モザイクタイルのランプ
まったく恋愛ってものはほんとうに、心のバグというか平常心の不具合だと思っているけれど、うまい具合に同時進行で互いに起これば完全に一致してインストールが完了するから良いと思う。わたしを好きになってくれた時点でうすうす気づいていたけれど、公園の橋の上で酔っ払って踏ん反り返るわたしの写真(恋人撮影)を、LINEのスレッドにスタンプの用途で使用する彼は、やはり変わっている人だと思う。
そしてこれも最近になって知ったことだが、夜の公園は昼間よりもずっとずっと濃密だ。花の香りも、虫の声も、水に映る光も。
2017年9月21日
世界一愛する祖母のごはんで育ったわたしなので、彼女がいなくなったあとのごはんのことを憂いていたが、あとを引き継ぐ者が現れた。恋人のごはんは天才レベル。もちろん祖母にもまだまだ現役でがんばってもらうけれど。
しかし我々、酒量に些か問題が…。昨夜恋人の部屋で、ビール(たくさん)のあとにワインやシャンパンふたりで約4本しかも平日…は、少々やりすぎたか。わたしたちはきっと長生きができないかも。
恋人にプレゼントしたモザイクタイルのフロアランプの灯がかわいらしく、おしゃべりが弾んだ。わたしの馬鹿な発想や阿保な発言で、恋人を全力で笑わせ続けることが人生の目標。そして、恋人の夢が叶いますように。
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