1997年7月期 月9ドラマ「ビーチボーイズ」より、心に残った台詞をまとめました。
*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。
●作品情報
FOD配信ページ
●名台詞集
好きにやれよ。それで失敗しろ。うんと後悔しろ。
会社を辞めた海都の上司・大崎部長が、海都を連れ戻そうと民宿に一泊した時、帰る日に釣りをしながら海都に言った言葉です。
会社に戻る意思はないことを理解した大崎部長が、海都にかけたエールです。
するかもね、後悔
会社を退職する決断し、民宿にやってきた海都。
後悔はないのかと広海に聞かれ、前を見つめながら海都が言った言葉です。
安定のレールの上を走り続けていくと思っていた人生を、一度リセットすると決めた海都。
この言葉を言った時の表情は、清々しく、まっすぐでした。
自分がどうしたいとかどうしてほしいとかそんなこと関係ない
別れた夫が息子・春樹を連れて海外へ転勤することになり、最後に民宿で一泊だけ、我が子である春樹と過ごすことになった春子。
春樹には既に新しい母親がおり、自分が産みの母親であることは春樹には告げないと決意した春子でしたが、そんな春子を想って口論になった広海と海都を見て、春子が言った言葉です。
ここにいるとそれでもいいかってそんな風に思っちゃうような気がするの
離婚を機に娘の真琴を民宿にいる実父に預けて東京で仕事を続けていた慶子が、地元を離れた理由を聞かれて言った言葉です。
お前らの海は別にあるはずだ
何も言わずに海都と広海を受け入れ見守ってきた勝が、夏の終わりの夜、海辺でビールを飲みながら二人にかけた言葉です。
それでいいかどうかは俺が決めることだ
忘れかけていたこと、それでいいと思いかけていたことを思い出し、久しぶりに波乗りをしようと海に挑んだ勝。
結局波に飲まれてしまい海都と広海に救助された日、二人の部屋にやってきた勝が、言った言葉です。
そんなに簡単には動けないんだよ
サーフィン中の事故で勝が亡くなり、今後の自分たちの生き方について話をしていた海都と広海。
自分の海を探しに一歩踏み出そうとする海都に対して、簡単には動けないと迷う広海。
このままでいいなんて思っていない、でも、簡単には動けない。
珍しく弱音をこぼした広海でした。
あんたを見ていようと思ってここに来たんだよ
広海の決断を待っていた海都が、踏ん切りのつかない様子の広海にかけた言葉です。
この言葉を受けた広海は、静かに涙を流し、クッションを思い切り海都に投げつけ、「サンキュ」と一言、笑って言いました。
どっかにあるでしょ、俺の海が
夏を終わりにし、民宿を出て、それぞれの海を探しに歩き出した二人。
最後、二人が別れるドラマのラストシーンの会話です。
広海は車で、海都は電車で、それぞれの方向へと歩いて行きました。
以上、ドラマ「ビーチボーイズ」の名台詞集でした。