プロローグ
『………………………ハァ……』
『….っん……』
『………..あっ.…か……かあさん……….』
真夏の脱衣所。
したたる汗。
興奮は絶頂に達する。
蒸し蒸しした暑い夏。
この日は特に暑く、帰宅後すぐに脱衣所で汗だくの服を脱ぎ捨てた。そのときふと目にしてしまったのだ。
洗濯物の中にあった母の下着。
家には誰もいない。
私は興奮のままに母の下着を使って一人夢中になった。
(あぁぁ……..母さん………やっぱり母さんが大好きだ………..)
(ヤバイ……イキソッ…………)
『ん~~~~~、そういうのは良くないぞ?少年。』
『〇☆△◇・!?』
まさに絶頂を迎えようとしたその瞬間だった。驚きすぎて声にならない声が出る。
誰もいないと思ったのに見つかってしまった。。。。。
人生で最も絶望した瞬間。
しかし、これこそ止まっていた歯車が回りだす合図だった。。。。