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いま若いスノーボーダーに1つだけ伝えるなら何を言うか

前回のブログで私がスノーボードサロンFORWARD(オンラインサロン)を作った経緯や想いなどもお伝えしました。

こんな感じで最近私の活動が評価頂いただのもありますし、今回はとあるきっかけから。

もし、「いま私が若いスノーボーダーに1つだけ伝えるなら何を言うか」

ということを考えてみたんです。


■バズっても仕方が無い

さきほど紹介したブログの中にも書きましたが、私はスノーボード業界を良くしたいと本気で取り組んでいます。

しかし、変化を起こすには多くの人の力が必要。
これは何でもそうじゃないですか、政治家さんだって自分の考えを実行するために、あちこち周って頭を下げて票を集めて実現に向かうわけですから。
SNSで「あーだこーだ」不満をぶつけていても何も変わらないわけです。

そのために私は1人1人を大切に想いを伝え続け、オンラインサロンという仕組みを使って共感してくれる仲間を集めているというのもあります。

そのなかのひとつに、これからの生き方みたいなこともメッセージとして伝えています。
特に何か夢があるとか、自分の力で何か成し遂げたいという方にとっては、これまでのやり方では無理なことが増えてきています。それはやはり、インターネットやSNSにより時代の変化が早くなってきたからこそ、数年前流行ったことがもう廃れている、なんてことが増えているのを、ほとんどの人も目の当たりにしているので分かると思います。

にも関わらず、1発当たれば大きな収益や知名度につながると思って、今だに「バズる」ことばかり考えている人が多い。

それよりも本当に応援をしてくれる人をどれだけ増やせるかを考えるべき。

実際に私のSNSフォロワーは少ないですけど、オンラインサロンはどんどん成長しています。それはバズなんか考えず、不特定多数に都合の良い情報をばらまくのではなく、1人1人を大切にしているからではないでしょうか。これが答えだと思います。

こんなブログも書いてますのでよかったらどうぞ


■応援文化

私は自分が運営しているオンラインサロンの中で「応援文化」という言葉をよく使っています。こんな言葉が存在するかどうかは分かりませんけど、分かりやすいかなと思って使っています。

ようするに、「誰かを応援できない人は応援してもらえない」ということです。

こんなことは当たり前の話しであって、誰か困っている人いるのに何もしない、他の人が一生懸命何かしているのに興味持たない。そんな人が急に「困ったから助けてくれ」と言って本気で助けようと思う人はいませんよね。

だから、困っている人がいたら助けてあげよう、何かに挑戦している人がいたら応援しよう、という意味を込めて「応援文化」というふうに言っています。

でもこれがいまビジネスの世界でも当たり前になってきていて。いまでは大企業だって地域のために何かをしたりなど、身近な人のために動いているじゃないですか。
これまでは、良い商品さえ作っていれば買ってくれるという時代ではなくなり。もはや良い商品なんて世の中に溢れているからこそ、何で差別するかと言ったら、その企業が好きか、応援したいかで購入する人が増えているからです。

これは個人でも同じ。
だから、なんとなく眺めているフォロワー1万人を獲得するよりも、応援してくれる100人の方が大切というわけなんです。


■文化を構築

オンラインサロンを立ち上げてから5年が経ち。ありがたいことに私の活動が少しずつ評価して頂けるようになり。
やはり何かを変えたいのであれば、いきなり公の場で「あーだこーだ」言っても見向きもされないか、多数決によって叩かれるなんてこともあります。

だからこそまずはクローズした場所で文化を構築して、理解してもらえるようになってから表に出すという手段しかないのです。

もし私が5年間かけて、SNSなどでオンラインサロンや応援文化だとか言っても誰も見向きしなかったでしょう。でもいまこうして共感してくれる人も増えて、外部の方からも評価頂いているのは、間違い無く文化を構築してきたからだと思っています。

そんなこともあり、ようやく私の思う文化が少しずつ広まっていく中で、最近「若いスノーボーダーに名取さんの話を聞かせたい」「講演会でもやってもらいたいね」という話がありまして。
これに関してはその場の流れみたいなものでもあったので、実際にそうなるとは思えませんが、私としてはこういう話は大歓迎です。

これまでにも、「いまからスノーボードで上を目指すならこうした方がいい」みたいなことを言い続けてきました。

こんなブログもありますのでよかったらどうぞ。


■プロセスエコノミー

ということで、そろそろタイトルに書いた「いま私が若いスノーボーダーに1つだけ伝えるなら何を言うか」ということなんですけど。

さきほど言ったように「若いスノーボーダーに名取さんの話を聞かせたい」と言われたので。もしいま私が若いスノーボーダーに何か伝えるなら、何を話すか?ということを一応シュミレーションしてみたんです。

オンラインサロン?
クラウドファンディング?
応援文化?

最初からあれこれ話しても混乱してしまうし、「応援される人になった方がいい」と言われても何をしていいのか分からないだろうし。何かひとつだけ、これだけは覚えて帰ってほしいというものが何か。

色々と考えた結果。

一番、バシッと伝わるだろうと思ったのが。

プロセスエコノミー

かなと。

すでにだいぶ擦られている言葉ですし、知っている人からすればいまさら感があるかもしれないですけど。

よくよく考えると、オンラインサロンもクラウドファンディングも応援文化も「プロセスエコノミー」がもとになっている。

プロセスエコノミーについてはここでは改めて細かく説明しませんので、ネットで検索するかこちらの本を読んでみてください。

でもこれは、「若い」に限らず夢がある人や自分で何かを成し遂げたい人にとっては大切なことだと思います。

私がいまこうしてオンラインサロンの運営を続け、着々と成長できているのも。クラウドファンディングで皆さんに応援してもらえているのも。全ては過程(プロセス)をしっかと伝えているからだと思います。

だから、

「いま私が若いスノーボーダーに1つだけ伝えるなら何を言うか」

「完成品だけを見せるのではなく、プロセスをしっかり伝えた方がいい」と言います。

そして皆さんが活動するためは、本気で応援してくれる人がどれだけいるかが大切ですよと。


ということで、ぜひ私の体験談を話してほしいというご要望があれば講演会のオファーもお待ちしています!

特にいまスノーボード界でこの流れを実証しているのは私くらいしかいないと思いますし。私としてもこの流れを加速させることがスノーボード業界を盛り上げるひとつの手段になると思いますので。

興味のある方はご連絡お待ちしております。


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