OFFICE TOSHIKI NASU/孤独と寂しさ
ふと、お酒を飲みたいと思って近所の飲食店に立ち寄りました。
携帯の充電は切れていて、本も持っておらず、ただ食べて飲むだけ。
日ごろ飲むこともないので、1杯で眠くなってしまい気持ちよい時間を過ごしていました。
そんな時に「孤独」と「寂しさ」について思い返したのですが、「孤独」は自分自身と対話し、物事を考えることができる状態で、「寂しさ」は独りでいられず、一緒にいてくれる誰かを探してしまう状態だそうです。
昨日は独りになりたかったのでしょう。
誰でもそういった時がありますよね。
今日、一人のクライアントがイライラが止まらないためクールダウンにやってきました。
話しをしていると「泣いてしまいそう」と言って、目を赤くしていて。
声をかけるよりも一緒にいることを大切にしようと思い、涙を拭うタオルを渡しました。
時間が経ち、鼻をすする音が聞こえなくなった時。
「寂しかったのかな?」ということが思い浮かんだのですが、きっと答えは求めておらず、ただ苦しさや悲しみを理解して欲しかったのかもしれません。
彼女はお母さんを亡くされているので、そのような存在を無意識に探していたのでしょう。
孤独を感じ、寂しくもある。
そのような時は休みましょう。
強がる必要はありません。