卒論と口頭諮問おわり!
先日卒論を提出して、口頭諮問も無事に終えました!
今年はpdf形式での提出だったため、コピーして製本する必要がなかったのはちょっとラッキーでした。
一度でも卒論を執いた(書くよりも執くの方がしっくりくるので当て字使用します)ことがある人、あるいは今現在執いている人は分かると思うのですが、めちゃくちゃしんどかったです… 今はやっっっと終わった!!!という解放感と幸福感で一杯です笑笑
6月末まで就活があり、それを終えた7月から本格的に卒論に取り組み始めました。1月上旬に最終形が出来上がったため、執き終えるまでにおよそ6ヵ月強かかったことになります。
その間しんどかったことは山ほどあるのですが、今思い付くところでいうと大きく4つに分けられるかなと思います。
1.終わらないと卒業できないという精神的な圧迫感
2.家族に邪魔されるストレス
3.他のゼミ生とコミュニケーションを取れない孤独感
4.慣れない英語で執くという大変さ(特に締め切りが近づくにつれて)
1.終わらないと卒業できないという精神的な圧迫感
まず最も大きなストレスとして私の精神にのしかかり、最後の最後まで追い込んでくれたのが「卒論出さないと卒業できない」という恐ろしい事実でした。どんなに頑張って必要単位を取得し終えても、どんなに頑張って内定をもらっても、卒業が確定しなければ意味がありません。しかも留年が決まればもう一年在籍することになるので、また両親が学費を払う姿を想像しては、〈絶対に終わらせなきゃ〉という思いに追い込まれていました。
2.家族に邪魔されるストレス
私には自分の部屋がないので、大抵は誰かと一緒に部屋で過ごします。リラックスしているときは特に気にならないのですが、集中したい/集中しなければならないときは、その存在に煩わしさを感じてしまいます。他人の生活音(テレビの音、笑い声、音楽の音、ドアを開け閉めする音など)は思いの外耳に入ってくるので、それで気が散って集中力が切れてしまい、執筆が進まないなんてこともよくありました。自分の時間で過ごしたいのに、他人の時間が介入してくるのは結構ストレスが溜まりました。
加えてコロナの影響で図書館の自習室が使えなくなり、ネットカフェや満喫などの施設も人で溢れかえっていたため、外にも自習スペースがありませんでした。(図書館が自由に使えないのは、文献集めをするのにも悪影響を及ぼしていました…)
3.他のゼミ生とコミュニケーションを取れない孤独感
これは本当に悲しかったですし残念でした…。大学が開いておらず研究室にもほとんど立ち入ることが出来なかったため、家で孤独に執筆していました。皆であーだこーだペチャクチャ喋りながら執くことが、楽しさでもあり、新たな発見を得る良い機会でもあったのですが、今年は叶いませんでした。横の繋がりがないことは、皆がどのように/どの辺まで執いているのかというペース配分を掴めないことにも繋がり、自分の執筆ペースが正しいのかという不安感も強めていました。
4.慣れない英語で執くという大変さ(特に締め切りが近づくにつれて)
私の所属するゼミには卒論を「英語で」執くという忌々しい決まりがあり、私も例外なくそうする必要がありました。ほとんどの大学生は、英語で何十ページにも及ぶ論文なんて執いたことがないと思います。当然私もなかったため、初めての挑戦でした。また英語では日本語よりも文と文の論理的な繋がりが重要視されるため、それに慣れるまでに一苦労しました…。
極めつけは「ネイティブチェック」の存在です。卒論は一応アカデミックな研究論文として扱われるようなので、第二言語の英語で執いている以上はネイティブチェックに出さなければなりません。そのため彼らの添削期間とこちらの直し入力期間を考慮すると、実質締め切りよりもだいぶ前に仕上げる必要があるのです。(英語でなんか執かかせるから私たちがこんな大変な思いをするんだろ-!教授のアホー!と何度も思いました笑)
しかもネイティブチェックにかかる費用は自費なので、金銭的にも痛手を負いました…。大体9,000words×3日(72 hours)で、3万5千円程かかりました。学生にとっては大きい金額です…。
ここまで長々としんどかったことを書き連ねましたが、完成した卒論を見たら非常に感動しましたし、ものすごい達成感がありました。辛い思いをしながら頑張って執いて良かった!!!と心底思いました。また追い詰められた状況の中でも逃げ出したりせず、きちんと物事(卒論)と向き合うことができる「やりきる力」が自分にはあるのだという自信にも繋がりました。
終わった今では、本当に執いて良かったと感じています。そして非常に良い経験になったと思います。(もう二度とやりたくありませんが)
来月後輩に向けた発表があるので、これから準備を進めようと思います。
追記:
口頭諮問はほとんど雑談に近い感じでした。その際先生方からお褒めの言葉をいただけたため、思い残すことなく終えることが出来ました。
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