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ドラマ【放課後カルテ】名台詞集

2024年10月期 日本テレビ土曜ドラマ「放課後カルテ」より、心に残った台詞をまとめました。

*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。


●作品情報

公式サイト


●名台詞集

疑ってかかるようなことはしない

-野咲ゆき「信じてくれるの?」
-牧野峻「少なくとも最初から疑ってかかるようなことはしない。」

「放課後カルテ」第1話 - 牧野峻

ナルコレプシーの症状に悩みながらも周囲からは理解されず、自身でもどうしてよいかわからずにいた生徒の野咲ゆき。
自分の症状について話した時に他の人たちとは違いその話を信じてくれた牧野に野咲が驚いた時、牧野が言った言葉です。


お前が辛抱してきたからだ

-冴島直明「学校に来れたんだよ。みんなと友達になった。みんなと同じことが出来たよ。出来たんだよ、お姉ちゃん。」
-牧野峻「出来るようになったのは、お前が辛抱してきたからだ。でも苦しくなったろ?下手したら死んでたぞ。」

「放課後カルテ」第3話 - 牧野峻

病気のため入院生活が続き小学校に通うことが出来ずにいた直明。
親に内緒で学校へ忍び込み遊んだ結果、具合が悪くなってしまった際、学校におり直明の治療にあたった元主治医の牧野が言った言葉です。


お前の責任なわけがない

-牧野峻「病気の子の兄弟は、親から受け取るべき愛情を十分に受けられないことがある。手がかからないように早く大人になろうとするが、どっかで無理が生じる。家出して親の気引こうとしたりな。」
-冴島啓「そんなんじゃないです。」
-牧野峻「やっぱり子どもだな。」
-冴島啓「子どもですよ。」
-牧野峻「そんな子どもが、直明の病気背負えると思うか?お前の責任なわけがない。」

「放課後カルテ」第3話 - 牧野峻

病気で入院が続く弟の直明の体調が悪化したのは自分のせいだと、自分自身をずっと責め続けてきた直明の姉・啓。
母親からもお前のせいだと言われてきた中、牧野が啓にかけた言葉です。


気持ちが前に向くことも治療に繋がる

「気持ちが前に向くことも、治療に繋がる。そういうことがあるのかもしれません。」

「放課後カルテ」第3話 - 牧野峻

病気の息子・直明を心配し守ろうとするが故に、慎重になりすぎ様々なことを厳しく制限してきた母・環。
環の想いを理解しつつ、外に出たいという直明の気持ちも汲み、牧野が環にかけた言葉です。


勝手に絶望して受け入れることから逃げて何が救われる

「大切なら尚更です。病気を抱えるのも、向き合うのも、治すのも、患者自身です。代わりにはなれないのに勝手に絶望して、受け入れることから逃げて、何が救われる。」

「放課後カルテ」第5話 - 牧野峻

小児科勤務時代、患者やその家族への事務的な対応について問題視した高崎医局長が注意をした時の、牧野の言葉です。


お前を助けたい

「根本的な原因を知りたい。でも何も知らない。お前がどんな人間で、何があって、何考えてんのか。聞かせてくれないか。お前の言葉で。助けたい。お前を助けたい。」

「放課後カルテ」第5話 - 牧野峻

自傷痕があり精神も不安定な様子の生徒の水本。
学校を休むようになり、気がかりで自宅に駆け付けた牧野が、ドア越しに水本にかけた言葉です。


綺麗に治すんだ

「綺麗に治すんだ。痕を残さないように。」

「放課後カルテ」第5話 - 牧野峻

家庭環境から様々な悩みを抱え、自分自身を傷つけるようになった水本。
自傷しようとして破片を握りしめた際に負った手の怪我の治療や登校を拒み嫌がる生徒の水本に、牧野がかけた言葉です。


子どもは家に帰ります

「子どもは家に帰ります。どんなに居心地が悪くても、自分が帰らないといけない場所だと思っているんです。」

「放課後カルテ」第5話 - 篠谷陽子

家庭環境のこじれから不安定になった生徒の水本羽菜の父親に、篠谷が言った言葉です。

医師だけではあいつを救えません

-水本真吾「あんたたちに何がわかる。他人の家庭にここまで口出す権利があるのか?昨日今日話を聞いたくらいでわかったつもりか。勘違いするな!花は俺の娘だ!」
-牧野峻「…よかった。医師だけでは、あいつを救えません。おそらく教師だけでも。」

「放課後カルテ」第5話 - 牧野峻

生徒の水本羽菜のことで面談をした時の、父・真吾と牧野の会話です。


傷は、隠していた言葉の全て

「自傷行為の根底には、言葉に出来ない葛藤があるはずです。隠し通した内面をさらけ出すのは決死の覚悟です。事情を話せたのは、あいつ自身が向き合おうとした証拠。傷は、隠していた言葉の全てです。父親であるあなたがそれを受け止めてください。水本羽菜を、ちゃんと見てください。」

「放課後カルテ」第5話 - 牧野峻

娘の羽菜と向き合うように、父親の真吾に牧野が言った言葉です。


働きたいんです

「眠りたいんじゃなくて、働きたいんです。」

「放課後カルテ」第6話 - 篠谷陽子

過労によりろくに眠ることも出来ず体調を崩した篠谷が、周囲に休めと心配されながらもそれを拒んだ時、牧野に言った言葉です。


自分はその程度だってことを自覚しろ

「気を張ってたって、怒るわ遅刻するわ体調崩すわ、理想掲げんのは結構だが到底及ばない。事実、支障が出てる。自分はその程度だってことを自覚しろ。理想を夢見て倒れるより、及ばないことを自覚して動ける方があいつらのためだろう。」

「放課後カルテ」第6話 - 牧野峻

過労で体調を崩し様子もおかしく限界間近になった篠谷に、牧野が強く言った言葉です。


あなたがぶれないように

-篠谷陽子「怖いのは先生も、本当はみんなも同じ。佐々倉さんは、何が一番嬉しかった?あなたがぶれないように、一番大切な気持ち、思い出して。」
-佐々倉凛「嬉しいことたくさんあったのに、悲しいことが一個あったら、嬉しい気持ち全部なくなっちゃったの。」
-篠谷陽子「そうだね。でもね、嬉しいって思えることも、意外なところからやってきたりするよ。」
-佐々倉凛「そうなの?」
-篠谷陽子「うん。だから、佐々倉さんも絶対大丈夫。」
-佐々倉凛「絶対?」
-篠谷陽子「うん。絶対。」

「放課後カルテ」第6話 - 篠谷陽子

友達に嫌われないようにと、流行りのリップを万引きしてしまった生徒の佐々倉凛。
嫌われるのが怖いと言う彼女に、篠谷が言った言葉です。





以上、ドラマ「放課後カルテ」の名台詞集でした。

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