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【海を守ろう!海洋問題とダイビング展示会】ADEJ 2024@東京ビッグサイト

こんにちは!
今年で30年を迎えるアジアで最も長い歴史を持つダイビング展示会「ASIA DIVE EXPO」が今回、日本で初めて開催されるということで会場である東京ビッグサイトへ行ってまいりました!

会場の様子はこちら↓

さすが東京ビッグサイト、会場が広いです
2025年にはオーストラリア、シンガポール、中国の開催が決定しています


アジアのダイビング展示会ということで、会場にはマリアナ、パラオ、タイの政府観光局も出展していました。
その他にもダイビングクルーズや水中撮影用のカメラ、マリンスポーツ用品の販売ブースなどがあり、その中で小笠原の話をしてみると、みなさん前のめりに食いついていただき小笠原というパワーワードの強さを改めて感じることができました笑

さすが国内屈指の透明度を誇る小笠原、ダイバーの聖地と言わることもあり「行ったことある」という方が思いのほか多かったです。

談笑を終えてきょろきょろと広い会場内を見回していると、なにやら見覚えのあるロゴが目に留まりました。

そうです、おなじみのダイビングの世界最大教育機関であるPADI !
日本国内でもPADIでライセンスを取得する方は圧倒的に多いですよね。
今回ブース内で一際大きく紹介されていたのはダイビングライセンスの受付ではなく、海を守る取り組みSAVE THE OCEANでした。


地球上の海に漂う海外ゴミはなんと1億5,000万トン確認されているそうで、
このままのペースでいけば30年後の未来には魚よりゴミが多くなると警鐘を鳴らしています。無論、そんな世界では魚を食べることすらできないですね。

SAVE THE OCEAN
養殖途中で死んでしまったサンゴたち
海洋ゴミの種類と今できること

サンゴが死んでしまう原因は海水温や海面の上昇だけではなく、海洋ゴミによる海洋汚染など複合的な環境ストレスが原因のようです。
会場に来ていた小さなお子様もスタッフさんのお話に熱心に耳を傾けていました。

チーム美ら海サンゴのプロジェクトはPADIをはじめ、16社の企業がチームとして参加しています。沖縄の観光客数は今年は年間1,000万人近くを見込んでいるそうなので、この取り組みが周知してくれることを願います!


その他のブースも見て回ろうと歩き出した直後に「小笠原で撮った写真です」の声が聞こえるではありませんか。
むむむ、どこから聞こえているんだろう、、、
今度は別の方からも「小笠原、、、」

声の正体は水中写真家の戸村裕行さん。
マリンダイビングフェアでは小笠原村観光局さん小笠原ブースを盛り上げてくれておりましたが、今回は写真集などの販売で出展されていました。

海底に眠る戦争遺産

戸村さんは世界の海の水中写真を撮られていますが、日本国内では小笠原のレックダイビング(沈船ダイビング)に注力されていて写真集も販売しています。小笠原は海の綺麗さもそうですが、今も多くの沈没船が点在する日本国内でも珍しい島です。
レックダイビング、気になる方は是非チェックしてみてくださいね!

https://www.worldwar2wrecks.com/


最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは次回のnoteでお会いしましょう。