クリスマスのチキンをもらったけど、なぜ、クリスマスにチキンなのだろう
「メリークリスマス!ローストチキンももらったし、残りのクリスマスの時間楽しんでね」と同期と先輩とわかれた仕事終わりです。
隣の店舗の精肉店がクリスマス用のチキンを販売しており、それのお残りをもらった1日です。
10時から出勤して、22時過ぎに退勤するこの生活も、2年目になっています。クリスマスがくると、あと一週間して2022年は終わるんだなと感じます。
クリスマスのチキンに話を戻しますが、なぜ、クリスマスといえばチキンなんだろう…と疑問になり調べてみました。
もとは、クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝うものでした。そのお祝いの席に料理として出されたのが、七面鳥をローストしたものだったそうです。ヨーロッパでは、豚や羊でしたが、アメリカに開拓するさいに、七面鳥がたくさんいたこと、丸ごとローストすれば、多くの人のお腹を満たすことができることが始まりだったそうです。その文化が、日本にやってきたのは、明治時代です。明治時代に伝わったのは七面鳥でしたが、日本では七面鳥はいなかったため、鶏になったそうです。
また、日本でのクリスマスにケンタッキーをフライドチキンを食べるは、1970年以降だそうです。その当時の外国の方が、「七面鳥がいないから、代わりにケンタッキーのフライドチキンを食べる」と言ったそうです。その言葉にケンタッキーの営業担当者が、クリスマスにケンタッキーのフライドチキンを食べようと世間に広めたきっかけの出来事です。
これらのことから、日本でクリスマスのチキンを食べる文化は明治以降から伝わってきたもので、フライドチキンを食べるのは1970年以降です。その文化が変わりなく現在まで続いているのは、多くの企業、そして店でローストチキンを販売してくれるからと気付きました。普段、食べることはなく、クリスマスという特別感をもらったローストチキンで楽しもうと思います。