のワシントン州でアメリカ初のコロナウイルス感染者の死亡が確認され、その後カリフォルニア州において初めて感染経路不明の「市中感染」が確認されました。サンフランシスコ沖に停泊中の客船グランドプリンセスの乗客からも感染者が出たというニュースもこの頃かと思います。
3月4日:カリフォルニア州でもコロナによる死亡者が出てしまいました。それを受けカリフォルニア州はアメリカ国内でも先駆けて「カリフォルニア州非常事態宣言」を発令しました。
3月16日:サンフランシスコなどのエリアでShelter-in-place Order(屋内退避)の指示。それに乗じて私たちのエリアも3月16日(月)から休校が決定されました。その時はまだ私たちの住む郡は感染者0人でした。今は感染者300人。。)
3月19日:外出禁止令 アメリカで一番人口が多い州として4000万人を抱えるカリフォルニア州は爆発的な感染拡大を懸念し、アメリカで1番最初に「州全体の不要不急の外出禁止令(California’s statewide shelter-in-place order)」が発令されました。
※4月15日:本日のデータを残しておきます(ソース:News Break:Official updates from WHO,NHC,CODC,ECDC)
この先もまだまだ長い道のりとなりそうですが、世界全体的に終息へ近づいていくことを心から願っています。
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昨日はとても良いお天気でした。自然のエネルギーはかなり上昇中です。
久しぶりにメインストリートを散歩しました。観光地ということもあり、本当に”がらん”としてしまった人影のないメインストリート。でも歩いていたら、閉店中のお店の窓に様々なメッセージが張り出されていることに気がつきました。とあるイタリアンレストランの窓には「Everything is going to be OK」 とレインボーと一緒にデザインされたメッセージが張り出されていました。他のお店の店主からも「We love you!!」とか「Don't worry ! We will be back soon!」など手書きで書かれたメッセージを目にしました。
そこで読んだ様々な店主からのメッセージを読んでいたら、色々な人の色々な想いを感じてなんともいえない感情になってしまいました。でも、この素敵なメッセージを素直に捉えたら、明るい未来を想像しながら生活し、そして、周りへの思いやりも忘れてはいけないなと改めて思うことができました。
Everything is going to be OK!!
日本の皆様、各国の皆様もどうぞご自愛くださませ。
Mahalo
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