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外務省「強制連行・性奴隷・慰安婦数十万人は史実に反する」

外務省が令和2年11月30日付で、慰安婦問題に関する踏み込んだ記述の文書を日本語・英語・ドイツ語・韓国語でUPしていることを、12月11日の「言論テレビ」内での西岡力 氏の発言で気づきました。

慰安婦問題に関する外務省の発信ページ

当初は4月26日付でタイトルも「慰安婦問題(「外交青書2019」囲み記事) 」だったものが、現在は【慰安婦問題についての我が国の取組】となっており、さらには英語版、ドイツ語、韓国語版もあります。

現在、日本語検索ページでは過去の外務省のページが上位表示され、英語検索ページだとGoogleでは10位以内表示になっていますが、他の検索エンジンだと引っかかって来ませんので、こちらでも日英のページのリンクを貼ります。

日本語版:https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000472256.pdf

英語版:https://www.mofa.go.jp/policy/postwar/page22e_000883.html
英語版文書:https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100104783.pdf

外務省「強制連行・性奴隷・慰安婦数十万人は史実に反する」

(5)このような日本政府の真摯な取組にもかかわらず、「強制連行」や「性奴隷」といった表現のほか、慰安婦の数を「20万人」又は「数十万人」と表現するなど、史実に基づくとは言いがたい主張も見られる。
これらの点に関する日本政府の立場は次のとおりである。
●「強制連行」
 これまでに日本政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった。(このような立場は、例えば、1997年12月16日に閣議決定した答弁書にて明らかにしている。)
●「性奴隷」
 「性奴隷」という表現は、事実に反するので使用すべきでない。この点は、2015年12月の日韓合意の際に韓国側とも確認しており、同合意においても一切使われていない。
●慰安婦の数に関する「20万人」といった表現
 「20万人」という数字は、具体的裏付けがない数字である。慰安婦の総数については、1993年8月4日の政府調査結果の報告書で述べられているとおり、発見された資料には慰安婦の総数を示すものはなく、また、これを推認させるに足りる資料もないので、慰安婦総数を確定することは困難である。

令和2年2月20日に現在のタイトルか

https://web.archive.org/web/20200417200843/https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page25_001910.html

令和2年2月20日に現在のタイトルになったようです。

多言語化したのは令和2年10月21日のようです。

https://web.archive.org/web/20201101013733/https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page25_001910.html

外務省Twitterアカウントはシェアせず

外務省のTwitterアカウントは
@MofaJapan_jp
@MofaJapan_en
などがありますが、この件についてシェアしているツイートを見つけることができません。

※見つかったらUPします。

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