【海のはじまり】夏くんの部屋に行ってきた
夏くんの部屋に!月岡夏の部屋に!行ってきました!!(鼻息)
今日10/18・明日10/19の2日間、フジテレビ本社で開催されている「フジテレビジュツ博」。
テレビ美術のプロによる美術の祭典、前回開催の際は伺えず、今年の開催を知り、しかもドラマ「海のはじまり」のセットを間近で見られるということで、張り切って本日午前中に行ってきました。
SNS掲載歓迎ということだったので、「海のはじまり」一色の夏を共に過ごしたドラマファンの皆さんへ(笑)、写真をシェアします!
フジテレビジュツ博
月岡夏の部屋 全体
会場に入ってまず目に飛び込んできたのがこちら。
BGMにback numberの「新しい恋人達に」が流れていて、ドラマの世界観を間近で見ることが出来てとても感動しました。
美術関連のお仕事や勉強をされている方々や目黒さんファンの方々が多くいらっしゃる中、ひとり愛情重めのドラマオタクとして異様な熱量で「海のはじまり」セット前に張りつく私(笑)
マスクをしながら見学しましたが、マスクの下では口角が上がりっぱなしでした。
今回展示されていたのはこんな感じで、夏の自宅アパートのキッチン&リビング部分。
ドラマで見たまんま。感動。
でも実際セットを前にすると結構手狭で、学生時代から住み続ける手狭な男一人暮らしのアパートとして、生活感がとてもリアルでした。
映像になるととても広く見えたり、照明によって表情を変えるから、やっぱり撮影技術ってすごいんだなと感動。
語り始めると止まらなくなってしまうので、今日はコメントはサクっとにします(信用ならない)
とにかく写真をシェアしますね!
こんな感じです。玄関側からの画角ですね。
そういえばドラマを観ながら思っていたけど、夏の部屋って床がオシャレですよね。
キッチンの戸棚とか壁とか柱とか、築年数が結構経っていそうな古びた感じが本当によく出来ていました。
ドラマではそれぞれの家具や小物がクローズアップされて映ることは少ないけれど、どこを切り取っても設定を熟慮して作り込まれているセットに感動です。
月岡夏の部屋 リビング
私たちの思い出のリビングです(違)
これこれ。これこれ。ニマニマしながら感動していた私、とりあえずひたすら写真を撮りつつ、立ち尽くしてずっとセットを眺めていました(笑)
座椅子買わないのかなと勝手に気にしていたクッションや座布団たち。
一人で遊ぶのかしらと気になっていたバスケットゴール。
あります、ありました、全部。
弥生さんの小物が置かれているので、これは弥生さんと付き合っていた時代の夏の部屋ですね。
ドラマでは、水季と交際時代、弥生と交際時代、弥生と別れてから、といった具合で、その時々ごとに微妙に小物が変化して、同じ部屋でも何パターンかのセットがあったと思います。
この角度で部屋のテレビまで映るシーンって少なかったように思うのですが、弥生さんがうっかり寝てしまった時はきっと、奥に見えるテレビで映画か何かを観ていたんだろうな。
このテレビの小ささが、一人暮らしのリアルな感じでいいですよね。
リビングの棚①
勝手に棚①と名付けましたが(笑)、向かって左奥にあった棚です。
海ちゃんが公式SNSの動画で「糊デカすぎ」と笑っていた、超ビッグサイズのアラビックヤマトの糊もちゃんとありました。
カレンダーはイバタ印刷のもの。
営業周りとかで取引先に配布するようなやつですよね。
余りを毎年もらって使っているのかもしれません。
バスケットボールはボールが落下しないようにネットの底がクリップで止められていました(笑)
この棚は全体的に、趣味の棚というよりも日用品の棚なのかな。
ビッグサイズ糊の近くには鉛筆削り(要る?)やら筆記用具やら。
結構ペンも多いし鉛筆も使うっていうのは、自宅で持ち帰り仕事をしたりする時用とかですかね。
もしくは大学の時に学科や授業の関係で使ったのかな?
夏と水季が大学で何を専攻していたのか明らかになっていないと思うのですが、夏くんの部屋って文房具系やデザイン関連の本が結構多い気がするので、何かそういう関連のことを勉強して、印刷会社に就職したのか?
セットを見るだけで色々と妄想が再び広がってゆきます。
一番下の段にはオセロやらゲームが色々。
わざわざ買ったのか?実家で大和とかと遊んでいたものを持ってきたのか?
月岡家(実家)にもジェンガがあったし、夏くんファミリーはジェンガ好きなのかもしれませんね(笑)
一生揃わなそうな謎角形のルービックキューブも気になります。
…サクっととは?さっきコメントはサクっととかって言ってましたよね?すみません。
弥生ゾーン
棚の手前にあったこちら、弥生さんの荷物を置くゾーンですね。
別れた時、ここの荷物をまとめて紙袋に詰めたんだろうな。
そういえば海ちゃんにと弥生さんが選んだイルカのパペットや絵本たちも、ここの棚に置かれていたような気がします。
ドラマの何話かの感想でも書いたのですが、この弥生ゾーンに並んでいる小物類が、弥生さんの自宅マンションの棚に並んでいるものとイメージが近かったりして、弥生さんらしさの表現にぬかりないなと感心しました。
棚自体は結構年季が入っていますね。
夏が元々持っていたものかな。え、まさか、かつての水季ゾーンだったとか?怖い。夏くんってそういうことやりそうな気もするから怖い(笑)
リビングの棚②
向かって右奥にあった棚です。
こちらはあんまり頻繁に使わなそうなものが置かれていますね。
手前もダンボールで埋まっていたりするのがリアル。
扇風機の年季もリアルです。
あんまり夏くんって次から次へと新しいものを買わなそうですもんね。
皆さん!!夏くん、洗剤はアタック派です!!
