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2021年8月、インドからの帰国・隔離後編

検疫所指定の施設(ホテル)での10日間の隔離も、6日目(入所から7日目)過ぎてからは、割と早く過ぎ去った気がします。

隔離施設の部屋での過ごし方

私たちが滞在した部屋は、噂に聞いていたホテル(2名で11㎡の部屋とか)とは違ったようで、そこまで狭くなかったので、気づくと1日に数千歩は歩いていました。バスルームの往復、お弁当の受け取りなど、思っていたよりも活動していたみたいです。

私は仕事、読書、SNSを眺めたり、部屋のテレビでネットフリックスに接続してドラマ観賞などをして過ごすことが多かったです。娘は、嫌々ながら勉強(算数・英語)、あとはiPadで遊んでいました。

贅沢を言える立場ではないのですが、ひとつ難点を挙げるとすれば、wifiが弱かったです。おそらく、入所者全員がずっとこもりっぱなしなので、これは仕方ないと思われます。どうしても仕事などで安定したネット環境が必要という場合は、ポケットWiFi的などを自力で用意しておくのがベストかと…。

出所→自主隔離へ

10日目(入所してから11日目)の抗原検査も、無事に陰性だったので、予定通り、私たちは翌日の朝、出所しました。

自主隔離場所への移動は、公共交通機関の使用がNGなので、事前に事情を説明したうえで、ハイヤーを予約。

羽田空港から都内の自主隔離場所(家族が事務所として使っているワンルームマンション)までは高速道路代も含めて¥16,000。最初の隔離場所が成田空港だった場合を思えば、これでもだいぶ安いです…。

自主隔離中は、「不要不急の外出を控え、やむを得ず出かける場合は公共交通機関の使用を避ける」というのが基本的なルールです。この「不要不急の外出」が、結局どの範囲までOKなのかが、微妙なところとは思いつつ…。

当然だけど、友人や離れたところに住む親戚との会食はNG、家族だけだとしても店内での飲食は避ける、人が集まる場所(公園なども含む)に出かけない、ということにして、散歩や近所のドラッグストアやコンビニへの短時間の買い出しには出かけました。

街を歩いていると、なんだかコロナ前とたいして変わらない人出…。インドでの厳しいロックダウンを経験してきたので、逆にこれで大丈夫なのかなと心配になりました。

自主隔離中は、コールセンターの係の方が直接ビデオ電話をかけてきて、位置情報の確認が行われました。悪気はまったくなかったのですが、3回もこのビデオ通話のコールを取り逃がしてしまい、反省…。

4日間の自主隔離は、散歩もして気分転換もできたので、あっという間でした。

現在は、隔離期間が終わったとは言え、日本の感染状況もとても深刻なので、引き続き、気をつけながら過ごしていく予定です。

補足

インドから日本への帰国ですが、現在、インドでの感染者数が激減したこともあり、8月14日からは、10日間の指定場所での隔離が、6日間へと短縮されました!




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