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祈り 秩父編

こんにちは!

一昨日、秩父に行ってきました。

そのレポを、少し長くなりますが書いていこうと思います。なるべくフレッシュなうちに。

✴︎✴︎✴︎

まず、前日の夜まで行く場所がはっきり決まっていませんでした。

三峯神社から強くエネルギーを感じていたのですが(呼ばれるとかっていいますね)三峯は、場所自体が大きなエネルギースポットになっていて、奥深い山でもあるので(高い場所から低い場所へ)波及しているエネルギーがとても大きく、敏感な人はキャッチすることが多々あるかと思います。そんなわけで、三峯に本当に行かなくてはいけないのか、それともそのエネルギーをキャッチしてしまっているだけなのかを図りかねていたのです。

実は三峯は、4年ほど前、まだ私がスピリチュアルのスの字もないころ、なぜか赤ちゃんだった次男と3歳の長男を連れて行ったことがあるのです。

温泉目当てだったんだけど、正直あのズシッと来る力強いエネルギーは印象的でした。

そんなこともあって、前日までは三峯は行かなくてはいけないのだろうとぼんやり思っていて、アクセスなどを調べていたのですが、この時点で最終目的地が三峯ではないことは分かっていたのです。

なぜかというと、その少し前にビジョンを見せられていて。

それは祈りの場所のビジョンだったのですが、

◎山の山頂のような見晴らしの良い場所。そこから山々が龍脈のように見える。 
◎柔らかいエネルギー。
◎龍が眠っている場所?
◎神社などではなさそう。

というものだったので、三峯のエネルギーはよく覚えていて、それとは異なるものでした。

自分なりに調べた結果、両神山がなんとなく気になり、また、それにまつわる寺社仏閣でいくつか気になる場所があったので、そこも行かなくてはいけないか、、、とぐるぐる。。(それはどこも駅からわりと近かった)

元々1日でこの一連の流れが終了するとは思っていなくて、それこそ両神山は本格的な登山になるので、どこかで丸一日使わなくては登れない山。

つまり前日まで、とっかかりをどこにするか決めかねていたのです。

普通に考えれば、まず三峯に行けば間違いない気がするけど、なぜか決めかねる。

一体なんなんだろう。

そこでふと、

あ、三峯と繋がって聞いてみればいいんだ

と気づき(いつものごとく気づきが遅い←)

一旦まっさらにして、三峯とコンタクトを。

そしてここから、一気に事が進んでいきます。

三峯からのメッセージは、

わたしの対(つい)になるエネルギーの場所へ。

というもの。シンプルー。笑

でもむずかしいよ。泣

落ち着いて考えると、三峯のエネルギーは

男性性。

現実化の力。目に見えるもの。宇宙との繋がり。物事を実際に目に見える形で進めていく力、、、。

黒っぽいうねるような力強い龍。

三峯神社が関東のパワースポットとして注目されているのは、おそらく実際に現実を動かしていく力が強いから。そこへ参拝した人の現実が動くから、皆そこへ行きたいと思うのかな、と思います。

対になるエネルギーとは

女性性。

0(ゼロ)。目には見えないもの。制限、境目のない世界。生み出し育む。地球との繋がり。ただ、在る。

↑今まだ、人間はここが圧倒的に足りない。転換期ではあると思う。

※文中の女性性、男性性は、女性、男性ではありませんよ。女性にも男性にも、どちらもあります。女性性の強い男性もいるし、男性性の強い女性もいます。(私や←)

女性性、、、

その時、ふとよぎったのが

あ、、そういえば秩父三社と呼ばれている三つの神社。

三峯神社と秩父神社は調べていたけど、もうひとつを調べていない、、

と思い至ったのです。

そして、その残ったひとつこそ、今回行くべき場所でした。

それが、宝登山神社

(ほどさん)と読みます。

ホド→ホト(女性器の別称)

祀られている神様のうち、火の神である火産霊神は神話の中で、生まれる時にイザナミの女性器に大やけどをおわせたという話も。

ここだ。

とすぐにわかりました。

そしてとても有名な神社ではありますが、少しエネルギーの循環が滞っている感じがしたのです。

その夜、不思議な夢を見ました。

それは、日本列島が巨大な龍になっている夢。

そして、秩父も含む関東がうっすらサインのように光っている。

そこはまさに、母親が胎児を育てる場所。

目を覚ますとまだ夜明け前で、ぼんやりと夢の余韻に浸っていました。

(今調べてみて知ったのだけど、日本が龍の形というのは、わりとスピリチュアル界では有名な話なんですね。この世界のことを知らなすぎるな。←)

よし、宝登山だ。

目的地が、はっきりと決まりました。

***


さて。当日。

西武秩父までの道のりは特急列車で。

途中、秩父の山々にさしかかった時、ぐっと身体に負荷がかかり、今回は思った以上に身体に来るのかな・・・と身構えたんですが、それはまったくの逆だったと後になってわかります。

西武秩父から少し歩き、ローカルな秩父鉄道で長瀞へ。

(御花畑駅ってかわいいよね♡)

宝登山神社は、長瀞駅からアクセスが良い&参道におしゃれでかわいいカフェやおいしそうなお蕎麦屋さんがぽつぽつあるので食べ歩きもおすすめです。(私は安定の食べられなかったけど。上からの食事制限つら。泣)

