私の名前:自己紹介
Noteを始めるコツっていう記事を流し読みして、「まずは自己紹介」とあったので、自己紹介をしようと思った。
まずは名前。
私の名前はナツです。
由来は、会社の同期が付けてくれたアダ名から取った。もっとオリジナリティある名前だったけど恥ずかしいから、少しイジって普通に変えてある。
私が新卒で会社に入ったとき、数人の同期のお茶会で自己紹介をした。
名前、前の学校、趣味。
目立つつもりも友達になろうという気もなく、普通に答えた。
その時に「今までなんて呼ばれてたの?」と聞かれた。
ショートカットで透明感のある顔、くりっとした好奇心で溢れた目で。
今思えば、彼女は凄い。だってそこで私の人生で初めてのアダ名がついたから。
「ないかな。名字で呼ばれてた」
「え?友達に名字で呼ばれてたの?」
「そう、名字の呼び捨て」
「友達なのに?変なの。よし、じゃあ、今つけよう!」
そう言って、そこにいた数人の同期で「あーでもないこーでもない」「その名前じゃ私の友達とかぶる」「もっと誰ともかぶらない」「面白い名前がいい」と言って、相談が始まった。
その間、私は学生時代の友達のことを思い出してた。「友達なのに変」と言った同期の子の言葉に引っかかってた。
で、奇抜な名前になった。おもちゃにされていたかもしれない。
私は、恥ずかしかったけれど嬉しかったのを覚えている。
でもそれからは、新しい友達が出来るとその名前で呼んでもらっていた。
名は体を表す、なんて大げさかもしれないけれど、このあだ名で読んでくれている以降の友人たちは、とても親しくしてもらったと思ってる。親近感が湧くのかな。
その親友たちのお陰で、自分の性格も少し変わったような気もする。
そんな不思議な力のある名前を、私が自分で普通にしたのが今の名前なので、どんな体(てい)になっていくのか、ちょっと楽しみになってる。