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衆院選挙後を見据えて「あえて今」赤坂ニュース活用戦略を考える。
衆院選挙後は、大手メディアによるネガティヴキャンペーンが始まるのは、既定路線である。わかりきった事だ。
それはまさに本格的な情報戦・認知戦の世界に突入するという事を意味する。
情報戦にどう立ち向かうか?参政党は情報戦に向けて武器をすでに準備している。「赤坂ニュース」だ。
しかし未だ、その武器は開発・発展段階であろう。だが、本格的な情報戦は衆議院選挙後始まる。カウントダウンは一か月を切った。だからこそ今、衆議院選挙の闘いに乗せて、赤坂ニュースをいかに周知・拡散させていくかを考えよう。
視聴者とのマッチング
赤坂ニュースは2024年03月から始まった。8月には形式が変わっている。難しさ・硬さを和らげた作りになった。
政治系ネットニュース番組で有名なのは「虎ノ門ニュース」2時間の長尺で100万再生を超えることが何度もあった。今は「あさ8」が再生数や影響力において抜群の力を発揮している。これらは、いわゆる「ネトウヨ」量産型で、まさにその層をターゲットにしてきたと言っていいだろう。虎ノ門ニュースは安倍か反安倍かの2現論が優勢を誇っていた時期であり、パヨクと呼ばれる左翼系の思想を持ち反安倍に固執したような相手・団体を叩くことで根強い人気だった。そして特亜に対しての厳しい指摘はあるものの米国などが日本を搾取することへの批判には消極的な姿勢を示していた親米保守メディアと言っていい。この流れは「あさ8」に引き継がれており本人たちも安倍さんの意思を引き継ぐと豪語している。
成功例としての「虎ノ門ニュース」「あさ8」と「赤坂ニュース」の違いは「左翼とのマッチポンプ・喧嘩・炎上商法」が赤坂ニュースでは使えない・使わない点とターゲットをネトウヨに絞っていない点である。8月の改変が物語るのはよりノンポリ層へのリーチをねらったものか?それとも短絡的に目先の再生数を狙ったものか?それはわからない。
もし難しく硬い情報が、拡散や周知につながらないと考えるならそれは考えが単純だといえないか。
虎ノ門ニュースやあさ8は難しい情報を扱っていないかというとそういうわけではない。老舗のチャンネル桜は難しく硬い内容を長尺でもガンガン扱っている。
その差はどこにあるのか?
視聴者やターゲットが番組側の意図とマッチしていて、固定したファンが安定的に視聴している。時間を持て余した高齢者が毎日決まった時間に放送される番組を、モーニングルーティンとしてラジオ感覚で再生する。そんな状況が構築されていると考える。
毎日決まった時間にそこへ行けばいつもの仲間(出演者など)に会えるという安心感もあるのかもしれない。高齢者になればなるほど一度決まってしまった習慣はなかなか変えられない。ざっと家事などを済ませた主婦が3時のおやつとともにあさ8(アーカイブ)を視聴するという習慣も想像できてしまう。
赤坂ニュースは、番組側の意向と視聴者のマッチングがうまくいっておらず、瞑想し、党員だのみになってしまていないか?と考えてしまう。
衆議院選後の情報戦のための武器として育てるには、もうすこしターゲットを明確にする必要があるのではないかと考える。固定ファンをある程度確保しないと再生数が伸びない。
具体的な戦略を考えてみよう。
例えば、「虎ノ門ニュース」「あさ8」は時間に余裕のある高齢者をターゲットにしている。もしくは結果的にそのようになっている。参政党の狙いは30代40代の子育て世代であろうから、やはりここには差がある。若年層や働き盛り・子育て世代となると圧倒的に時間的余裕が少ないであろう。となるとやはり長尺は向かない。
一つのテーマ・ゲストで5分×5に区切る。そして党員向けへ移行。5分×5=25分プラス党員向け。配信時間を朝6時と20時にする。
これの意図は例えば働き世代が通勤の移動時間で移動中に新しいトピックを発見して隙間時間に視聴できる動画サイズ(5分)であり、配信時間であるということ。
または仕事を終えて帰ってきて、ひと段落した時間に視聴できるように20時配信にする。20時配信は15分程度にしてもいいかもしれない。15分×2とか。
党員向け配信もバランス感覚が必要だ。赤坂ニュースの①フェーズや②目的による。
例えば、タイトルに「あえて今」と入れている理由は、自民党の総裁選、解散総選挙の時期では否応なく政治が気が向く。普段政治などへ興味関心をあまり持っていない層も少し政治や国際情勢に関心を向けやすい時期だ。だからこそ今は、党員向け配信でバンされない内容であり興味を引ける物は、期間限定でどんどん無料配信するべきだと考える。赤坂ニュースと参政党の周知拡散に一役買ってくれるだろう。今はそういうフェーズではないか。
赤坂ニュースというコンテンツを広く知ってもらうフェーズなのか?周知はある程済んで、アップセル的な段階にきているのか?
目的は、ただ再生数を増加することなのか?参政党の周知なのか?選挙において投票先を熟考してもらうことなのか?党員数を増やすことにあるのか?
