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#番外編 はじめてのイタリア【瀬戸内の島育ち大学生が、地中海に憧れてコロナ禍に南イタリア留学した話】

みなさんこんにちは。
Natsukiです!

【瀬戸内の島育ち大学生が、地中海に憧れてコロナ禍に南イタリア留学した話】自己紹介編につづいて第2話。

南イタリア留学に至るながぁ~い!?経緯について、
マイペースに綴っていきますので。
お気長に読んでもらえると嬉しいです。

高校進学とともに、地元の島を脱出し、
改めて瀬戸内の島の未知数のポテンシャルに気づいたような気がして、
同時にイタリアの田舎や地域活性化運動に興味を持ち始めた私は、
あるイタリア発祥の有名な運動について知ることになる。

それは
「スローフード運動」

「イタリア 地域活性」というワードで
いろいろ調べると
必ずと言っていいほど出てくる有名なワード。

これはおもしろそう!
でもどんな運動?
ここでスローフード運動について興味を持つようになり、
インターネットや本でいろいろ調べてみた。

しかし、

ファストフードの反対言葉?地産地消のこと?ゆっくりごはんを食べること???

いまいち「スローフード」が何であるのか
実像がつかめてない気がする、、、


そこで、ふと思いついた。


そうだ!イタリアに行こう!

これはもう、
現地で、自分の目で見て、聞いて、
肌で体感せなわからん!!!


カタツムリのトマト煮
スローフード 運動のトレードマークはゆっくりを意味するかたつむり


しかし、その時大学2年生だった私は、
学校のプログラムで全て先生に手配してもらってのお気楽海外渡航経験は何度かあったものの、
セルフオーガナイズでの一人海外渡航なんて全くの未経験。

乗り継ぎなんてしたことないし、
ヨーロッパへは一度も行ったことがない。

ちなみに知ってるイタリア語は
バイト先のイタリア料理店で使ってた
「グラッツェ~」と
厨房にオーダー通す時の
「ペルファボーレ」と
お客さん数える時の1~10の数え方。(正直5以上は使うことないから覚えてなかった!)
くらいのレベル。

なんなら、「ボーノ」はフランス語だと思ってる始末(苦笑)

だけど、


大丈夫!!絶対行ける!!てか行ってやる!!

心の奥底から湧いてくる
根拠のない
謎の自信!!!!!!

なんならこの自信が唯一の渡航の根拠!?

とにかく、
行くと決めてしまうと、
もう後戻りできない猪突猛進タイプ。


ということで
イタリア渡航計画~スローフード運動の真髄を求めて~
がスタートすることに。


しかし全くの白紙の状態から始まったこの企画。


そこでまずは、
イタリアへ行く理由作りから。
旅行と言うとなんか遊びに行ってるみたいで
親や周りの人たちにも説明がつかない。
どうしよう…

あ、そうだ!

大学の必須科目の農家実習をイタリアですることにしよう!

イタリアに行くことで、
もれなく単位ももらえて、
なんなら渡航補助金出してもらえるかも!!
最強!


ということで、
大学の担当の先生に交渉した後、
無事許可を頂き
イタリアに行く完璧な理由が完成!!

さて、でもどこにどうやって滞在しよう。
お金はないけど、
田舎に長期で滞在しないと
せっかくイタリアに行く意味ないし…

そういえば!

前、地元での農業実習先の農園で
たまたま出会ったイスラエル人に
WWOOFっていう制度教えてもらったなー

WWOOFは、世界中で登録されてる有機農家さんとそれらを体験したり学びたい人とをつなぐためのシステムで、
農家さんの家に滞在して、農作業等をお手伝いする代わりに、宿泊費食費を無料で提供してもらえるというなんとも素敵なシステム!!!


これだ!!!

ということで、
迷わず年会費を支払ってWWOOFに登録!

そして、スローフード 発祥の地である街の近くの登録農家さんを見つけては、
片っ端からメールを送りまくり、
受け入れ農家をとにかく探しまくる!


そして、2件の農家さんとコンタクトが取れ、
それぞれ2週間ずつ滞在させてもらえることに。
(今振り返ってみると、たまたまちゃんとした農家さんに出会えててラッキー😅)

これで農家実習も無事できそうだ!

そして、偶然知り合いから
「スローフード スタディーツアー」という日本人のツアーに参加しないかと言われたので、最後の1週間はこのツアーに参加することにして、親への安心材料も整った!


そして、はじめての航空券の予約
時間、場所等何度も何度も確認して
ポチッと!
チケット購入!

あー、緊張した!

乗り継ぎ時間も3時間くらいで良さげな感じ。
はじめての1人海外は香港経由ミラノ着のキャセイパシフィック航空で。
ドキドキの香港国際空港での乗り継ぎも
YouTubeでやインターネットで場所も含めて
リアルに事前にチェック。

これで完璧!

そう思った矢先
想定外の事件は起きた。

つづく。








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