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委任状の枚数制限・採決の時間を執行部が恣意的に決定できる東京弁護士会の異常なルール
死刑廃止に向けた決議がギリギリ成立。滅茶苦茶悔しい!12時30分に始まった総会は、18時26分現在の出席者233名、有効委任状2194通(計2427)で決議。決議賛成1199と発表された瞬間に勝ったと思った。出席者一人が行使できる委任状が10枚に限るという滅茶苦茶なルールにやられた。270枚の委任状が死票に。 https://t.co/cRSsJczg7O
— 北村晴男 (@kitamuraharuo) September 24, 2020
執行部が動員した人が17時を過ぎて続々参加。これに対し、時間の経過と共に、委任状10枚を背負いながら止む無く退席した人が27名。いつ頃採決するかコントロール出来る執行部にやられた!負け犬の遠吠え。応援してくれた皆さん、本当に申し訳ありません。 https://t.co/6AZx97gipz
— 北村晴男 (@kitamuraharuo) September 24, 2020
何が起きたか。
1:東京弁護士会において死刑制度廃止決議が為されようとしていた
2:決議反対派が委任状を集めて採決に参加したが「委任状は1人あたり10人分まで」というルールがあった。
3:採決の時間を執行部がコントロールできるため、時間が遅くなったために退席を余儀なくされた反対派の弁護士27人分の票=270票が反対票に反映されなくなった。
4:結果として、本来は1228対1199で反対派が勝っていたはずのところが賛成派の得票多数となった。
委任状制限と時間コントロールという2つのルールの問題が露見しました。
こんな恣意的なルール・運用が許されて良いのでしょうか?
本質的な問題点を以下でまとめています。
以上
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