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#98 "Not that I know of." ヲ使イコナセ


今日なんかの動画見てたら "Not that I know of." という表現が使われていました。
何の動画かってところが重要なのに、忘れました。というか、URLを見失いました😷


これ、 "Not as far as I know." と同じ意味で日常会話で使える表現です。


意味は、


「(前の文章を受けて)私の知る限りそうではない」


です。使えますね。


実際に使う際は、こんな感じです↓↓

A: Is the meeting still scheduled for 2 PM?
 (会議はまだ2時からするんだっけ?)
B: Not that I know of. I think it got rescheduled to tomorrow.
 (私の知る限り違うよ。確か明日にリスケされたと思う)


使えますね!これ見た瞬間から使っていきましょう。

これで終わりたいのですが、これを読んでいる方の中には「この表現、文法的にどうなってるんですか、それを書かずに終了するんですか!!」と気になる方もいるはずです。

そんな方にはこの論文が良さそうです。
『Not that I know of. の語法について』吉田一彦

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/25771/OLR6-022.pdf

タイトルもろじゃないですか。

中にこんな記述があります。

・・・この表現が使われるのは Yes-No question としてであるのが圧倒的に多い・・・(中略)

例えば次のような場合.
"Is there another key?"
"Not that I know of."
ーA. Christie, The Labors of Hercules
(「もう一つカギがなかったかい.」
「なかったと思うね.」)



Is there another key? は, There is another key (a) or there is not another key (b). Which? と言うことだから, Not that I know of. というのは(There is)not(another key)that I know of. と b の可能性を選択したことを意味している.

『Not that I know of. の語法について』吉田一彦

このフレーズの文法解釈は色々とあるようですが、上記は個人的にはしっくりきます。(より詳細を知りたい方は上述の論文お読みください)

(There is) not (another key) that I know of. →that以下が関係代名詞で "another key" を修飾し、「私が知っている他のカギはない」ということになりますね。


終わり!


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