国創りFES 2023 前編
5/4~/7の4日間、国創りに参加してきました。
せいかです、せーかです。
物語書くために作ったアカウントだから名前ペンネでわかりづらくてごめんね、何度でも言います、せーかです。
国となる地に辿り着くまで
国創りに参加しようって最初に思ったのは昨年10月(11月?)のSHOWTIMEであなごんにこういうのやってるよって話を聞いて。
でも、リリースされてすぐ自分で申し込む勇気はなかった。何か、はもう覚えてないしいっぱいあるけど、何かが不安で申し込みのボタンを押せなかった。でも、RISEの後エアビ泊まった時に、はじめましてのウネちゃんに一緒に行こって背中押されて申し込んだ。それだけでよくやったと私は思う。
さて、時は飛んで当日。行く準備が整ったのは午前2時。家を出るのは5時前。寝るつもりはなくて、4時に最終準備を始めようと3:50にアラームを掛けた。
気が付いたら、6:56。夢だと思った。信じられなくて何度も携帯を見返したけど、事実は変わらない。外は明るい。本来なら新幹線に乗っているはずの時間に目が覚めた。絶望とはこのことだって涙が止まらなかった。
でも、なんとか参加させてもらえる目途がついて、目が覚めてから20分で家を出た。新幹線に乗って、後は広島に着くのを待つだけで焦ったってしょうがないってなってからも、もう心がざわざわして仕方なくて、あぁ何でこんなことになっているんだって、本当に嫌で嫌でずっと泣いていた。
12:15。広島に着いて待っていてくれたえりと合流した。スタッフでもなくて参加者の一人だったのに、私のせいでえりも遅刻になっちゃって本当に申し訳なかった。ごめんね。
車で送ってくれて、着いたときにはわからないけどたぶん一つ目のワークショップが終わったくらい?
だいちさんにマイクで遅刻者が到着しましたって紹介?されて、わかってたから泣くつもりなんか本当になかったけど泣いた。だいちさんに言われたことは事実だからそれが嫌だったんではなくて、遅刻してごめんなさいの涙だったし、羞恥と罪悪、自己嫌悪の涙。泣いてごめんなさい。
でも、その時何人かが駆け寄ってきてくれて、大丈夫だよって言ってくれてそれだけでも来れてよかったって思ってる。皆ありがとう。
家族の結成
合図があるまで適当に歩き回ってって言われて、私は当然のように端っこに向かって歩いていった。皆から隠れるように。
そしたら案の定、近くの4人で集まってってなった時には一人ぼっち。どうしようかなってきょろきょろしてたら、ふと少し遠くから「せーかおいで」って聞こえてきて、泣いてる私に名前を聞いて覚えててくれたみゆが私を拾ってくれた。
4人家族、どうなるかなって不安だったけど、ご飯を食べながらたくさん話をして、ダンスやってるーって言ったら教えてってなって。えぇ、なんて心の中では思いながら、でも皆が楽しそうな顔しているのを見ると皆で踊れたらいいよなって思って。最近サビ振りを覚えたSnowManの「あいことば」を皆でやった。とても楽しかった。「I love you それがあいことば」そんな歌詞通りの家族になっていけたらいいなって思った。
アルケミスト
自分がどんな話をしたか正直に言ってしまえばはっきりは覚えていない。
でも一つだけちゃんと覚えていることがある。
「勇気をもって挑戦したいことは?」って問いに「思ったこと、感じたこと、感情を表に出すこと」と答えた。私は思っていることを表に出すのが苦手だ。家族からも、友達からも、職場の人からも、「何考えてるか、どう思ってるかわからなくて困る」ってよく言われる。基本的に、そう言われるときは何も考えていないし、何も思っていない。だから、困るって言われても私が困るって思ってた。でも、それが自分に関することだったりするから、何も思っていないのは違うなって思う。そういう時に、自分が考えていること、思っていることを自分で読み取って口に出さなきゃなって思う。自分で自分の思っていることがわからないことが、私のよくないところだから。それを変えるために挑戦したいなって思った。
この4日間、家族の前だけでも挑戦してみようって言ってくれて、頑張ろうって思えた。でも振り返ってみればたぶん、目の前を生きることに精一杯になっていてそんなこと考えられていなかった。悔しいね。
1日目の終わり
夜はダンス班でLES WORLD LIVEの練習をした。
私はすずめの振付を担当させてもらった。皆に踊ってもらう振りを作って、前で皆に教えるなんて初めての経験で、振りを作る段階から既に不安で不安で仕方なかった。完全に私の好み、私のジャンルに合わせた振りを作らせてもらって、大丈夫かないいのかなってずっと思ってた。
でも、皆すごく真剣に振りを覚えようとしてくれて、フォーメーションも私一人じゃ考えられなかったのを意見出してくれて、とても嬉しかった。
何より、私の振りを見て、歌詞に合わせた振りでいいねって言ってくれたり、踊っててめっちゃ気持ちいいって言ってくれたり、が本当に嬉しかった。振り作ってよかったなってすごく思えた。
振付をお願いしてくれたブレスありがとう。そんなの無理って断らないでいてくれた私ありがとう。嬉しい言葉をたくさんくれた皆ありがとう。
そんなこんなで1日目が終わった。
こんなにたくさんの人とはじめましてをして、たくさんの人と話したのは未だかつてないんじゃないかなって思った。
たぶん気持ちが高揚していたんだろうね、全然眠くならなかった。でも人といることに疲れすぎて、誰かと話したいわけでもない。だからといって、皆と同じテントに寝るのは心がしんどい。どうしようってなった結果、とりあえず芝に寝転がって上を見上げた。曇っててあまり星は見えなかったけど、夜空がすごく綺麗でぼーっとしてた。
そこで寝るなーって言われて、若干寒かったのもあって焚火のそばで一人で座ってこれまたぼーっとしてた。そろそろ眠いし、明日(今日)もあるしもう寝なきゃな、でも無理、テントに入れないってなって、ぽんたに協力してもらってステージで寝てたあなごんに声を掛けてトーキングテントで一人で寝た。いいよって言ってたけど、たぶん絶対寝ぼけてわかってないよなあなごんって思ってた。ちゃんと覚えてたらごめんなさい。
一人でトーキングテントに入って、寝る体制になってみたら、自然の音がめちゃくちゃ聞こえてきた。風の音、虫の音。心に直接響いてきてうるさくて寝れないなって思ってた。いろんな音に過敏になって気になってあああってなってた。でも、体力の限界は来るものでいつのまにか寝てた。
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