🇦🇹ウィーンの記録⑧〜あとがき〜

かるどれ

2024年1月30日 20:37

もう少し書くと言いつつ年が明けてしまいました。

かなり間が空いてしまいましたが、
あとがきと題して最後にいろいろ綴りたいと思います！

前回の記事はこちら。

今回は、こんな内容を書いていきます。
少しでも誰かの何かの参考になったら嬉しいです。

◆持っていってよかったもの

これは「海外旅行　必需品」とかで検索すると山のように出てくると思うので、個人的によかったな〜と思うものをピックアップします。

①Revolutカード
いわゆる「海外デビットカード」というやつです。
ほかには、WISEカードというのもよく耳にします。

Revolutカードは、自分の銀行口座からRevolut口座に前もって日本円で入金しておくと、Revolutカードアプリ上で外貨換金ができたり、現地ATMで現地通貨を引き出せたりするものです。

アプリ上で日々レートを見られるので、よいレートのときを狙って換金できますし、「このレートになったら換金する」みたいな自動設定をしておくこともできます。

そして、Revolutカードで支払いをすると、アプリ上で換金しておいた外貨から自動的に引き落とされるのです。

つまり、クレジットカードのように、数ヶ月後に明細を見てびっくり！みたいなことがないので安心です。
明細はアプリ上で即時確認できます。

で、Revolutカードの個人的にいちばん便利だったところは、VISAタッチに対応していること！

とにかくこれが本当に便利なこと便利なこと。

5年前の滞在時には、こういうタッチ決済みたいなものが今ほど流通していなかったからなのか、あまり記憶にありませんでしたが、とにかくどのお店でもクレジットカードはタッチ決済が主流でした。

いちいちカードを差し込まなくていいし、サインする必要もないので楽だし、暗証番号を押す必要もないので安全だし、と良いこと尽くし。

使い方は、基本的には、card please.と言って店員さんにカードを見せると、大体の人が「ここにタッチして」と指し示してくれます。

指し示してくれなくても、端末が光るので分かりやすいと思います。

実は日本でもVISAタッチを使ったことがなくて不安だったのですが、便利すぎてびっくりしちゃいました。

PRでもなんでもないけど、個人的には超おすすめ！
公式サイトのリンクを貼っておくので気になる方は見てみてください。
注意事項がいろいろあるのでお気をつけくださいね。

②3COINSのスリッパ
これは、一時期スリコファンの中では話題になってた気がします。

これです。色は黒と白があります。
こちらもPRでもなんでもありません。

ホテルや機内で履くためのスリッパを探していて、330円と安いし軽いしでこちらを選択。

嵩張るのは難点ですが、とにかく軽い。
さらに底もほどよく分厚いので安定感もあります。

機内では面倒で結局履き替えなかったのですが、ホテルの室内ではずっとこれを履いていました。

海外のホテルには、基本的にスリッパがありません。
これじゃなくても、何かしらの履き物は持っていくことをおすすめします。

③ダニ除けシート
これは、トコジラミが心配で持って行きました。
ダニ除けなのでトコジラミには効果はないんですけどね…。気休め程度です。

2個入りを買ったので、1つは枕の下に。1つはシーツとマットレスの間に。

これにプラスで、部屋の電気を1箇所つけっぱなしで寝ていたので、トコジラミは連れて帰って来ていないと信じています。あったかくなってからが怖いけど…。

ちなみに、部屋のお掃除をお願いする場合は、ベッドメイキングの際に回収される可能性があるので、ちゃんと自分でどこかにしまっておいてくださいね。

④濡れマスク
これは機内の乾燥対策で持っていきました。

10時間持続するのが4つ入ったものを選んだので、行きも帰りも1便目で1つ、乗り換え後に付け替えてもう1つ、という使い方ができました。

効果がどこまであったかわかりませんが、行きも帰りも乾燥することなくフライトを終えることができたので、持っていってよかったかなと思います。

⑤割り箸、使い捨てスプーン
これは、一人旅だったから尚更あってよかったです。

一人旅だと、いろいろテイクアウトして部屋でゆっくり食べたくなることが多々あります。

なので割り箸やスプーンは絶対あった方がいいです！
私は使い捨てのにしちゃいましたが、いつも使っているお箸とかスプーン、フォークを持っていくのも勿論いいと思います。そっちの方がエコですね。

