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約束の彼の地に辿り着くまでの、ハッピーでマジカルなツアー参戦記

先日、ハッピーマジカルツアーin東京ドーム公演が無事終了しました。私は二日目に参戦しました。
ハッピーマジカルツアー千秋楽in東京ドームということで、地方公演からセットリストが大幅に変更されたり、卒業メンバーがサプライズ出演したり、オードリーさんがサプライズ出演したり。もうとにかくすんごいライブでした。久しぶりに日向坂のライブでこんなに面白いライブを見ました。いや〜凄かった、ほんとに。そもそも地方公演が面白かったのに、千秋楽でこんなに面白いライブしちゃって良いの??と感動しました。感情が昂り過ぎて、感想がポストだけでは収まらないということでnoteをつらつら書き始めた12月27日深夜2時といったところです(いつ書き終わるのかは知らん)。このツアーを通して感じたことを思うがままに書くので、主観や偏見も多く含むまとまりのない文章かと思いますがそれでもよろしければ。


ツアー開催発表

時を遡ると今年の9月、ひなたフェスにてツアー開催発表+東京ドーム公演がサプライズ発表されました。私もその場に立ち会うことができたのですが、純粋にとても嬉しかったですし、ジョイラでメンバー達が泣いている姿には心を打たれました。ただそれと同時に、東京ドーム、埋まるかなぁという、一抹の不安が襲ってきました。というのも、去年のツアーは空席が目立ち、土日の福岡マリンメッセでさえ埋まらないという状況だったからです。そして2024年はひなたフェスを成功させることを目標とする1年だと勝手に思っていたので、あれ、東京ドームもやるんだ、いや嬉しいけど、なんか焦りすぎじゃない?と。しかも、4人が同時卒業している状況。2年前は東京ドームに向かってみんなで頑張って、やっと辿り着いた場所。今年は少し安易過ぎではないかな〜なんてモヤモヤがありましたが、何がともあれ、ツアー自体も危ぶまれている状況だったので、純粋にツアーが開催されることの嬉しさの方が勝っていました。

ひなたフェスにてツアー日程が発表されてから程なくして、卒業メンバー4人の卒業セレモニーの日程も発表されました。丹生ちゃんは12/1、ひよたんは12/5、かとしは12/25(後日めいめいは1/25と発表)と、なかなか詰め込んだ形にはなっていますが、しっかりとメンバー一人一人を見送る形を作ってくれた運営さんには感謝です。私は2期生過激派(?)の河田陽菜ちゃんのオタクですので、1週間に2期生の2人、それも、河田陽菜ちゃんと関係の深い2人が卒業することへの寂しさと、私の情緒は一体どうなってしまうんだろうという気持ちでいっぱいでした。オタクでこれなので、メンバー、そして陽菜ちゃんはそれ以上だったと思います。

ただ、この過密スケジュールにより、卒業メンバーも東京ドームに立てるかもしれないという希望が生まれました。実際日向坂公式からも、「何らかの形で卒業メンバーが出演できないか調整中」という発表があったので、2年前の東京ドーム公演に出演できなかったひよたんが東京ドームに立てるかもしれないというのは純粋に嬉しかったし、それが実現したら伝説のライブになるだろうなと期待が膨らみました。

ハッピーマジカルツアーの事前番組では、「マジカルなことが沢山起こる」とか、「MCでひなあいのコーナーをやる」とかそういう漠然とした話ばかりで、正直あまり期待はあまりしていませんでした。去年のハッピートレインツアーは個人的には好きなライブでしたが(アムアイでひなのをフライングさせる演出はあり得なかったけど)、一昨年のハッピースマイルツアーはただ楽曲を披露するだけのライブで、セットもコンセプトもセトリも興奮する要素がほとんどないライブでした。正直内容をあまり覚えていないくらい。そりゃ好きな曲が披露されて、推しメンがステージに立つ姿が見れればだいたい楽しいと思えますが、「楽しい」のそれ以上でも以下でもないライブといったところでした。(急に過去ライブの批判してごめん)

