日本に本気で帰りたくなった。辛かったとき救われたもの。
日本に帰りたい
きっとみんな通る道ですよね。
海外に来る理由はひとそれぞれ。語学留学、ワーホリ、転職、移住、、、
海外といってもいろんな国や地域があって、異文化や言葉の壁に苦しむのは当たり前なんだと思います。
海外生活ってキラキラしているようで、ほんとはみんな闇を抱えていて悔しい経験をしながら強くたくましくなっていくんですよね。
私は海外経験1年半ほどですが、毎日日本に帰りたいと泣いていた時期がありました。自分で決めてここに来たはずなのに、思い描いていたようにならない悔しさと忙しい毎日で自分をいたわる時間もなくて、ストレスを感じていました。
シェアハウス探さないと・・仕事探ししなきゃ・・これからこの国で生き残れるのか・・
いろんなことを考えて眠れない日々もありました。
一度だけ大泣きしてしまった日があります。
そのあと目がパンパンに腫れてしまい、どこにも出かけたくなくて誰にも会いたくないと部屋に閉じこもっていたのです。
外はこんなに晴れていて、気温も高くて最高の日なのに、
家に引きこもっている自分が情けなくてさらに涙が出ました。
ふと耳を澄ませると、外からギターの音が聞こえてきました。
窓からのぞいてみるとぽかぽか陽気の中、近所の男性がベランダで一人ギターを弾いていたんです。
なにやら知っている音楽で、楽しそうに歌っていました。
窓を開けてみると気持ちの良い風が入ってきて、もっと音楽が鮮明に聞こえてきました。
素敵な音楽と心地いい歌声。
涙も乾いてしまいました。
外に出てみると、本当に素晴らしい天気でなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。その日はスタバでコーヒーを買って音楽を聴きながら、公園でのんびりしました。
私が日本で会社員をしていた時、先輩が口癖のように言っていた好きな言葉があります。
明日は明日の風が吹く!
明日のことをくよくよ悩むより、今を全力で生きよう。
一日何もできなくてもいい。
ただボーっとしている時間が、自分を成長させてくれることもありますからね😊
この日はしっかり寝て、次の日はいつもより少しだけ頑張れました。
ギターのおじさん、ありがとう!😉
もう少し、ここで頑張ってみます。