ちなみに、私は何度かケーキをテイクアウトしましたが、フォークを持っていなかったので割り箸で食べていました（笑）
今思えば、そこそこちゃんとしたホテルだったので、もしかしたら貸してくれたかもしれないです。

⑥防寒グッズ
これは冬の旅行に限った話になりますが、噂通り冬のヨーロッパはとにかく寒かったです。

11月末で雪が降っていました。

私は念には念を入れて、冬物ロングコート、UNIQLOのウルトラライトダウン、ニット帽、手袋、マフラー、裏起毛タイツ、裏起毛ブーツを持っていきましたが、どれも持っていって本当によかったです。
普通のタイツやヒートテックも勿論持っていきました。

（ただし、ウルトラライトダウンは、オペラ鑑賞時に薄着だったので、その時に着た以外は使っていません。）

この中でもMVPは、ニット帽！

寒さの余り耳が痛くなるのを抑えてくれました。

当初は冬用のバケハで行こうとしていたのですが、バケハだと日本人だって気づかれやすそうで嫌だな〜と思ったのと、耳が隠せなくて寒そうだな〜と思って、かなり直前に買ったニット帽。

現地の人に馴染めるし、あったかいしで、本当に持っててよかったです。

◆持っていったけど使わなかったもの

①使い捨てスリッパ
別のホテルに泊まった際、ペラペラの使い捨てスリッパを1つ持って帰っておいたので、持っていってみました。

が、スリコのスリッパが万能だったおかげで一切必要ありませんでした。

荷物を減らしたい人はこっちの方がおすすめです。

②延長コード
持っていった方がいい！という記事をいくつか目にしたので持っていきましたが、特に必要ありませんでした。

私が泊まったホテルが、かなりいろんなところにコンセントがあったというのも大きな要因だと思います。

ゲストハウスとかシェアハウスとかに滞在する場合は、持ってると便利なのかな、感じました。

こじんてきには、普通のホテルに宿泊する旅行であれば、微妙に嵩張るだけで邪魔なので要らなかったです。

③水に流せるティッシュ
これは、最後に行った海外の記憶がカンボジアだったので一応持っていったのですが、一切使ってません。

多分、欧米なら街中のトイレにもトイレットペーパーは設置してあります。(アメリカや、オーストリア以外のヨーロッパのことは知らないけど…)

アジア圏の旅行の時は絶対にあった方がいいですが、ヨーロッパでは必要ありませんでした。

ただ、向こうのトイレットペーパーはごわごわしてるので、気になる人は、こういうティッシュや日本のトイレットペーパーを持っていってもいいかもしれません。

◆結局いくら使ったの？

ここからは使った費用を大公開してみようと思います。

ちなみに、円安渦中のヨーロッパ旅行ということで金額は高めですが、前職時代に頑張って貯金していた分から捻出しました。

コロナのせいで、学生時代最後に卒業旅行として海外に行けなかったので、その代わりということにしました。

さて、今回は3泊6日の予算として、すべて合わせて¥360,000と設定していました。

結果はどうなったでしょうか？

まず、事前に払った金額はこちら。

ツアー　¥267,960（往復航空券+ホテル）
座席指定　¥12,000
Wi-Fiルーター　¥9,850
オペラ　¥6,755（実際はユーロで買ったので概算）
海外旅行保険　¥2,950
キャンセル保険　¥3,710
合計¥303,225