神戸公演

11月19.20日in神戸ワールド記念ホール。ついにツアー初日。ツアー初日はなるべく参戦したいオタクなので、ちょうど休みも取りやすい時期ということもあって神戸公演は二日間参戦することができました。
ツアー初見の感想は、コンセプトもしっかりしていてなかなか面白いライブだと思いました。私が好みのライブの流れで、セトリ構成や演出も面白く、魔法学校をテーマにしているようなセット、ホーンテッドマンションのような演出、そしてライブは期別楽曲を先輩メンバー含めた全員で披露したり、これまで干され続けてきたカップリング曲を披露したり、ひなあいコーナーでバッティング対決をしたり、お掃除隊が発足したり。なかなか色々考えられているライブだなと思いました。
あとこのツアーで特に良かった点が、全楽曲フルサイズ披露だったことと、トロッコ楽曲がユニット曲だけだったこと。これは本当に嬉しかったです。最近の日向坂のライブはワンハーフ披露の楽曲が多く、箱が大きいという理由もあるから仕方がないことではあると思うのですが、トロッコでの楽曲披露が特に多かったです。どんなに好きな楽曲が来ても、トロッコで披露されては好きな振り付けもメンバーの絡みも全てなくなってしまうので、トロッコで披露されるくらいならセトリ落ちした方が良い(過激思想)とさえ思っている人間なので、今回のツアーはその要素が全くなかったのも素晴らしかったです。
特に好きだったセトリが、雨が降ったって。これは4期生楽曲ですが、メンバー全員で披露するのが日向坂らしくて毎回ワクワクして楽しかったし、4期生ライブの演出がそのまま使われているのも素晴らしかった。この自由度は日向坂でしか表現できないし、日向坂の好きなところが全部詰まっていて最高でした。これはお世辞なしに他グループのライブを含めても2024年史上1番好きな演出でした。二日目は陽菜ちゃんの傘が用意されておらず、1人だけ傘無しで堂々と踊っている陽菜ちゃん、何事もなかったかのように平然としていて、さすがはメンタル最強河田陽菜ちゃん。
ひなたフェスからあまり時間もなく、会場を抑えるのも大変だっただろうに、ライブの内容も創意工夫がされていたのが嬉しかったです。ただ楽曲を披露するだけのライブではないと、今後の展開が楽しみになりました。
あとこれは余談ですが、神戸公演翌日は朝から出勤だったので、新幹線で帰ると最後までライブを見られないという理由で、車で埼玉から参戦したのですが、ライブ後休憩一切なしの約6時間高速走行はめちゃくちゃキツかったし、後から飛行機でも関東に帰れる便があったことを知りました。次ワールド記念ホールでライブがあったら飛行機で行こうと思います。

