本当の自己分析

今日は自己分析セミナーを受けて考えたことを書いていけたらと思います。

私は就活を始めて、自分のことを本当に分かってないなと感じます。
ですが今までやってきた自己分析は、どうしても表面的なもの(今までやってきたことを年表にして振り返って終わり、みたいな)をするだけで満足していました。

自己分析についていろんな方にお話を聞いていて一番自分に合っていたと感じた、セミナーでの話を書いていきます。

セミナーの内容

このセミナーでは、社会人に向けてキャリア形成の講師もされている方のお話を聞くことが出来ました。

主な内容としては、
①相手に対して感じる感情は自分の隠れた内面である
②目標を立てるには◯◯できないから△△したい、ではいけない!

というものです。

今まで生きてきた中で考えていたものと全然違う…!!!と言うのが最初の率直な感想でした。

特に②については、当然の事として今までと生きてきました。

「相手は自分の鏡」

まず①から自分なりの解釈を書いていきます。
①は何かというと、人に対して自分が抱く感情は「あくまで自分が思っている印象に過ぎない」ということです。

例えば、自分と、兄弟が抱いている母親や父親に抱いている印象では全く違うそうなんです(私は一人っ子ですが)。
見ている対象は全く同じなのに、です。

自分がこの人のここ嫌だな、と思っている部分は自分の内面にもある性質で、自分はそれを抑えようと行動しているからそう感じるとのこと。

少しわかりにくいですね。
具体的に言うと、自己中心的で周りの話を聞かない人が嫌だとします。
ということは、自分はそうならないように「空気を読んでいる」のに、その人は勝手な態度を取っているから嫌、と言う風になるんです。
あくまでその人の「姿」ではなく「自分がそれをどう感じているか」の部分が重要です。

そう考えると、自分が苦手だと思う人への感情も変わりそうですよね。

また、そこで強調されていたのが家族についてでした。
誰よりも自分と一緒にいる家族には、少なからず影響を受けています。家族のここが嫌だなと思っていること(過保護だとか、しつこいとか)は自分の性質でもあります。そうならないように行動して今の自分ができあがってるよ、と言われてはっとしました。

つまり、自分の今の性格は人間関係など今までの環境で形成されてきたと言うことなんです。

これを言われて私ははっとしました。
そういえば自分の嫌いなこの部分、あの出来事があったからでは…?ってなったんです。

ここからは少し私の話を。
私は感情の起伏が少ないです。なので、冷静とか真面目、みたいな印象を抱かれることが多いです(見た目も影響してると思います)
話していて笑うとかはもちろんありますが、人前で号泣した記憶がほとんど無いんです。特に自分のこととなると。

自分でも感情の起伏がなくて悩んでいました。就活していると、楽しい思い出は?とかしんどかった思い出は?とか聞かれますよね。

それを考えているときにぱっと出てこないんです。
自分には何もないなとずっと悩んでいました。

で、今回これについても原因があるんじゃないかと思ったんです。幼少期に何があったかな…と考えてみました。

私は人生で2回引っ越しを経験したことがあります。小さかった私は、何かよく分からないけど事情があって引っ越さなければいけないを言われてめちゃくちゃ号泣したのを今でも覚えています。

そのときは自分の目の前に広がる世界が全てで、スマホとかもなかったので、完全に人間関係がゼロになるわけです(あくまで私の考えですが)

そこから、自分ではどうしようもないことが起きると知った私は、何がいつ起きてもいいように、感情をコントロールするようになったんじゃないかなとふと思ったんです。

これに気づいた時何故か泣いてました。ちょっと楽になったからかもしれません。

もちろんこれ以外にも原因はあると思います。
ですが、まずは自分の性格を受け入れ、認めていくことで気持ちが楽になりました。

話が逸れてしまいましたが、
要するにこの考え方のポイントは、感情を抑えようとしている自分がいることに気づき、感情がある自分も抑える自分も自覚することです。
感情を出さないといけない、こんな自分を変えないといけない、ではなく受け入れることで自分が楽になるんです。

この私の至った結論が正しいかは分かりませんが、まず自分に向き合うことが必要だと感じました。

目標の立て方

次は②についてです。
これは◯◯できないから、と感じている時点で目標達成は難しいということだそうです。
壁にぶつかったときに意志が弱く諦めてしまった経験ありませんか?

ダイエットする!って思っているとき、友達に「パンケーキ食べに行かない?」と言われたらどうしますか?

そこで揺らいでしまうのは、目標設定の仕方が良くないからです。

ではどうすればいいか?

達成している自分を想像すればいいんです。
○○出来たらいいなぁではなく、断定します。自分の意思として。
○○を達成している自分ならどうする?と逆算して考えて行動することで、自ずと正しい決断ができるようになります。

さっきのパンケーキの例であれば、自分がダイエットしていることを友人に伝え、「パンケーキは付き合えないけど、他の店なら!」と声をかけれるのではないでしょうか。

まとめ

①相手に対して感じる感情は自分の隠れた内面である
②目標を立てるには◯◯できないから△△したい、ではいけない!

これが今回のセミナーの内容でした。
少しでも上手く伝わっていたら嬉しいです。

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