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フェスティバルがやってきた


※それっぽいタイトルですが今更すぎるSEVENTEENTH HEAVEN開封記録です
※本当になぜいま?!という感じですが途中まで書いて下書きに眠らせていたものを発掘したからです




カムバってむずかしい。彼らを応援するために異国のおたくにできることはまずMV再生なので、そこに全力をかけるのが「正しさ」だよなとはわかりつつも、彼らが届けてくれた作品をじっくり堪能したい気持ちもあり。それとは別に、あの箱のなかに推しのトレカが入っているか、13分の1の奇跡が起こるかをすぐに確認したい気持ちもある。

TLは名前の通り「流れ」がある。MV再生!認証!コンテンツ消化!の流れがあるなかで呑気に開封の感想をやってると、「今やるのそれかよ」って思われそうで怖いし、でもそれとは別に私は私に起こったことを語りたいし、どうする?と思ってnoteというTLとは別空間に頼ることにした。それっぽく書いてるけど半分ただの日記です。


10/24 AM

まずはタワレコの予約分が届いた。次にWeverseショップ。ユニバはまだ。

今回は、ちょっと外出するのに疲れてしまったので、ラキドロは挑まないことにした。おうちに届いたのをゆっくり開けて、追加で買いたいものは土日に購入するつもり。
枚数はそこそこ買う予定だったし、どうせなら1つのお店でたくさん買って自引きの確率を上げる(Weverseは送料がもったいないから元々まとめ買いをする派だけど)。今回はタワレコの絵柄がとくに好きだった。カムバを経るごとに少しずつ小賢しくなってる気がする。


11/24 PM

昼休みになったのでとりあえずタワレコの箱を開ける(今日の私は在宅勤務でした)
通常盤はそれぞれ1枚ずつの計3枚。CARAT盤は……ごにょごにょ。ちゃんと購入枚数のカードとシリアルが入ってるか確認する。問題なし。


ささっと昼ごはんの準備をしつつ、気持ちが抑えられなくて1枚めくった。ディノちゃんだった。そんな肩出して!!風邪引くよ!!!!!

最初から推しが出ないなんて普通だ。1枚めくったら余計に我慢ができなくなって、もう1枚めくった。バーノンだった。直立不動ピースウケる。さらにもう1枚。スングァンちゃん。髪がふわふわで可愛い。……まてよ?

見えた。見えたぜ。これは下から年齢順に来ている。ALWAYS YOURSのユニバがこれだった。咄嗟に手元の枚数を数える。来た。




推し、確定です!ありがとうございます。ありがとうございますカムサハムニダ。順番にめくりつつ「絶対これは推し」のカードをスキップして確認していく。クチルズそろったやったー🤍そんなこんなで初っ端から13分の1の奇跡が起きました。


正直ここまでは作戦通り(デスノート仕草)なのだが、問題は3枚しかない通常盤。まあALWAYS YOURSで死ぬほど自引きできなかった人間なので…わかってますよ…と1枚めくる。

ハオくんだった。私この角度のハオくんに弱い。ずるい。サングラス引っかけてるのずるい。もう1枚。ミンギュだ。このミンギュ良すぎるのでミンギュペンの方にちゃんと行き渡ってほしい。顔ドーン!のトレカって最高だよねましてやミンギュのお顔ですから……だからまって?

さすがに震えた。この流れは…………!



てかもう、クチルズが揃って私のおうちへやって来た事実に泣いた。ありがとうクチルズ。ありがとうタワレコ。

午後の仕事がほんと〜〜〜に集中できなくて泣いてたけど、そのたびに「大丈夫、私はタワレコの推しトレカを自力で2種揃えた人間」と言い聞かせていた(しょうもな)


あ、ウィバショも開けたけどこちらは自引きならずでした。でもウィバショ通常盤のトレカ、良すぎる!これもクプス・ジョシュアさん・ホシくんは通常盤とCARAT盤で2種揃ったのだけど、開封するたびにSEVENTEENって本当に13人いる?って疑っちゃうよね。


11/24 退勤

すぐ開けなくてもいいかな〜とか思ってたけど結局気になって開けちゃう。通常盤はフォトブック含めてじっくり味わいたいので、とりあえずCARAT盤から。

(順番に開けていきました)

CARAT盤、これが最後の1枚。わかってたけどまー推しが出ない。バインダーが出ないのはまだわかるけどランダムトレカが1枚も出ないってどういうこと?思わず出てるトレカを確認した。すんちょるじょんはんじすじゅに……まて、ドギョム以外みんないる。反抗期?あたしのこと嫌い?

この時点で、ランダムトレカ4種揃ったメンバーもいるしリーチのメンバーもいた。なのに1枚も出ないドギョム…ウケる…


わかる、こういう日はある。自引きができない日。最初にタワレコが出たのが奇跡だったんだよ。これもドギョムではないんだろうな〜と箱を開けた。

叫んじゃった。



推しを引いたときにまず叫ぶのやめたい。ほらこうやって最後に出てきてくれるドギョム、なんなんだ……なんで最後のバインダーがドギョムなんだ……なんで……なぜ……




※ここまで書いて下書きにずっと眠っていた模様

※けっきょくCARAT盤ランダムトレカは1枚もドギョム出ませんでした レインコートドギョムくんはいずこへ・・・
※あまりに出なさすぎて3枚くらいメルカリで買いました

※このあとHMVで買い足したときもクチルズまとめて引いて、ほんと私をクチルズの神と呼んでください状態だった




こんなの書いてたんだ?!とびっくりしている現在は2024年8月です。

SEVENTEENTH HEAVENは思えば過去最高に大量購入したアルバムでした。ハイタのために初手からそこそこの数を買ったし、会場特典やらヨントンやらで後から追加で買った枚数も多かった。

もうきっとこんな購入の仕方はしないだろうなと振り返りつつ、アルバムが届いた日の嬉しさや、開封していくわくわくさを思い返してみると、あれも2023年の思い出だった。

ランダム商法というのはしばしば問題視されがちで、たしかに消費者として上手く乗せられているな、舐められているなとも思う。ただ、こうして記録してみると「推しのカードが運よく入手できた日」というのは、ただの消費行動の一つではないかもしれない、と感じてしまう。

おみくじを購入する人の気持ちが私はよくわからない。悪い結果が出たから、よい結果が出たからなんだというのだ。それはただの運で、たまたまそれっぽいことが書かれた紙を開いただけのことで、それ以上も以下もないだろうと思っていた。

いまは、おみくじを引く人の気持ちがなんとなくわかる。引いてみればちょっといいことがあるかもしれない。ただの運だけど、たまたま「よいこと」がやってくる嬉しさに出会えるかもしれない。そんな運試し。

たくさんめくったカードのどこかに推しがいる。たったそれだけのことに胸がときめく自分がいて、それで破産するようだったら元も子もないけど、自分で割り切って出すお金としては「ときめき料金」も含まれている感覚でいる。ちょろいかな。ちょろくてもいいな。ただ後処理が大変なので多分もうこんなに買いません。