お掃除隊集合場所、文字列が可愛い
会場撮影可は嬉しい試み

福岡公演

続く12月5.6日in福岡マリンメッセ。こちらは二日目に参戦しました。ど平日の福岡公演、しかも仕事を休みずらい時期ということで行くか悩みしたが、二日目はひよたんの卒セレが開催されるとのことで、これは絶対に行かなければいけないという気持ちでなんとか休みを取りました。休みを割と好きに取れる今の職場環境に感謝。
福岡公演はひよたんの卒業セレモニーが開催されました。本編のセトリはほとんど変わらず、2期生楽曲が入りました。個人的にはセカサンが見たかったですが、丹生ちゃん卒セレで披露されていたのでまぁここは仕方ない。自販機と主体性、2期生個々の歌声がしっかり聴けたのは良かったです。あと、ホントの時間前のダンスが変更されていて驚きました。神戸公演ではアムアイキュン勝たんの謎の混合ダンスを踊らされて、その後ホントの時間に入る流れで、こちらとしても意味がよくわからないまま踊っていたのですが、福岡公演ではこれが変更され、ホントの時間のサビの振りコピに変わっていて最高でした。曲始まりのwowで会場全体で歌えて、キャプテンの「踊るよ〜」という掛け声でオタク達がみんなで踊る光景は面白かったし、何より楽しかったです。ここの神戸から福岡までの変更がかなり好きで、これはミーグリレポで見かけたのですが、キャプテンがダンスを変更したいと運営さんに提案してくれていたとのことで、メンバーとスタッフさんで作っていくライブが凄く素敵だな思いました。あとは、どこかで青春の馬が入るかなぁと少し期待していましたが、本編は普段通り終了。
そしてアンコールはひよたんコール。福岡マリンメッセだからか、コールがしっかり揃っていて感動しました。アンコール後、VTRが始まります。「私の大切な友達を紹介します。」河田陽菜ちゃんからのナレーション。ここで私の涙腺が崩壊しました。まず、卒業メンバーのVTRで本人以外のメンバーがナレーションをすることに驚いたし、そのメンバーというのが加入初期からひよたんの「親友」と自他共に認める河田陽菜ちゃんでした。それはもう号泣する以外の選択肢はなく、VTRのセリフは流石に全部覚えていませんが(早急にVTRだけでも映像化してください)、初期のひなひよのツーショットからVTRが始まり、河田陽菜ちゃんの声で映像が流れて、ここら辺から私以外の周りのオタクの啜り泣きが聞こえてきます。映像の中で、「普段は恥ずかしくて言えないけど、今日だけは言うね。ひよたん。大好きだよ〜」(ニュアンス)←ここで私の涙腺のダムが決壊しました。河田陽菜ちゃん、それずるいよね?だって普段は2人でヘラヘラ楽しそうにくだらないことばかりしてるのに(良い意味で)、卒業の時だけ素直な気持ちを伝えるのは、ずるい。VTR中に、「今日は泣かないって決めてるんだ〜」って言葉は私の涙腺に響き過ぎた。陽菜ちゃんは先輩同期関係なく、誰の卒業セレモニーでも高確率で涙を流しています。同期の卒業セレモニーなんてもっての外。それでも陽菜ちゃんは、笑顔で見送ろうって気持ちで臨むところ、優しくてメンバー想いの陽菜ちゃんのことがさらに愛おしくなりました。
そして2期生のMCも凄く、2期生らしかった。ひよたんの挨拶の後、2期生がステージに上がります。みんなそれぞれ話したいことを話し、ひよたんが終わりたくなさそうに話を永遠に繋げるところが凄く2期生らしいな〜と。後日ひよたんのブログでも、イヤモニでスタッフさんから「もうそろそろ終わって」と指示されていたのに無視してしまったと話していました。それくらい2期生達はその時間を終わらせたくないという気持ちが見ているこちら側にも痛いほど伝わったし、とにかく長かったです(もちろん良い意味で)。MCでは本当に色んな話をしていましたが、印象に残っているのは、鈴ちゃんが「2期生でコテージとか泊まりたかったね」と不意に言った言葉。僕なんかの特典映像で2期生のバス旅がありましたが、あの時はみんなどこかぎこちなかったよねと話しているのを聞いたことがあったので(出所がわからない)、今の2期生全員で同じような企画をしたらまた違う雰囲気のみんなが見れたんだろうなぁなんてその話を聞きながら寂しくなってしまいました。今からでも遅くないので2期生がワチャワチャしてる企画ください。あとは金村が「卒業するのやめない?」とひよたんに寂しそうに言うのも胸が締め付けられました。卒業メンバーに対してその言葉を伝えるのは果たして良いのかどうかという話は置いておいて、素直な気持ちを吐露しているのがなんとも金村美玖ちゃんらしいなと。金村は2期生の中でも特に「重い」で有名(?)ですが、最後の最後にその重さを出している姿にこちらも胸を締め付けられるような思いでした。