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【体験談】言語化できると人生が変わる。
こんにちは!中村菜月です。
私は美容業界出身で、結婚・出産を機に在宅の美容ライターとして活動を始めました。
現在でも執筆活動は続けており、主に美容コラムやSEO記事制作、監修、美容メディアの運営などを行なっています。
文章とはかけ離れた業界にいたので、パソコンも持ってなかったしキーボードを打つことも不慣れ過ぎて、よくライターになれたと自分でも思いますが
ライターになったことで、家にいても収入が得られる以上の魅力があったので今も続けているような気がします。
今日は、そんな「ライターの仕事を始めて、収入以外に得られた大切なもの」についてお話をしたいと思います。
私はもともと、言語化することが苦手でした。
気持ちを隠して生きることが癖になっていたので、本当の気持ちを理解しないようにしていたのです。
理由は、「本音と向き合うと傷つきそうで怖いから」です。
仕事をする中でも、感情は邪魔な存在でした。
ただ、言われたことを淡々とこなしていくことが、波風立たず平和に1日が終われると思っていたからです。
そんな時、上司から「あなたはどう思う?」と仕事について聞かれました。なので、私は業務上の効率を考えた上で解答したのですが
「そうじゃなくて、どう感じたかを聞いているの。」
と言われたんです。
正直その時は、上司が何言ってんのかわかりませんでした。
それと同時に、感情が湧いてこなくなっていることにも気づきました。
その結果、パニック障害を発症し働くことが困難になったのです。
言語化できると人生がうまくいく
気持ちを言葉にする大切さについて、ちゃんと理解したのは産業カウンセラーの講座に通い出してからです。
あれほど、自分の内面について話す場面は生まれてこの方あの時ぐらいでした。
難しいのは、「自分の感情にぴったりの言葉が浮かばない」ということ。そして、いつも同じ言葉を使っていたり、少ない言葉でなんとかしようとしていたことに、自分の生きる世界の狭さを感じました。
言葉に魂が宿るとか
言ったことが現実になるとか
そこまで思わないにしても、使う言葉で現実は成り立っているなと思っていて
例えば
「仕事に行きたくない」という表面的な感情だけを伝えることより
「上司とのコミュニケーションがうまくいかなくて話すたびに緊張してしまう」
という根本的な想いを言語化できた方が、スムーズに解決するわけです。
どちらも、自分にとって同じ気持ちでありながら、表現する言葉がぴったりであるほど自分の気持ちに沿って未来が変わっていくんですね。
ライターの仕事をするにしても、クライアントさんとのやり取りでもあっても、「ぴったりの言葉を探す」ということが、相違なくうまくいく秘訣のような気がします。
ライターを通して自分を探す
私がライターの仕事を続けているのは、収入面が安定すること以外にも「自分探し」の要素があるからだと思っていて
自分が生み出した言葉には、何かしら共通点やこだわりが込められていると思うんです。
私が美容ライターから美容コラムや監修などの仕事に発展していったのも、自分のこだわりを評価していただけた結果だと思うし
それを言葉で表現することで、自分のこだわりを価値に変えることができる。
ライターにならないにしても、自分を言葉で肯定することは、生きる上で必要なスキルだと思います。