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熊野神社の木造狛犬
昨年の900年祭で熊野神社に展示されていた狛犬。
とても雰囲気があって存在感を放っていました。
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狛犬とは、平安時代中頃に中国を経て高麗(こま)から日本へ伝わってきたものといわれ、神社には必ず見かけるものです。
本来は、神仏の魔よけと聖域守護の役目を担うものとして本堂内に置かれてきたものだそうです。
後に神社の拝殿前や境内入口に置かれるようになりました。
熊野神社に伝わる狛犬の用材は、桂材。
阿形は雄(高さ72センチ)
吽形の雌(高さ60センチ)
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製作方法は、江戸時代以降に大部分が木製から石製へ変化されており、こちらの狛犬は、江戸時代より前に製作されたと推定される数少ない狛犬像です。
現在は一般公開されていませんので、
祭事などの特別な時に、また見られるかもしれません。
(参照:名取市文化財ガイドブックより)