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厄祓いをしてもらってきました。

後厄である。夫が。

前厄の時に車の事故をした。
キャンプの帰り道だった。片側1車線の高速道路(トンネル出口付近)だった。すぐに路肩があり車を停められた。奇跡的に家族全員無傷だった。不幸中の幸いだった。
車は大怪我、パンクもしていて、それ以上走らせられなかった。危険なのでガードレールの外側に出て警察が来るまで待った。他にも事故が多発していたようで、警察とレッカー車の到着までに1時間以上かかった。
真夏の炎天下だった。飲み物はペットボトルのお茶1本だけだった。大人は我慢し、熱中症にならないために子どもたちで分け合った。
全員元気な状態で帰路に着く事ができた。
(私は帰り道に推しのインスタライブを鑑賞したw)

あの時は、本当に運が良かったと思う。
生かしてもらった命を大切にしなければ!と強く感じた。

厄祓いを前厄、本厄、後厄、全てでするのか、本厄だけでするのか、我が家ではよく議論になる。
いつもは本厄の時だけだったと思う。
でもこの時ばかりは、夫が前厄になった時点で厄祓いをしておけば良かったと後悔した。

昨年末、本厄で厄祓いをしたが、後厄はどうするか?という話になったが、あの時の事故の事をすっかり忘れてしまっていた私。
「本厄で厄祓いしてるから、いいんじゃない? やりたいなら1人で行って来なよ。何でもかんでも家族でぞろぞろ動きたくない」と突き放した言い方をしてしまった……
最近、夫婦間できちんと相談することも億劫になっていたし、休みの日に出掛けること自体億劫になっていた娘を、神社に連れ出すことにも億劫になっていた私。億劫のオンパレード。
だからそんな言い方で厄祓いの話を終わらせてしまった。

でも正月に親族と厄年の話をしていて(年齢的にそういう話が増えてくる)、自分のところは後厄で大変だったから全部厄祓いしてもらった方がいいよ!と聞き、コロッと私の意思は変わった。人に流されやすいのだ。

もちろん、以前あんな事を言われた夫は怒ったが、何とか家族全員をなだめて、今日いつもお世話になっている神社で厄祓いをしてもらってきた。

今日はちょうど成人式があったようで、神社には新成人の姿もチラホラ。今日みたいなハレの日に厄祓いってどうだろう?って話したけど、他にも厄祓いのご家族がいたので安心した。

そうか、厄年の人は1人だけど、家族で一緒にお祓いしてもらった方がいいのかって、思い直した。
夫婦間で意見の不一致や喧嘩が多いので、ワンチームだという事をすっかり忘れていた。
これを機に家族を再構築しないといけない。
そのためには親である私たちが、きちんと歩み寄らないといけない。それは努力が必要である。

ある意味、新しいスタートをきった1日となった。
厄年と厄祓いのことは、子どもたちにも近い将来伝えていきたいと思う。
「気の持ちよう」と言われてしまえば、それまでかもしれない。
でも、お祓いという日本の古くからある慣わしは大切にしたいと思う。

そして、新成人のみなさん、おめでとう御座います!
厄祓いはきちんとすることをお勧めします。


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