続いて現地でかかった費用はこちら。

Revolutの内訳は面倒なので出していません。
施設入場券や、スーパー、お土産屋さんなど、クレジットカード対象のお店で使ったお金は全てここに含まれています。

1日目→€97.47
Revolut支払い　€55.47
Railjet（特急チケット）　€4.40
公共交通機関72時間乗り放題チケット　€17.10
Cupcake wien（カップケーキ屋さん）　€4.90
クリスマスマーケット　€9.90
ホットドッグ　€5.70

2日目→€122.72
Revolut支払い　€118.22
クリスマスマーケット　€4.50

3日目→€83.63
Revolut支払い　€59.43
ナッシュマルクト　€12.70
栗とポテト　€4
カリーヴルスト　€7.50

4日目→€46.35
Revolut支払い　€42.36
お土産　€3.99

合計€350.17（¥57,000くらい）

よって、トータルでかかったのは…
¥303,225＋約¥57,000＝約¥360,225！
なんとほぼ予算通り！

実は、旅行中も家計簿として使った額をメモしていたものの、まともに計算していなかったので、今初めて合計値を知りました。

我ながらここまで予算通りで済んでいたとは思いませんでした。嬉しいですね。

おそらく、現地での食事をクリスマスマーケットやスーパーで済ませることが多かったので、その分の食費が少しは節約できたのだと思います。

あとは、一人旅用ツアー（航空券+ホテル）を手配したので、だいぶ安く抑えられたのでは、と考えています。

だからと言って、貧乏旅というような旅でもなく、エミレーツ航空はとても良くて、ホテルは良いところに泊まれて、食べたいものは食べられて、お土産もかなり爆買いできたので、個人的にはかなり満足しています。

◆初めての海外一人旅を終えて思うこと

最後に、総合的な感想を少し書かせてもらいます。

一番に感じていることは、ありきたりですが、
「本当に行ってよかった！」です。

一人旅は、楽しいけど疲れます。

全て自分で計画して手配するのは頭を使いますし、海外ともなると自己管理にも意識を向けないといけません。

そして、せっかく行くのだからと、できるだけ行きたい場所をすべて巡れるように頑張ってスケジューリングします。
このスケジューリングの作業は、毎度パズルのようだなと思いながらやっています。いつかこの作業についても書きたいです。

こんな感じなので、準備段階はとにかく疲れます。
最初は楽しみだったはずが、現実味を帯びてくると、なんでこんな旅を計画してしまったんだ…と後悔したりし始めます。

さらに今回は、世界情勢だったり、円安だったり、いろんな要素も絡み合って、本当にこのタイミングで行くべきなのか？と渡航1ヶ月前くらいまで悩んでいました。

だけど今となっては、自分なりに検討して、対策して、やっぱり行きたい！もう行くしかない！と決断できた過去の自分に、よくやった！と言ってあげたいです。

今回の旅では、誰かにお膳立てされた旅行では絶対に味わえないであろう達成感を味わうことができました。
いろいろトラブルはあったけど、1人でやりきれた！という自信もつきました。

だから私は、今回の海外一人旅を決行してよかったと、心から思っています。
何より、初の海外一人旅を、大好きなウィーンという土地で決行できたことが、本当に本当に嬉しいのです。

これを読んでくれているみなさんにも、少しでもやってみたいことがあるのなら、ぜひ挑戦してほしいです。

私たちは、「時間がない」「お金がない」と言い訳してしまいがちですが（私もよく言っています）、言い訳している間に人はどんどん歳を取ってしまいます。

人生でいちばん若いのは今日です。

だから私はこれからも、やってみたいことや興味のあることは、時間やお金をやりくりしながら、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。

ということで、とっても長くなってしまいましたが、今回の記事でウィーンの記録は終わりたいと思います。

ウィーンシリーズは、意外とスキを押してもらえてとても嬉しかったです。

これからも、旅行の記録やいろんな体験の記録を書こうと思うので、よければまた見に来てください。

Vielen Dank!
Aufwiedersehen!

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