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ぼっちで焦るのはなぜだろう。ぼっちでも焦らなかった高校時代のしくみ

私は高校1年生のころ、通信制高校に転校した。その高校はぼっちでも浮かない、一人でもやっていける高校だったのだ。

前の学校で人間関係が上手くいかず、孤立していた。ただただ辛く、何も手が付かない状況になり鬱になった。

不安だらけで転校した通信制高校は全日制高校と空気が別物だった。

もちろん友達はいる人もいる。でも、居心地は全然良かった。今考えてみるといくつか理由があったのだ。

① 一人の人が自分の他にもいる    

自分だけ一人。ではなく、一人の人もいる。だから、自分だけではないと言う気持ちがあり安心感がある。

②友達がいないとやっていけないという場面が0

友達がいると豊かになることは間違いはなかったです。しかし、いなくても困らない。困る状況を先生が作らなかった。ペアだって組まなくてもいいし、もし作るとしても席が横の人。みんなそれぞれ自由にやってるって感じでした。

③クラスが固定ではない

これが一番大きいと思う。普通の学校だと毎日同じ時間に登校して、長い時間授業で拘束され、同じことをやり、同じ時間で下校。これがほとんどだ。コミュ力おばけ陽キャたちが友達できない理由なんてないし、友情も深まらないわけない。その分ぼっちは浮いていくのだ。私の学校は逆でみんな個々の夢に向かってやっていた。もちろん、進学コースなどのクラスはあったものの名前と顔が一致はしないな〜程度。そんなもん。それが心地よかった。

私は今年から医療系の専門学校へ進学した。久々にあの歪な空間に押し戻された感覚で凄く気持ち悪い…でもこれが多くの人の普通であるんだな。凄いな、みんな。あの頃に戻りたくても戻らないけど、前に進むしか道はないみたい。友達作らないと、という焦りが高校では0だったがまたふつふつと沸いてきた。自分が変わったのではなく環境が変わっていただけだと痛感した。言葉を言い換えると環境って大事なんだな。と思った入学式当日のnoteでした。 おしまい。


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