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きらきらあおいを読んだら、「あの頃」を抱きしめたくなった。

今日で、最終話が公開された漫画がある。

きらきらあおい

2013年春、高校に入学した男女が出会って付き合って、たくさんの「はじめて」を経験していくお話。ときどき、2023年の〈今〉が入り混じる。

ちょうど、同じくらいの時期に初めて人と付き合って恋をしていた身としては、きらきらあおいに描かれていることが過去の自分の経験なように見えていた。

些細なことで喧嘩したこと、彼のクラスの女の子に嫉妬しちゃったこと、笑い合ったこと、お互い涙をこぼしあったこと、学校行事でふたりでお話したこと、田舎な地方都市をデートしたこと、田んぼ道を歩いて帰ったこと、水族館に行ったこと、一生一緒だよーと言い合ったこと、悲しいお別れのこと…

純粋に「大好き」でいられたあの頃を、肯定できた気がした。

大学に入って、大学で初めて恋人ができた子から「中高の恋愛ってコドモだよねー」と言われてカチンと来たけど、何も言い返せないときがあった。

でも、きらきらあおいを読んで、あんな風に素直に、純粋にまっすぐ人と向き合って、色んな感情に振り回されながらも共にいて..という感覚はあの頃にしかできない貴重なものだったんだってちゃんと思えた。

元気にしてるかな?幸せだったらいいなって。


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