参道入り口も本殿入り口も真っ白な鳥居でかわいい♡


本殿には様々な神様が祀られているのですが、土地自体どこか元気がない・・・。

ぐるりと回ると、本殿横の奥の方にあるご神水が枯れかけていました。

しっかりとご挨拶をし、本殿を出て、ロープウェイであがれる山頂の奥の宮へ向かいました。

そう、ここが今回の目的地でした。


(山頂へ向かうロープウェイへの道)


ロープウェイを降り、少し歩き山頂へ。


山頂で奥の宮に手を合わせると、

その火は内なるもの
命を慈しむものたち

というメッセージ。

ずっとそこにあるもの。
境目のない世界。
地球。マザーアース。
母なるもの。
ハレとケ。三峯はハレ。宝登はケ。

まず内なるものがあり、そこから形づくっていく。
内なるものが欠けると、形のみを重視する。
目に見えるものを追求し、境界線をつくる。

・・・・・・・。

この場所に力が足りないことは、まるでここ数千年の地球、人間のよう。

過渡期。
祈り。
内が満ちて、形になる。

・・・・・・・。

戻ってくる千古のエネルギー。
古の龍たち。
内なる火。


(奥の宮の横からの景色)

見せられていたビジョンと重なります。

山頂をぐるりと歩き、もうひとつ、あるはずの場所を探します。

ほどなくして、その場所を見つけました。

そこは奥の宮に向かって右奥のあたりに位置するぽっかりと開けた場所。

周辺の木が真っ直ぐに伸びている中、その周りだけ、うねうねと脈打った登り龍のような木に囲まれた場所。

(持参した石を置いて)

ここで、祈りを捧げました。

そして一瞬感じたほんのりオレンジがかった白い龍。

ここには、さらに多くの祈りが必要だと感じました。

みなさん、もし三峯神社を目当てに秩父に行かれる際は、お時間が許すのであればぜひ宝登山神社にも足を運んでみてください。山頂の奥の宮へ。


この後、本当に心温まる出会いがありました。

※秩父が、関東が、祈りの最重要な地点ということではなく、日本中にこのように祈りが必要な場所があると感じます。

今回は、私の場合秩父でした。(これは地球や宇宙への祈りであると同時に、個人のルーツやカルマとも関係していたりするのです)


***


自分なりの祈りを終え、ほっと一息。

肩の力が抜け、奥の宮のすぐ隣にある小さな山小屋のような場所に吸い寄せられるように歩いていきました。

そこには小さな焚火が。

内なる火。
火を絶やさないこと。

気付くと隣にニコニコとかわいらしいご婦人が。


「まだ冷えるね。あったまっていきな。ここは火の神様だから。」

「ありがとうございます。・・・ここはいつも火を焚いているんですか?」

「そうよ。焼き芋焼いたりね。夏はキャンプファイヤーみたいね。ところてん食べたりね。」

「そうですか。あったかいですね。ほっとする。

ずっとこちらを守っていらっしゃるんですか?」

「ええ、もう何十年と。私九十ですよ?」(み・・・みえない・・・お元気すぎる・・・)


売店の中には雰囲気の良く似た方がいて、娘さんだそう。

親子で、これからもずっとこの土地を守っていくんだなあ。

「うたうのよ。」

「え?」

「私うたうの。」

「そうなんですね。ぜひ聞かせてください。」

そういうと、にっこりと笑ってそれはそれは素敵な声で手拍子と東京音頭(の替え歌。笑)を歌ってくださいました。

すると、遠くからまた違うご婦人がやってきて、

「やっぱり!失礼ですが、おかあさん30年前ここの小屋の中で三味線ひいて歌っていませんでした?
私30年ぶりにここへきてね。そのことだけ、鮮明に覚えているんですよ。一緒に来た方はもうみんなあちら(上)へ行ってしまってね。
まさか、まだいらっしゃるなんて・・・。」

「今もひきますよ。」

にこにこと答えるおかあさん。

そしてもう一度三人で、手拍子をうって歌を歌いました。

するとその場にいた方もちらほらと集まって、焚火にあたったり甘酒を飲んだり。

私はなんだか胸がいっぱいになりました。

これが、今日用意されていた「祈り」だったんだなあ、とすら思いました。

毎日毎日、この山に登り、火を灯し、歌を歌い、神を祭る。

暑い日も、寒い日も、その場でのご縁をあたたかに受け入れながら。

それは決して派手な見栄えのするものではないし、むしろ淡々とした柔らかな日常だと思う。

この場所を守るのは女性。

生み出し、育み、命を尊む。

どこまでも境界線のない世界。

私の中での祈りへの問いに、ひとつ小さく答えをくれるような出来事でした。

(でも「テレビが結構くるのよ!スギちゃん来たの!」とはしゃいでいらしたので、映えもお好き。笑)


最後に、「これからもお元気でいらしてくださいね」と言うと、おかあさんが返してくれた深くてあったかい言葉。


「ええ。生きるまでは生かされますよ。」


これにて、今回の秩父旅レポはおしまいです。

また秩父には行くと思いますが、皆さんにお伝えすることがあったらまた書きますね!

最後まで読んでいただいてありがとうございました♡


帰りに阿佐美冷蔵さんで天然のかき氷!

「お水」ならおいしく食べられた~~~!!!

ありがたや♡

ではまた♡♡


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