MCを伸ばしに伸ばして、このちゃんが「私さ〜カメラ持ってきたんだ」と言ってカメラを取り出し、このちゃんがカメラマンとして2期生を撮影するという場面がありました。数日前の丹生ちゃん卒セレでは金村がカメラマンとして2期生を撮影して、陽菜ちゃんが涙腺崩壊していましたが、この日はカメラマンのこのちゃんが泣いてしまって、撮影中も「なんか最高だなぁって」と呟きながら撮影していて、グループいち涙もろい松田好花ちゃんらしいなと思いましたし、こうして撮影中に誰かが泣いてしまうところが私が2期生の好きなところだなぁと。そして話を繋げに繋げて、沈黙した恋人よの披露に入る前に、陽菜ちゃんが話を振られるも、その後泣いてしまうことがわかっているからかそれを紛らわそうとするように「私歩きたい!」と言ってステージを陽菜ちゃんが1人で歩いて、鈴ちゃんから「ひなさんぽ?」と突っ込まれる場面がありましたが、その後の楽曲披露ではイントロから下を向き、涙が溢れて全く前を向けない陽菜ちゃん。その後、何とか歌い出しを歌い切りますが、陽菜ちゃんの涙は止まる事なく、2番のサビ前でひよたんと「僕らは見つめあって答え出すんだ。そうサヨナラ」でサヨナラを言えず、下を向いて涙が止まらない陽菜ちゃん。ナレーションで「今日は泣かないって決めてる」んじゃなかったの?他の歌割りはなんとか涙を流しながらも歌っていたのに、「サヨナラ」だけは言えない陽菜ちゃん、そういうとこだよ陽菜ちゃん...…(書きながら泣きそう)。その後すぐに金村が陽菜ちゃんの手を取る振り付け、金村も相当精神的にきているだろうに、陽菜ちゃんの手をしっかり握ってくれてありがとう(誰)。その後ひよたんと向かい合って「人は変わってくとわかってても、あの頃の自分に縛られてたんだ」で向き合って歌うひなひよ。陽菜ちゃんはひよたんと目を合わせる時は笑顔だけど、下を向いた瞬間泣いてしまうのがあまりにも陽菜ちゃん過ぎて、陽菜ちゃんっていつもそうで(ここからは主観で話しますが)、誰の卒業セレモニーでも本人の前では笑顔でいるけど、本人から見えないところでこっそり泣いているような子で、ひよたんの時もやっぱりそうで。ただいつもと違うのは、陽菜ちゃんがあまりにも泣き過ぎていたこと。正直ステージ上であそこまで泣いている陽菜ちゃんを私は初めて見ました。驚いたし苦しかったし、でもやっぱり泣いてる陽菜ちゃんも可愛くて愛おしくて私の中の何かが爆発しそうになりました。陽菜ちゃんだけでなく2期生全員が涙した沈黙した恋人よ、一生忘れたくないパフォーマンスでした。
その後、みーぱんファミリーがステージに上がります。ここら辺はYouTubeにも上がっているので細かい部分は省略しますが、トロッコで真ん中に来た時にみーぱんが号泣してしまう場面が印象的でした。ひよたんが休業している時、誰よりも連絡をしてくれたのが美玲さんだったとひよたんがbltでも話しているように、本当にひよたんの支えであった先輩だと思います。2期生の卒業を見送る時、1番辛いのは1期生だと思うし、みーぱんとひよたんが抱き合う瞬間は感動ものでした。
ラストのジョイラでメンバーからひよたんへお花を送る場面、2期生全員のコメントが本当に全員重くて。ひよたんへの想いがそれぞれ違うベクトルの重さで、愛に溢れていて、涙がみんな溢れてしまっていて、とにかく素敵な時間でした。そして河田陽菜ちゃんの番に。その前にひらほーが泣いてしまって隣に来た時に、陽菜ちゃんがひらほーの涙を一瞬拭っていていました。陽菜ちゃんも緊張しているだろうに、泣いている人がいると陽菜ちゃんなりの優しさで寄り添うことができるところ、尊敬するしカッコいい。陽菜ちゃんってカッコいいんですよ。で、陽菜ちゃんの番に(2回目)。その前から耐えられなくて泣いてましたが、隣の金村と支え合いながら何とか耐えていて、2人の関係性って本当に素敵だなぁと思いました。陽菜ちゃんの番になってひよたんの前に行こうとするけど、泣いているのを見られたくないのか後ろを向いて後退りするようにひよたんへ近づくところとか、普段は言えない「いつもありがとう」「大好き」を言えたこと、「なんか、やだね。いて欲しいけど」「寂しい」って素直な気持ちを伝えるところも陽菜ちゃんらしくてもう耐えられませんでした。「親友」であるからこそ普段素直に伝えられなかった気持ちを、最後に伝えることができるのは卒業セレモニーだからこそできることだし、その場面を実際に見ると苦しい気持ちもあるけどそれ以上に「ひなひよよ、永遠であれ…」という自分勝手な気持ちになったことをここに記しておきます。本当に素敵な卒業セレモニーでした。(長すぎて既に6000字超え、ここまで読んでいる人本当に尊敬します)(ありがとうございます)


