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国創りFES 2023 感想戦

これが最後の一冊になるはずです。
最後なのでもう一度言います。せいかです。せーかです。

幸せだった

さて、ここまでの記録にて、私は散々この時はこんなことを思っていた、実はしんどかった、などと書いてきた。

でもここに、マイナスな意味があるわけじゃなくて。
楽しくなかったとか、行かなければよかったとか、そんなことは本当に1ミリも思っていない。

むしろ、周りにすすめたいとすら思っている。(すすめるような友達がいるかは聞かないでもらって)

しんどい思いしたのに何で?

それはいたって単純で。幸せだから。

私はいろんな人に「国創りどうだった?」って聞かれて、
「楽しかったかどうかはわからないけど、それよりも幸せだった」って答えた。

「せいか愛してるよ」って真っ直ぐに愛をぶつけてきてくれる仲間のいる空間。これほど幸せな空間はないだろうな、と思う。

もちろん前・中・後で書いてきたことに嘘偽りはなくて。
しんどかったし、消えたかったし、いなくなりたかったし、逃げたかった。
ぶつけてくれた愛が大きすぎて隠れたくもなった。

でもそれ以上に、暖かいものを受け取った。幸せだった。
幸せすぎて、今この瞬間に死んでしまいたいって思うくらいには。

生まれ変わり続ける

今回の国創りのテーマの1つ。「生まれ変わり続ける」。

皆のストーリーとかを見ていると、これを体現できた、とか。
生まれ変わり続けることを知った、とか。
純粋にすごいなって思った。

私はたぶん生まれ変われてなんかいない。
と自分で思う。私はだめな私のままだった。

でも、あなごんに言われた。
「頑張って乗り越えて最後まで国創りを過ごし切ったせいかは、絶対に国作り前のせいかとは違う、より素敵な人になってると思う!」

正直、え?って思った。目から鱗というか、そんな感じで。
そんなわけない、ってなった。

でも、それがあなごんの言葉なわけで。
私は私を信じていないけれど、あなごんのことは信じていて。

あなごんが言うならそうなんじゃない?なんて思えた。
最後まで過ごし切った、ただそれだけですごいことなんだって。
もしかしたら生まれ変われているのかもしれない、なんて烏滸がましくも思えてしまった。

ステージに立つ

LES WORLD LIVEで、数年ぶりに人前でステージに立ったような気がする。

中編にも書いた通り、私は人前に立つのが苦手だ。ただ、ダンス班だったから、立てた。ダンスのモードに入ってしまえば、誰かに届けってその一心で恐怖は消える。それでも、たぶん無意識だけど笑えてはいなかったと思う。

そんな私だからこそ、苦手って言いながらも挑戦してステージに立って歌っていた皆を見て、ある種の嫉妬みたいなものを抱いた。

私は演技も歌も好き。それでもダンス班を迷わず選んでいるのは、ダンスが好きだからでもあるけど、私からすれば逃げ。

ダンスに逃げている私を、鮮明に映し出されているような気になっていた。

今はまだ怖くて無理だけど。
いつか。いつの日か。オープンマイクに立ってみたいと私も思う。

過去と向き合う

この4日間、たくさんの人と話す機会があった。
でも、そのほとんどで私は私の心の壁を破れず、扉の外で話していた。

たぶん、唯一真剣に深いところまで話せたのは1日目のアルケミストの時。
家族との時間。あまり私自身扉を意識せずに話せていたと思う。

だからこそ、最終日、最後の家族の時間で「自分の過去って避けてしまいがちだけど、せいかは真剣に向き合えているのが強い」って言ってもらえた。

私が自分の過去と向き合えるようになったきっかけはSHOWTIMEで。
あの3日間と、そして「君の居場所」という曲のおかげで。

だから、私をSHOWTIME、そしてLES WORLDと出会わせてくれたすみれには感謝しかないです。本当にありがとう。

それから、「せいかこそが誰かの居場所になれる存在だと思う」って言ってくれたみゆ。
いつかLES WORLDという場でもらうだけじゃなくて恩返しできるような存在になりたいって言った私に「せいかの感じてきた痛みが本当に、君の居場所の歌の通り、誰かの温かい救いになっていくこと、知ってるよ」って言ってくれたふうこ。
いつかそうなれるように頑張るから、それまで、これからも、よろしくね。

最後に

本当に幸せで。私自身は遅刻してでも行ってよかったと思っている。
でも、とにかく迷惑かけまくりの4日間。私なんかいない方がよかったんだろうなって思ったことは計り知れず。
帰ってきてからも思っていた。

そんな私に「せいかも、国の一員で
大切なピースの一つやったね!」って言ってくれただいちさん。
だいちさんのその言葉で、心から行ってよかったって思える気がする。

こんな幸せな空間を作り出してくれたLES WORLDのだいちさん、かずさん、あなごん、本当にありがとう。
参加迷ってた私の手を引っ張ってくれたウネちゃん、ありがとう。
最初から最後まで心のどこかでずっと特別な存在でいてくれたえり、ありがとう。
何も話していないけどいるだけで安心させてくれた家族のかずさん、のぶ、ありがとう。

そして、迷惑かけてばかりの私と4日間一緒に過ごしてくれた皆、ありがとう。

こんな私でごめんね。

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