台湾の海外からの入国者数について
中国からの入国者(日本)、中国を居住地とする者の入国者数を指しています。
台湾は2019年7月31日にチャイナ側から個人旅行が禁止されていたのもありますが、それ以前から減少傾向でした。中国人旅行客の犯罪行為多発で盛んに報道されていました。
中国、台湾への個人旅行を当面停止 蔡政権に圧力 2019年7月31日 18:25 (2019年7月31日 22:11更新)
他方で日本は増加傾向。2019年12月、2020年1月ともに約20%の伸び率。
台湾の方が世界からの入国者数が多い月もあり、中国人も多かった
これで明らかなように、春以降、11月以前はむしろ台湾の方が海外からの入国を認めていたということがわかる。台湾の人口は2350万人。高齢者人口比14.5%(日本は28%以上)
ちなみに、変異株(「種」というのは厳密には間違いで誤解を招く)の報道を受けて入国規制を強化した日本ですが、台湾外交部は無反応。元々緩和してなかったから。緩和してなくてこれ。
入国規制・水際対策がすべてではない
今年の感染拡大初期段階において、台湾が感染制御に日本より成功したのは元々中国からも欧州からも日本よりは遥かに人が来ていなかったから、ということが非常に大きいと思います。
特にヨーロッパからの往来が台湾は日本に比べて少ない。日本の3月下旬からの感染拡大は、主に欧州からの持ち込みが主要因だったとされています。
したがって、外からの感染を絶つということは正解なのですが、「あの台湾ですら毎月万単位の海外からの入国を認めていた」というのは一つの事実として押さえて居なければならないと思います。
以上
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