負を見つける
現在、タイのSDGs関連企業にインセンティブツアーの提案を行うべく、徳島へ視察に来ています。
今朝一便で徳島入り。じつに2年ぶり。
今回も元職場の上司だった人とフライトが一緒でした。
平日だとほぼ毎回職場の人に会うくらい、徳島ー羽田便はビジネス利用が多い印象です。インバウンドもほぼゼロ。(国内線ですしね)
今日は初めての地。
ゼロウェストの町「上勝町」を訪れました。
パンゲアフィールド代表の野々山さんとは、訪問前のオンライン打合せを経て、本日初対面。
野々山さんは、元宇宙飛行士訓練生としてアメリカに19年住まれていた異色な経歴をお持ちの方で、どんな角度からの質問にも丁寧に答えてくださる視察のプロフェッショナルです。
10年前に縁あって上勝町へ移住しパンゲアフィールドを立ち上げ。
主に上勝町の目玉である
【ゼロウェスト】
【いろどり】
を企業研修やフィールドワークにして活かしながら、上勝町への視察受け入れを行っています。
企業研修の一環として行われているもののひとつに、上勝町の「負」を見つけてどう改善していくかを考えるというワーク。
実際に自治体で採用に至るケースもあるそう。
今回初めて上勝町を訪れてみて、
ゼロウェストの取り組みや、いろどりビジネスの素晴らしさを自分の目で見て体感したものの、
「想像以上」の可能性を感じられなかったのは、本当にこの2つしかこの町には無いからでした。
人口1400人の町。
コンビニもなく商店が3つ。
買い物は週に1回ほど市内に下りてまとめ買い。
いくら移住者が多いとはいえ、過疎が緩やかに進む町にとって、定期的にインバウンドを誘致し呼び込めることがひとつの収益となれば、徳島にとってもいいのでは。
上勝町に限らず、町にとって一番の「負」はやはり人口減少。
更なる人口減少とどう向き合っていくのか、インバウンド誘致でどう貢献していけるか。もう少し探りたいと思います。
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