案の定「政府の災害対策本部はまだ設置されていないのか!」が出現してしまう

案の定、「政府の災害対策本部はまだ設置されていないのか!」が出現してしまいました。予言した通りです。

政府の災害対策本部は事後的に設置されることが法定

政府の災害対策本部(非常災害対策本部・緊急災害対策本部)は事後的に設置されることが災害対策基本法で定められています。

事前に設置される同法上の災害対策本部は、市町村と自治体のものです。

詳細については以下でまとめています。

ただし、安倍内閣は政府の災害対策本部の設置も事前に可能とできるよう法改正する方針のようです。以下は2020年6月の報道。

立憲民主党の議員・司法書士の白井のりくに

また、政府の災害対策本部の設置については間違った認識とは断定できないものの、台風10号に関して政府が何も事前対策をしていないという誤った理解をする者が出現しました。

この人、立憲民主党所属の司法書士である白井のりくに議員というのですが、この認識はまずいですよ!

情報連絡室や官邸対策室、自衛隊の事前派遣を知らない人たち

内閣においては台風10号上陸前から「情報連絡室」や「官邸対策室」が設けられています。

これは予測可能な自然現象においてはよく行われていることで、災害対策本部が設置されていないから何もしていないというわけではありません。

また、自衛隊も台風の進路上にある自治体からの要請を受けて派遣されていたり、待機をしているのが分かります。

こうした体制を知らずに安倍政権批判をしたいがために誤った認識を振りまく人がどういう組織に居るのか、どういう思想を持っているのか、というのは民主的意思決定を反映するにおいて重要でしょう。

※追記:白井のりくに氏からは以下ツイートを頂きましたので、その姿勢をお伝えするために掲載します。

以上

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Nathan(ねーさん)
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