術後翌日:入院4日目(顎変形症)

手術翌日  

術後の夜は少し寝ては起きて吸引して身体ちょっと動かしてまた寝て、持続点滴の輸液ポンプのアラーム音や看護師さんが点滴更新しに来たりする気配でまた目が覚めてまたちょっと寝て、起きて吸引して身体ちょっと動かしてまた寝て…の繰り返しでした。

術後についてはいろんな人のブログを読んだりしてイメージできてたし、ある程度覚悟ができてたので、そんなに辛くはなかったです。
ただ起きる度に「今何時やろ?早く朝になってくれ〜」って思ってました。


そして!待ちに待った朝!
まずドレーン抜去
朝一、先生が来てくれて、ドレーンが抜けちゃわないように縫い付けてた糸をパチパチと切り、ドレーンを抜いてくれました。
抜ける時、痛くはないけどめちゃくちゃ気持ち悪くて「ぬぃ〜〜!!」って感じでした。
抜けたドレーンを見て予想以上にチューブが長くて「いやぁ〜そんなに入ってたん!?」とビックリしました。
抜去部から出血もなくめでたしめでたし。

その後ようやくバルーンカテーテル抜去
日勤担当看護師さんが来てくれてモニター撤去し、バルーンカテーテルの固定テープを剥がして抜いてくれました。
これまた抜く時めちゃめちゃ気持ち悪くて「いっ!」って感じでした。
抜けた後の爽快感たるや!!


点滴以外の不要なチューブ類が全てなくなり、看護師さんに手伝ってもらいながらパジャマにお着替え。
たぶんねぇ、この時に本当なら身体拭いてくれるはずなんだよねぇ〜。
けど拭かずに着替えるのみ。
「まぁいっか。後で自分で拭いとこ。」と思いつつ、更衣後そのまま第一歩行へ。
まず座ってみる。
次に歩くとこまで見届けてくれるのかと思ったら
看護師さん「気分悪くないですか?歩けそうですか?」と確認だけして去って行きました…。
「テキトーだな、おい」
と思いつつ、点滴支柱台を押しながらトイレへ。
無事に第一排尿確認。
「尿閉ならなくて良かった〜」と一安心。

トイレで鏡を見てパンパンに腫れ上がった顔を見て1人笑っちゃいました。


そして朝ごはん。
翌日から早速流動食が始まります。
流動食と言ってもアイソカル(100mlで200kcalある栄養補助食品)1パックとヨーグルトとお味噌汁の汁だけ。
お腹空いてるから全部早く食べたいところですが…なんせ口周りの感覚が無い!上唇が動かない!口が開かない!
って感じで大変でした。
上唇が動かせないのでストローが吸えません。アイソカルはストローを口に入れてパックをチューっと押しながら飲みました。
ヨーグルトは小さいスプーンで食べたけど唇と歯が邪魔して舌の上になかなか乗らず食べこぼしまくり。
コップなんて使ったもんなら全部だだ溢しなのでお水は吸い飲み(らく飲み?)で飲んでました。
お味噌汁はスプーンで飲んでました。


ひと段落したら看護師さんが来てフェイシャルバンドの巻き方、鼻テープの固定方法の指導
看護師さんがたぶん若くて指導の仕方がなんかビミョーでした。
入院翌日に同室患者さんが同じように指導してもらってたのを盗み聞きしてたけど、もっと注意点とか色々教えてくれてたぞ?
盗み聞きしてて良かった。

術後翌日からは1日20回のうがいです。
うがい用アズノール液を使ってひたすらうがい。時々血痰が混じってました。
術後の疲れもあって、日中も寝て起きて寝て起きてって感じでした。
寝て起きて吸引してうがいして寝て起きて吸引してうがいして時々顔を冷やしてる保冷剤を交換してもらって…の繰り返し。

本来なら手術翌日から総室に移動なんですが部屋が空いてないということでしばらくHCUにいました。HCUといってもナースステーションに近い所にあるだけの個室。
ラッキー!って感じでした。

お昼ご飯も同じようにアイソカルとプリンと美味しくない卵スープ。卵スープは残しました。


お昼過ぎになったら両親が面会に来てくれました。
腫れてパンパンの私の顔を見て笑う父。
しんどくないか?痛くないか?なんか飲む?と質問攻めの母。
その後2人して私の病室でコーヒー飲んでケーキ食べてくつろいでました。
私は術後体力を早く回復させたい!と思って持参してたクリミール(これも高カロリー高タンパクの栄養補助食品)を溢しながら飲んでました。


夕方に両親帰宅。
その後も寝て起きてうがいしての繰り返し。

夜ご飯はアイソカルとゼリーと美味しくない茶碗蒸し。茶碗蒸しは残しました。

パジャマに着替える時に身体を拭いてもらえなかったので寝る前に持参の体拭きシートで全身拭きました。

22時消灯。
日中散々寝て起きてだったので夜も何度も目が覚めました。目が覚める度にうがいして、保冷剤が溶けてたら交換してもらって…って感じでした。

#歯科矯正 #顎変形症 #顎変形症手術 #入院

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