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いまその怒りをメーカーにぶつけてどうするの?


スノーボード業界も毎日のように暗いニュースが続いていまして。メーカーやショップでのリストラや、お店が無くなるとか、他の業種でもあるような話しが続々と聞こえてきます。 でも、いまでこの状態だとこの先もっとやばいでしょ、というのが。メーカーさん達から製造ができないという話も徐々に増えていて。モノが作れないという事は、当然メーカーの利益が減り、同時にお店の利益も減るという事で、日に日にまだ目に見えていない損失が増えているという状況です。なので、スノーボード業界は半年後くらいから本格的に大不況がくると思います。

それで、こないだあるメーカーさんと話しをしていて。「製造できないアイテムが結構出て来たので、お店に謝罪の連絡してるんですけど、みんなすごい怒ってる」と。 確かに予約頂いている商品が無いなんて言ったらお客さんに商品渡せないという事で、それだけ利益も減っちゃうわけですから。お店としても死活問題です。

でも、

「いまその怒りをメーカーにぶつけてどうするの?」

と、思ってしまいます。

私はメーカーとお店、両方の気持ちがよくわかるので。これまで、newestを経営していた時代からメーカーに対して商品の事で文句を言ったりした事はありません。(たぶん笑)

だって、そもそも他人が作った物を仕入れて販売させてもらっているわけで。その力を借りて利益を得ているわけですから。メーカーに何かトラブルがあっても文句言えるはずないです。それこそメーカーが急に潰れる事だってあるわけだし。そんな事だって考えておかないとダメじゃないですか。
だったら自分で何か作って売ればいいじゃん、という話しなんです。
なんかこんな事言うとお店の人に嫌われそうですけど(笑)
あくまでも私はそういう気持ちでメーカーと付き合っていたという事です。
それに今回は誰の責任でもないんだから、文句言っても何も良い事はありません。こんな時こそ、お店だからメーカーだからとか関係無しで、協力できるところはする。自分でやるべき事は自分でやる。そうしましょう。


という事で、今日は『新しいモノを生みだせる力が一番の武器』というタイトルで、オンラインサロンの記事を書きました。今回のコロナ騒動で良くも悪くも色々な事が明るみにでました。そして最終的に生き残れるのは自分で新しいモノを生み出せるかどうかだと思います。

それでは本日はここまで。


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