「フェーズ×目的」で戦略は変わってくる。
そして、複合的な周知拡散戦略が必要と考える。
今が公式YouTubeの再生数を稼ぐ、そして党員を増やすフェーズではなく、「赤坂ニュース」の周知拡散を優先するフェーズと判断するなら、他の媒体も使用してより広く資料者へリーチすることを考えるべきだ。
ここで「X」「Instagram」「TikTok」の特異性を整理しておく、
「X」はいわゆる「集まれネトウヨの森」だ。ネトウヨが喜ぶようなネタはバズりやすい。政治的な思想を明確にした発信が有効だ。
「Instagram」は、ビジネス利用が非常に多い媒体だ。物販に繋げるインスタ戦略などの情報商材的アカウントが異様に多い特徴がある。マネタイズに対する情報を能動的に得ようとするユーザーが多いと考える。ならば、経済に関する情報発信は受け入れやすいと考える。20代30代40代の経済観念のある程度ある。そして能動的に情報を得ようとするユーザーへの発信が有効と考える。
たとえばインボイスとか?
「TikTok」はご存じの通り若い層へのリーチが可能だ。ショート動画の王様で、情動的で難しくない内容がいいのではないか。
まず、「X」での戦略を考えてみよう。
ネトウヨ界隈を主戦場としていた「虎ノ門ニュース」「あさ8」の「X」の活用としてはDappiやtake5、NewsShreringが有名だ。Dappiは自民党のSNS部隊であったことが明らかになっている。当時安倍自民応援団でありゴリゴリの親米保守メディアだった「虎ノ門ニュース」の切り取り動画を積極的に発信していた。自民党のSNS部隊が著作権を無視して動画の切り取りを行っていたと思うか?むしろ、「虎ノ門ニュース」が切り取りを了解していた。もしくは番組の宣伝のために広告業務としてDappiに依頼していたかもしれない、と考えるほうが自然ではないか。
続いて「あさ8」。「トータルニュースワールド」というニュース系アカウントの中の人は日本保守党の党員であることを公表した。リンク先のニュースページは広告満載でビジネスアカウントであることは明確。もちろ日本保守党や百田氏、有本氏の拡散を積極的に行っている。そして「take5」。個人的にはDappiのようなビジネスアカウントではないかと考えている。あさ8の配信時間が変更になったことをご丁寧にポストしていた。ビジネスで広告していると思われる。
そのtake5も石破総裁誕生を受けて、日本保守党入党を宣言している。左翼化した自民党の保守は受け皿としての誘導が行われているのは明らかで、自民党の保守層の補完を行う流れだと思われる。
僕は総裁選で高市さんに1票をいれるために3年前に自民党員になりましたが、万が一、高市総裁が誕生しなければ、自民党員を辞めて、日本保守党に入党します。その覚悟で、今度の総裁選に臨んでいます。僕の仲間も少なからず同じことを言っています。高市さん以外の方では自民党は大して変わらないでしょ… https://t.co/9acl3hkf9u
— take5 (@akasayiigaremus) September 12, 2024
ともかく、あさ8の切り取りを「X」でポスト。以前から有本氏はあさ8の切り取りは一部の許可したアカウント以外勝手に切り取りすることを許可していないと発信しているが、「take5」の「あさ8」切り取り動画を添付したポストを有本氏がリポストすることがよくあることからも、もともと日本保守党もしくはあさ8の関連のあるアカウントであると思われるし、個人的にはビジネスで「あさ8」の宣伝業務を「take5」に発注していたと考えている。
百田尚樹氏の総裁選予想です。決選投票に残るのは石破氏と小泉氏で、決選投票に勝つのは小泉氏と予想されました。僕としては外れてほしいのですけどね。自民党の中枢部や官僚や米民主党やチャイナは神輿の軽い小泉氏を担ぎたいのです。もはや自民党に正義はなくなったのか?山口敬之氏も心配してました… pic.twitter.com/3qTj4ygyJQ
— take5 (@akasayiigaremus) September 26, 2024
参政党が公式に「take5」のようなXアカウントを作って、赤坂ニュースの切り抜きを流してもよい。参政党公式アカウントというわけではなく、第三者っぽいアカウントがいい。
公式でなくても、党員有志が3名ほど集まって、ひとつのアカウント運営してもいい。参政党公式からは独立したアカウントでありながら、公認を得たアカウントとして。
「take5」はあさ8、高橋洋一ch、(現在の)虎ノ門ニュース地上波ニュース正義の味方、地上波サンデーモーニングなどなどなど、あらゆる番組を縦横無尽に切り抜いている。ないのは参政党関連の動画くらいだろう。(チャンネル桜もかな?)
Dappiのような自民党工作アカウント臭がプンプンする。
ともかく、これは「X」での戦略。参政党支持者の外の人、一番人口の多いだろう親米保守に見つけてもらいたい。まずは親米保守でも共感できる内容に絞って、赤坂ニュース動画切り抜きを継続的にやってもらいたい。
支持者がそれぞれにやるのではなく、ひとつのアカウントが定期的かつ継続的にやるのがいい。アカウントの中の人は複数で、入れ替わっていってもいい。take5の真似をすればいい。take5の参政党ヴァージョンを作ればよい。
ということで長くなったのでいったんここで終わる。
続きは気が向けば書く。
よろしくねーー。