福岡マリンメッセ、スタンドも見やすくて良い箱でした

愛知公演

12月10.11日inポートメッセ名古屋。こちらは初日に参戦しました。福岡で休みを使っていたので休みを取りづらく、この日は夜勤明けで弾丸日帰り名古屋遠征を敢行。朝10時に颯爽と退勤して名古屋へ!仮眠しているとはいえ夜勤明けはとにかく死ぬほど眠いので、移動時間はほとんど寝ていました。名古屋駅で少し時間があったのでもう少し早く会場へ行きたかったのですが、眠気が勝ってしまってカフェで寝てました。とにかく体を酷使して参戦した名古屋公演。あと、財布を職場に忘れたのでスマホのみで行きました。パスモに残高が残ってたのでなんとかギリギリで乗り切れましたが、キャッシュレスのみだと厳しい当たり前に。次回は気をつけよう。
ポートメッセ名古屋はお初の会場で、座席はブリージアブロック(名前がいかつい)。メインステージ真正面のスタンド席でしたが、箱の大きさがちょうど良かったのでしっかりパフォーマンスを見ることができて良かったです。
ライブのセトリは基本的に同じで、変わったポイントと言えばユニット楽曲。夜明けのスピード、どこまでが道なんだ?の流れでツアーが進んでいたので、陽菜ちゃんセンターの「恋とあんバター」が披露されることはほぼ確でした。私はこのために名古屋弾丸遠征したと言っても過言ではないくらい。名古屋で披露された恋とあんバター、言うまでもなく最高。外周トロッコ披露で、私の付近に陽菜ちゃんが来たのですがこの時は目すら合わず😢まぁ可愛かったのでオールオッケーです。陽菜バターを現地で見ることに意味があるので。
この日の陽菜ちゃんは色んなメンバーと絡んでいて楽しそうでした。幻覚じゃなければMC中に金村が陽菜ちゃんのことをハグしていて目を疑ったのですがたぶん現実です。1週間前に同期2人の卒業を見送ったからか、金村美玖ちゃんが普段よりもスキンシップが多く、寂しがりやの甘えたがりさんが出ていてとてもありがたかったです主に私が。
あとこれはツアーを通して感じたことですが、河田陽菜ちゃんって手や腕の使い方がとても綺麗で癖がない、見ていて気持ちのいいダンスをするなと。特に接触と感情や永遠のソフィアでそれを感じて、綺麗に伸びた腕をぶん回して踊る陽菜ちゃんに惚れ惚れしました。あとは膨大な夢に押し潰されての陽菜ちゃんが凄くクールで全てを諦めたような表情をしていて最高でした。陽菜ちゃんってこういうクール楽曲で強くて、ニコニコ笑顔とクールな表情を使い分けるところが本当に素晴らしかった。河田陽菜ちゃんはパフォーマンスが強い。

