感想文|大海原のソングライン
今日この後16:30(?たぶん)から開催される、高田世界館の人気イベント『ピーター・バラカンの出前DJ』は私は都合により参加できないのですが、バラカンさんも絶賛と聞き、公式サイトのトップの一文を読み…
「16の島国に残る伝統的な音楽とパフォーマンスを記録した驚異の音楽ドキュメンタリー」
あ、もう、これは絶対観るやつ。
と、期待を膨らませて観に行きました。
いや~~良かった!
期待を裏切らぬ音楽、そして映像でした。
音楽だけなら生の方が良いに決まってるんです。でもそれを映像化する、ドキュメンタリーにするというのの意味と価値がある作品でした。これは、映画館で観てこそ。
物凄く良かった。良いに決まってると期待して観に行ったけど、正直、まさか泣くとは思わなかった。しかもけっこう序盤で泣きました。そこからはもう、ぐっと来るたび目から液体が勝手に押し出されてくる…(笑)。
高田世界館、本日から1週間限定(短いよ!!)です。ぜひご覧ください。
個人的には台湾から始まるのも胸熱だったな……。
バラカンさんのイベントをパスして私はこれからオーケストラ(西洋クラシック)の練習に行くんですが、今日この『大海原の~』を観ていて「そうだよ、音楽は西洋音楽だけが『クラシック』じゃない!」と拳を握りました。
西洋クラシック音楽は体系化されて後世へしっかり伝達される技術(記譜など)と教育が構築されたのが、今これだけ広まり残った理由だと思うんですよね。
それはそれでやっぱり素晴らしい人類の宝だと思うし、大好きです。でもプリミティブで少数なものが西洋文化より素晴らしくないなんてことは全く無くて、
ああ、思い出し涙が出そう。多くの方にご覧いただきたいです!!
これが今年の1本かもしれない。
Blu-ray出ますように! チャンスがあったらもう一度行きたいくらい。素晴らしいドキュメンタリー作品でした。大感謝。
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