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ゆるミニマリストのお土産を選ぶ基準


年明けに修学旅行ぶりの奈良旅行に行ってきました。

奈良町を中心に散策しましたが、歴史的建造物はもちろんのこと、老舗から現代的なお店が立ち並び、想像以上に見応えがありました。

昼下がり、穏やかな鹿
人だかりの春日大社


また、実は旅行自体が久しぶりで、お土産屋さんでは何を買うか結構悩んでしまいました。

考えを巡らせるなかで、お土産を選ぶ際の自分なりの基準があることに気付いたので、今後の買い物の際の自戒の念を込めて、シェアしたいと思います。

普段から使用しているもの

お土産屋さんでよく手に取るのが、置き物など小物系インテリア類。

旅先で見るととても素敵なのですが、持ち帰っていざ飾ってみると、インテリアにしっくりこないことがよくあります。

このようなプチ失敗を踏まえ、インテリアなどを考慮せずにすむような、使用頻度の高い日用品(食器や雑貨など)を選ぶことにしています。


現地でしか手に入らないもの

観光地は限定品の誘惑が多いですよね。

そんな限定品でも最近は通販などで手に入ってしまうこともあるので、最後に迷った時は軽くネットに目を通して、通販で手に入る場合はその場では買わず、寝かせてから判断しています。

また、家に帰ってからも訪れた場所を思い出せるようなストーリー性のあるものを意識して取り入れるようにしています。


普段は買わないけれどあると生活の質が上がるもの

昔は自宅用/友人用にお菓子をよく買っていたのですが、甘いものを食べなくなってしまったこともあり、あまり手に取らなくなってしまいました。

代わりに、調味料やご飯のお供などを選ぶことが増えました。

普段は買わないけれど、あると生活が彩られるようなものを意識して選ぶようにしています。

【買ったもの①】かやふきん&刺繍入りハンカチ(中川政七商店 奈良本店)

奈良発祥のかやふきん

いまや商業施設で見かけることの多い中川政七商店。奈良に本店を構えていることを初めて知りました。

街中で見かける店舗と雰囲気が異なり、行って良かったなと思っています。

ここでは、おばあちゃんに奈良本店限定のかやふきんを1枚。
必ず使うものですし、1枚550円〜と貰う側の負担にならないのがとても良いです。

また、自分用にも奈良本店限定の刺繍入りハンカチを買いました。

冬限定の鹿と椿の刺繍入り(¥2,200)

新年になると新しいハンカチをおろして街中に出たくなります。刺繍が施されていることで、より奈良を思い出せますし、大切に使いたくなります。

【買ったもの②】福神漬(山崎屋)

奈良と言えば奈良漬けかと思いますが、関東人の私たちはあまり食べ慣れていません。
福神漬ならカレーのお供になると思い、購入してみました。

山崎屋 福神漬(¥400)


甘くて食べやすいこともあり、2人ですぐに食べ終わってしまいました。

また普段は食卓に並ばないため、こんなに美味しいなら…と我が家のカレーの新スタンダードになりそうで、間違いなく食卓を彩ってくれた一品です。

さいごに:負担にならない心遣いを


旅行のお土産といえば友達に買って帰ることが多かったですが、最近では家族や自分自身など最小限に留めるようにしています。

理由は「自身の考える負担を減らすため」と「貰う側の負担を減らすため」の2点です。

最近読んだ本のなかで「贈り物でしか繋がり合えない関係は本質的ではない」という表現に出会い、とても共感しました。

もちろん友人の大事な日に贈るプレゼントは素敵ですし、そういうことをするのは私も好きなほうです。

ただ、「あげたほうがいいかな…」となんとなくで決めるお土産は選ぶ側としても面白くないですし、かえって相手に負担になることもあるかもしれません。
贈りものは「物」以外でも贈ることができます。あまり気負いすぎず、これからは軽やかに過ごしたいなと思います。

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