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性犯罪・性的被害の暗数、日本と海外の国際比較:The burden of crime in the EU

上掲の記事で第2回法務省調査時の国際比較の結果を乗せましたが、情報が古く、また、考察に必要な情報が法務省の報告書等では不十分でした。

法務省の暗数調査では、国際犯罪被害実態調査(ICVS=International CrimeVictimizationSurvey)において統一された調査様式と方式を用いた調査に参加する形で実施されていますが、ICVSについて,多数の国をカバーした調査は,2005年の調査以降実施されていない模様です。

そして、ICVSのサイトを見ても現在はデータが置かれていないので、確認することができません。

ただ、以下の情報がありました。

研究部報告39 第2回犯罪被害実態(暗数)調査(第2報告) 国際比較(先進諸国を中心に)
本報告書は,国際的には第5回ICVSの一部である上記第2回調査について,その国際比較の結果を収録したものである。第5回ICVSは2004年に実施され,ヨーロッパ諸国については2005年に実施されたICVSとほぼ同じ調査項目を用いる欧州犯罪・安全実態調査(European Survey on Crime and Safety:EU-ICS)の結果を使用

ヨーロッパ諸国に関しては欧州犯罪・安全実態調査(European Survey on Crime and Safety:EU-ICS)の結果を用いているとあります。

よって、国際比較の結果につき細かい事項を確認するために、当該データを紹介しつつ考察していこうと思います。

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