冬のせい

冬は嫌い。
寒いと勝手にメンタルが壊れていくから。

高校生の時、一番病んでて毎日死にたい通り越して消えたかった日々も、教室にいるのが耐えられなくなった時期も、冬だった。冬は長袖が着れるから、て理由で腕に傷が多かったのも、我慢のきかない日が多かったから。ただただ毎日死にたくて消えたくて、身体に傷を作り吐くほど薬を飲んだ。

そんな冬を生きたせいで、冬は嫌い。
大学に入って、卒業して、楽しいことは楽しいって思えるようになった。高校の頃より成長したって思う。でも、やっぱり冬は死にたい。夏だって、死にたくなることはいっぱいあった。楽しかった次の瞬間とか。それでもやっぱり、何もなくても死にたくなるのが冬。

消えたい、じゃなくて死にたい、だからまだいいんじゃないかな、なんて思ってしまっている。どっちにしたってしんどいのは変わりないのに。

外面はいくらでも繕える。病んでないように見せるのだって得意。内心どんなに死にたくたって笑える。それが、私が今まで生きた中で身につけた何とかやり過ごすための能力だから。でも、冬はそんな仮面ももろくなってくる。Twitterがない分、うっかりすると死にたいって声に出してしまいそうになる。

もう何を書いているか自分でもわかんないし、話がどんどんそれているような気もするし、元々何が書きたかったかもわからないし、この話の終着点も存在しない。

きっとこんなこと考えるのも冬のせい。

冬なんて嫌いだ。

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