ブリージアブロックも悪くないね

東京ドーム公演

そして12月25.26日の東京ドーム公演。私は二日目に参戦しました。本当は二日間参戦したかったのですが、夜勤のため泣く泣く二日目だけの参戦でした。この日も10時に退勤し、しっかり家で仮眠を取ってから行ったので開演前の時間が全然なくて焦りました。更に座席が3塁側のグランド席だったのですが、スタンド席だと勘違いして永遠とスタンド席付近を彷徨い、Overtureギリギリでなんとか席に着きました。グランド席=エキサイトシート←これ知らない人意外と多いと思いますし私も知りませんでした。
東京ドーム千秋楽は本当に本当に最高のライブでした。何が最高だったかというと理由は色々あるのですが、"これまでの地方公演の伏線が回収されたライブ"だと感じました。具体的に言うと、まずは卒業メンバーと共に全員で東京ドームに立つことができたことが大きかった。前述した通り、ひよたんが2年前の東京ドームに立てなかった時、次東京ドームライブがあったらみんなで立とうねとメンバー達が話していました。そして今回、スタッフさんが相当頑張ってスケジュール調整をしてくれた結果、丹生ちゃん、かとし、そしてひよたんが、かほりんがかけた魔法によりサプライズ登場してくれました。丹生ちゃんがサプライズボックスから出てきた時の「丹生ちゃん」コールは凄まじく、オタクってこんなに声出るんだと感動したし、その後すぐにOne choiceのイントロが始まり、丹生ちゃんがセンターで再び見れることに感動してめちゃくちゃ泣いてました。曲中はメンバーみんな楽しそうにパフォーマンスしている姿に胸を打たれ、最後のハイタッチで丹生ちゃんが隣の陽世に優しい表情で継承のハイタッチをし、丹生ちゃんの代名詞である「ニパー」を陽世と一緒に披露して、そこでもう私の感情のダムが崩壊しました。楽曲センターが次世代のメンバーにこんな綺麗な形で継承する場面を初めて目撃しました。その後のサプライズボックスからはひよたんが登場し、そのまま青春の馬が始まります。ひよたんの卒業セレモニーで青春の馬が披露されなかった伏線がここで回収されました。曲中に陽菜ちゃんが涙ぐみながらパフォーマンスしている姿に胸を打たれましたし、2年前にひよたんがドーム公演に出演できなかった時、誰よりも悲しんでいたのが陽菜ちゃんと美穂で、ひよたんの卒業セレモニー後にこうして最後の夢が叶う瞬間を見ることができたのは奇跡に近い出来事だったと思います。それ程に感動的な瞬間を見せてもらって、この一連の流れだけでも十分満足でした。ですがサプライズはまだまだ続き、かとしがサプライズボックスから登場し、そのまま君しか勝たんを披露。ハッピーオーラ全開で、メンバーもみんな楽しそうで最高の瞬間でした。卒業メンバー3人のサプライズ出演により、2年越しにひよたんの夢が叶う瞬間を目撃し、現メンバー全員で東京ドームに立つことができたこと。これは東京ドーム公演をこのタイミングで開催していなければ見れなかった瞬間でした。
あと、セットリストが地方公演から大幅に変更されたのも面白かったです。クリスマスブロックと称されたこのブロックは、今は亡き(?)ひなくりを彷彿とさせる演出で胸が高鳴りました。一つ文句があるとすれば、接触と感情と永遠のソフィアをセトリから外したのはセンスがないと思いましたが。セトリ追加で良かったのは、ってかとアディショナルタイムで、どちらも金村美玖センター楽曲です。地方公演は4期生のよーことかほりんを中心に進んでいった印象ですが、この2曲の追加により、目がガンギマリして気合い十分な金村センターを東京ドームで見れたのはデカかった。これは超個人的な願望なので軽く読み流してほしいのですが、私は2期生にこれからの日向坂を背負って欲しいと本気で願っているし期待しているしその未来を今背負えるのは2期生だと信じているので、金村の気迫ある表情からも、これからの日向坂を背負う覚悟が垣間見えた気がしてめちゃくちゃ胸がアツくなりました。2年前に東京ドームで披露されたこの2曲が、より洗練されたパフォーマンスに進化していました。
あとはアンコールでのオードリーさんのサプライズ出演。ひなあいでも春日さんの出演はほぼほぼ確定していたので予想はしていたのですが、まさか若林さんも出演してくれるとは。私はオードリーのことをそこまで知らないのでオードリーの東京ドーム公演も見ていないですし、そこら辺のストーリーを語るほどの熱量を持ち合わせていないのですが、初期から番組を作って盛り上げてくれているMCの方々が、ツアーの千秋楽に出演してくれることは当たり前ではないと思いますし、今年オードリーと日向坂の東京ドーム公演が開催されたのも奇跡だと思います。ジョイラでオードリーの2人が真ん中で肩を組んで、周りのメンバー達がジョイラでこんなに笑顔のメンバーを見たことがないと思うくらいみんな楽しそうで、ステージを去るオードリーの2人の背中がカッコよくて流石に涙を我慢できませんでした。地方公演で始まったひなあいコーナーの中のバッティング企画が、東京ドームでまさかこんな形で最高の終わり方をするなんて夢にも思っていませんでした。
しかしこれだけでは終わらないのがツアー千秋楽。ダブルアンコールでは新曲が初披露されました。ダブルアンコールに入る際も、確かに暗転はしたけどまだ何かあるという雰囲気が会場全体に漂い、暗転する前からオタク達が声を出しているのが最高だったし、アンコールの時よりも声が大きくて、揃えるというよりも好き好きに声を出しているのがまた良かったです。ダブルアンコールからすぐにVTRが始まり、「私たち、日向坂46です」と日向坂の代名詞である挨拶が流れ、今までのシングルのティザーがバーっと流れた後に始まる卒業写真だけが知ってるのイントロ、大正解。YouTubeで期間限定公開しているので全人類見てください。最高なので。

