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子育ての悩みの裏には「先の見えない不安」がいつも横たわっている

子育ては喜びもたくさんだけど、悩むことも多いですよね。子どもの気持ちがわからなかったり、どう接すればいいのか迷ったり。そんなとき数秘術が役に立つって知っていましたか?

数秘術では、子どもの生年月日と名前から、その子の持って生まれた性質や得意なことがわかります。

たとえば数字が「3」の子どもは、表現力が豊かでクリエイティブ。一方で繊細で傷つきやすいところもあります。「3」の数字を持っているうちの息子も、とてもクリエイティブですが、小さい頃は表現したいものをうまく形にできずに、よく癇癪を起こしていました。

普段は元気いっぱいでパワフルだけど、繊細で傷つきやすいところもある。彼のそういう側面を知っていれば、癇癪を起こす理由がなんとなく見えてくるものです。

数秘術は、私たち親のについてもさまざまなことを教えてくれます。たとえば「6」の数字を持つ親は、家族思いだけど、頑張りすぎてストレスを溜めがち。そんな自分の傾向に気づいていれば、少し肩の力を抜いて子育てに向き合えると思うんです。

私は「7」という数字を持っていることもあり、常日頃から子どもたちに「自分で考えて」という言葉をかけることが多いです。自分で考えて自分で選ぶことこそが大事なことだと思っているんですね。それが私の愛情表現のひとつ。

でも「8」の数字を持っている娘は、私が「自分で考えて」というのがあまり好きではなく、「ママが決めて」「ママがやって」と言ってきます。それが彼女なりの甘え方ですが、私からすると、ちょっと受け入れ難いわけです。でも数字の違いがわかっていると「彼女が求めていることと私の好みが違う」ということがわかるし、わからないなりに理解しようとすることができます。


子育ての悩みにはさまざまなものがありますが、ママたちが不安になるのは「先が見えないから」だと思うんです。この子は将来大丈夫だろうか、大人になったときにちゃんと生きていけるだろうか。そう思うからこそ、今が、心配になる。何かやらなきゃ、という気持ちにさせられる。

私も自分の子育てを振り返ったとき、どんな悩みにも、その根底部分には、「先の見えない不安」が横たわっていました。

もちろん未来のことなんて誰にもわからないんです。でも数秘術を取り入れることで「この子にはこんな未来があるのかもしれない」と思えたり、「この子にはこんな可能性があるかもしれない」と思えたりする。それが自分の子育ての支えになることを体験してきました。

「でも数秘術って、しょせん占いでしょ」
「占いってどうせ当たらないんだよね」
「未来を決めつけられるようで嫌なんだよね」

そう思う人もいるかもしれません。私も数秘術を知った当初、同じように思ってました。勝手に未来を決めつけられるのは腹が立つし、わかったようなこと言ってんじゃねえよって(笑)

でも、たとえば「なぜ子どもとこんなにぶつかるんだろう?」と感じたとき、あるいは「わが子を可愛いと思えない。私は親失格なんだろうか」と思ったとき。まず必要なのは親子の性質の違いを知ることだと思うんですね。なぜなら、その違いこそが悩みを生み出しているから。

その仕組みがわかると、子どもを責める必要もなくなるし、親が自分自身を責める必要もなくなる。「ああ、ただ違うだけだったね」って終わるんです。その違いを知る手掛かりが数秘術の数字だと思っていて。


私自身、数秘術を通じて子どもたちの個性を知り、私との違いを理解することで、その子自身の持つ力を引き出すサポートができるようになりました。また私自身の課題にも気づき、「母親だからこうあるべき」という思い込みを手放すきっかけにもなった。社会が求める正解ではなく、「わたしらしい育て方」を見つける力をもらったのです。

数秘術は、未来を予測するものではなく「今ここにいる自分たち」を理解し、より良い関係を築くためのツール。「見えない力」に頼るものではなく「自分自身を見つめる鏡」でもあります。

多くのママたちに、もっと自分自身と子どもの可能性に気づいてほしい。そのヒントを届けていけたらと思っています。

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