彼岸花という雅で不完全な花
彼岸花ってどんなイメージですか?
お墓に咲いている「不吉な花」というイメージがありますよね?
しかし、彼岸花って、実は素晴らしい華であることをご存じですか?
彼岸花は染色体が3本の「不完全」な華のため、種子で自然に繁殖することが出来ません。
だから、日本にある彼岸花の多くは、500年以上前からひとの手で意図的に植えられています。
彼岸花の球根には、アルカロイドという「毒」が含まれています。
「毒」は、「悪」ですか?
薬剤師である私がお教えします。
毒は必ずしも悪ではなく、
薬にもなりえます。
彼岸花の球根にあるアルカロイドという毒により、田畑やお墓のご遺体をモグラやネズミか
「守る」ことが出来るのです。
すべては、使い方次第、バランスです。
彼岸花の花言葉をご存じですか?
彼岸花の花言葉は実は不吉なものではありません。
むしろいい花言葉もあるんです!
花言葉は「情熱」「悲しい思い出」、独立、転生、「再会」。
全てが楽しいものではないけれど、
まるでひとの「人生」を表現しているかような花言葉を持っているんです。
悪くはないでしょ?
どうですか?
「知識」を授かることで、
「表舞台に相応しくない」というタブーが壊され、
地獄に咲く強く美しい花という
「新常識」が生まれませんか?
これって面白くないですか?!
わたしたちは知らず知らずの間に、
社会のイメージやルール、常識に縛られ、
自分で考える力を失っています。
表現が許されるのか許されないのかは、
人が違えば異なるし、時代や国、環境が変われば、表現の自由も変わってくるものなんです。
あなたの花はなんですか?
コメント欄でおしえてね💕︎
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