楽曲が終わり、挨拶なしでそのままメンバーが捌ける演出は震えました。私がずっと日向坂に求めていた演出。そして余韻に浸る暇もなく、モニターにこの言葉が表示されます。

ここから、はじまる。行こう。いっしょに。

メンバーが去った後に、この言葉だけ残す演出、これがあまりにも良くて、私の心にぶっ刺さってしまい、終演後も暫く立ち尽くしてしまいました。アンコールでジョイラ→キュンで終わる演出が綺麗な終わり方かなとダブルアンコールが始まる前までは考えていましたが、ダブルアンコールで新曲が披露され、最後にこの言葉を残されたら、これから先の未来も日向坂46に着いていきたいと思うし、一緒に歩いていきたいと思うに決まってる。何から何まで素晴らしいライブでした。

エキサイトシート最前、トロッコに乗った陽菜ちゃんからおみそしるを飲んで貰えたことは一生の思い出。河田陽菜ちゃんありがとう。(証人が2人いるのが面白いね)

おわりに

既に一万字を超えました。ここまで読んでくれた方、改めて本当に凄いです。(2回目)
ハッピーマジカルツアー、私はありがたいことに8公演中5公演参戦することができました。公演が進むごとに進化するパフォーマンスや演出を現地で味わうことができたのは本当に贅沢なことで。あと、日向坂のメンバーって曲中に目を合わせたり絡んだりする回数が尋常じゃないくらい多いことを改めて実感しました。これって一つの日向坂らしさだと私は思っていて、それを現地で見るのって凄く楽しいし嬉しいんですよね。
確かに今の日向坂46は厳しい状況下にいるかもしれません。紅白は2年連続落選、東京ドーム公演は見切れ席、バックステージ共に全て暗幕でした。2年前の東京ドーム公演と比べても、お世辞にも右肩上がりとは言えない状況です。それでも2024年はひな誕祭、ひなたフェス、ツアー、そしてフェスや外部イベントへの積極的な参加、46時間TVなど、会える機会を沢山作ってくれたし、様々な企画でファンを楽しませてくれました。2024年、日向坂を応援していてずっと楽しかった。ツアーに関しても、年末の時間がない中で、地方公演からドーム公演への大幅なセットリスト変更は相当大変だったと思います。ほっとひといき!#127のMC3人回(オーディーでは12:25〜)で、東京ドームのリハがツアーがあって十分にできない時に、メンバーがスタッフさんに「深夜でも良いから入れてください」とお願いして練習を追加してもらったり、セットリストも地方公演のままいくかもしれないと思われた中で、メンバーで試行錯誤したと語られていました。それ以外にもメンバーがスタッフさんに直談判して変更された演出がいくつもありました。ホントの時間のダンス変更、卒業写真だけが知ってるの披露をヘッドセットでやりたいとメンバーがスタッフさんに直談判したエピソードとか。ハッピーマジカルツアーがここまで面白いツアーになったのは、メンバー達の努力と、それに応えるスタッフさんがいたからこそ。ひなたフェスで東京ドーム公演が発表された時、時期尚早なのではないかとモヤモヤしてしまった自分が恥ずかしくなりました。このタイミングで東京ドーム公演を開催したことに意味があるとライブが終わった後に気づきました。
そして2025年の日向坂46、めちゃくちゃ楽しみだし、めちゃくちゃ期待しています。それだけの楽しさが今の日向坂にはあると断言できる。東京ドーム公演二日目の見たことない魔物の煽りでかほりんが「2024年、日向坂を好きでいて、楽しかったですか?」と鬼気迫る表情でファンに問いかけた瞬間が今でも鮮明に記憶に残っています。
最後にこれだけ言わせてください。

かほりんへ。2024年、日向坂を好きでいて最高に楽しかったよ!


2025年もよろしくお願いします!
おわり

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