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【瀬戸内の島育ち大学生が、地中海に憧れてコロナ禍に南イタリア留学した話】~自己紹介~

みなさんはじめまして。
Nataukiです!

この度2021年コロナ渦での半年間の南イタリア留学の経験をnoteで綴ってみることにしました!

コロナ禍留学、南イタリアでの留学についての情報等も投稿していこうと思っているので、よろしくお願いします!

さて、今日はまずそんな私の自己紹介と
南イタリア留学に至る生い立ちについて
順に綴って行こうと思います〜

念願の地中海、南イタリア!!!


私は、瀬戸内海のちょうど真ん中らへんにある島出身の現役大学4年生。
大学での専攻は地域活性化について。

なぜ地域活性化について学んでいるかというと
ご想像に難くなく
少子高齢化、過疎化の最先端にある小さな島の出身者だから。

そこは、人口2000人弱の島。
プリクラもなければ、スタバなんてあるはずもない。
24時間営業のコンビニもなければ、信号機一つもない田舎の極み。
島を出入りするための唯一の交通手段である船の最終便は20:00。
それ以降は完全鎖国状態。
救急車は船に乗ってやってきます。

そんな島で育った
遊びたい盛りの10代の私は、
テレビで見る、都会っ子たちの日常であろう
「放課後プリ」とか「放課後スタバの新作✌」とか
のどから手が出るほどの究極のあこがれ。

一方で、島暮らし中学生の現実といえば・・・

ちょっと、同世代の異性と下校してる子がいたら、
次の日には、島のゴシップニュースに。
異性で島の外に一緒に遊びに行こうものなら、
船通勤の友達の親とか親戚とか船員さんにばれて即家族もしくは関係者に通報。

「プライバシー」なんて言葉は存在しない!?田舎社会。
それが、安心とか温かみであったりするのかなと
今では思うのかもしれないけど・・・
その当時は、そんな島がほんっとに嫌!!!
でした。

ものごころついた時にはすでに
島から絶対出てて行ってやる!と強く心に決心。
高校は迷うことなく県外に進学。
やっとの想いで島から脱出。


島を出ての高校生活。
誰も知らない環境での生活。
もちろんみんな私の出身の島のこととか何も知らないから、
船を使う生活とか信号ないこととか
クラスの友達や先生に話すと、
そんな場所があるんだ!おもしろいね!
と予想以上にウケが良い。

あれ?コンプレックスにしか思っていなかった島の当たり前が、
もしかしたらなんか面白いのかも!?

そこで、あてはまった『地域活性化』というワードに興味関心を抱くようになった。

それと同時に沸いてきた疑念?直観?といえば、
瀬戸内海って地中海っぽいよな~
という漠然としたイメージ

なんか授業で瀬戸内海って地中海性気候って言ってた気がするし。
島の特産物はシチリアと同じレモンだし。
オリーブを生産している島もあるし。
あれ?なんか地中海イタリアじゃん!?

いっそのこと、地元の島もイタリア風にしたら活性化するんじゃない!?
という思いつきな考えのもと、
私はイタリア、とりわけイタリアの田舎や地域活性化活動にも興味を抱くようになった。

そこで、地域活性化について学ぶために
県内大学の地域活性化系の学部に進学。


それからというもの、
瀬戸内生まれ育ちの島っこの
地中海への深いあこがれと飽くなき探索が
はじまる!!!


つづく


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