ゾンビ臭断絶!Attack抗菌EXですね!!
うちと同じ!嬉しい!!!!!!!
多分あのブースでアタックに興奮して見ていたのは私くらいだったと思います。
なんかこう、ゴミ箱にスーパーの袋セットしたり、アイロンをごろんとそのへんに置いておいたりするのが、ほんと生活感って感じですよね。すごい。
テーブル
テーブルの足元に、柿ピーとミックスナッツがありました!!
これは知らなかったな~。
それにしてもサイズがデカくないですか?(笑)
柿ピーそんなに好きだったの?何年分?(笑)
晩酌しながらつまんでたのかな、柿ピーとナッツ。
弥生さん、コメッコ食べてたし、米菓が好きなのかもしれませんね。
そしてお気付きでしょうか、テーブルの上にはちゃんと、新田写真館で現像した写真が並んでいます。
ちゃんと袋に「新田写真館」ってあって、震えました。感動。
空の写真と、あとはなんでしょう、歩道橋?
ちゃんとネガもあって、ここに夏くんがいたんだなあと、噛みしめました。
新田さん、元気かなあ。
リビングの棚③
寝室の方に続いていく側にある棚です。
こちらは趣味ゾーンかな。CDや本がずらっと並んでいました。
ラジカセ?コンポ?CDプレーヤー?
音楽を再生する機械が3つくらいあるんですよね。そんなにこだわる人だったのかしら。
一番下の段にはパイナップルのデザインの植木鉢?花瓶?がありました。
なんかどことなく水季のセンスっぽい気が(笑)
棚に置かれていたCDにも注目してみました。
SMAP!!
「夜空ノムコウ」は1998年発売とのことで、夏くん的には全然世代じゃないけれど、わざわざシングルを購入したのでしょうか。
このサイズ感のCD、懐かしいな~。
そしてちょっと待ってください!!
カラフルなジャケットのは、スーパーカーの「Futurama」ではないですか!!おいおい!!(情緒)
水季が好きなスーパーカー。
夏くんも聴いてたの?一緒に?
弥生さんに「言ってもわかんないと思うんで」って言ってたやつはやっぱりスーパーカーだったの?
教えて教えて夏くん、説明して!!(笑)
はあ。楽しい。楽しかったな、フジテレビジュツ博。
ほか、スピッツ「美しい鰭」(2023年発売)、河口恭吾「ただいま」(2008年発売)、あとはDef Techでしょうか。
カメラもフィルムのカメラだし、アナログ好きなイメージの夏くん、音楽もサブスクではなくCD派なのかもしれません。
ちょっと「silent」の想くんとイメージが重なりますが、歌詞カードをじっくり読むタイプな気もしますね。
部屋に置かれている本とかCDに結構年季が入っていて、もしかしたら中古で買ったのかな?などなど、妄想が捗ります。
こちらは文庫本です。やっぱり年季入っていませんか?またはこんなになるまで何度も何度も読んだのか??
あんまり読書好きという描写はされていませんでしたが、確かに部屋に本が多めだった印象です。
「海辺のカフカ」もありました。上巻はどこに?
そして並んでいるのは洋書…?
趣味なのか、仕事関連なのか…?
あまりこの辺り詳しくないので、有識者の方の考察をぜひ伺いたいです(笑)
月岡夏の部屋 キッチン
弥生さんが料理したり、夏くんが海ちゃんのための料理をしたり、ゆき子さんがお惣菜を夏くんに食べさせたりした、あのキッチンです。
掛かっているハンドタオルの古びた感じとかも生活感があってすごい。
ズーム(笑)
ぜんざいはキュキュットクリア除菌です!!(笑)
何度かドラマでも登場したビール、空き缶がちゃんと洗って逆さにして乾かしてありました。リアル。
狭いながらも綺麗にしてあるキッチン。弥生さんが管理していたのかな?
漂う生活感が本当にリアルです。
おじゃましました!
最後にこの画角を。
ここでね、弥生さんの髪で三つ編み練習したりさ、別れ話したりさ、海ちゃんにドライヤーしてもらったりさ、色々さ、あったよね(涙)
隅々まで舐めまわすように見学した後、最後に気の済むまでこの画角からセットを眺めさせていただきました(笑)
最後の最後に、記念に、セット裏の写真です(笑)
いやあ、フジテレビジュツ博、他にもドラマだと「新宿野戦病院」のセットがあったり、「ドッキリGP」のスタジオやボムマジ爆発のあの爆発する椅子、「新しいカギ」のかくれんぼ企画で実際に使った隠れ場所などなど、フジテレビの番組のセットがたくさん展示してあって。
衣裳も、マッサマン、室井慎次、ブルーモーメントなどの展示があって、無料でこんなに見せていただけるのかと、大満足で大満喫でした。
個人的にはやっぱり「海のはじまり」のセットが目的で行ったけれど、セット、衣裳、あらゆるものの隅々までにたくさんのこだわりや技術が詰まっていて、プロのお仕事ってさすがだなと思いました。
例えばドラマだったら俳優陣にまず目が行ってしまうけれど、セットや衣装のひとつひとつにちゃんと意味があってきちんと作り込まれているからこそ、変な違和感を感じて現実に引き戻されることなく、その作品に浸ることが出来るんですよね。
見れば見るほど作品への愛情が感じられて、とても幸せな空間でした。
「海のはじまり」、本当に大満喫した夏でした。
楽しかった!