2024年8月の観劇


コードギアス 奪還のロゼ 最終幕

全12話を3話ずつ4回に分けて先行上映する第4回。第3幕がけっこうな胸糞展開で終わっていったいどうなるのー?というところでしたが、最終幕はここまで暗躍してきたアーノルドの秘密が明かされます。

にしても、わずかに残された人間vs知能を持った機械軍団というシチュエーションはSFにはよくあるやつですが、人の生き血をすするような無人メカが無限に湧き出てくるのって生理的にしんどくないですか?

最終話はちょっと駆け足だったかなという印象。無人メカに蹂躙されるシーンをもう少しカットして、エピローグ部分に尺を割いてほしかったです。

ブルーピリオド

原作未読、アニメも未視聴。予備知識なしで観ました。目的のない毎日を過ごしていた男の子が、ひょんなことから絵の道を目指す物語。邦画でありがちな大袈裟な感情演技や、流行りのアイドルやらを抜擢して薄っぺらい恋愛させるようなシーンもなく、終始落ち着いた雰囲気で良かったと思います。

絵の予備校的なのに通い始めた日、石膏像デッサンをして、八虎以外の全員が明らかに上手かったのを見たときの衝撃すごかったなぁ。

学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-

アイマス最新ブランド通称「学マス」の初ライブ。小さな箱に3人ずつ出演のスタイルで多くの場所を回るお披露目ツアーといったところ。

学マスはソロ曲の供給が早く、サービス開始から数ヶ月なのに既に2~3曲もってる娘もいるのですが… 今回の出演者(アイマスで言うところの信号機の3人)の持ち歌2曲ずつ、全体曲は前日に突然公開されたばかりの曲もあり、さらには完全未発表の新曲も披露するという、これでもかと盛った公演でした。

個人的には月村手毬(狂犬チワワとしてネットで擦られまくってる人)の2曲目「アイヴイ」がめっちゃ好き。

アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season 第2章

予告の時点で「天塵」「アンティーカ感謝祭」「薄桃色にこんがらがって」をやるのはわかっていました。いずれも人気の高いコミュで、大事なシーンやセリフを削らずにアニメ尺の中に収められるのか… といったところでしたが、結果的には最大限うまくまとめたのではないかと思いました(もちろん天塵は花火のくだりがあってほしかった気持ちもあります)。

前述のコミュはそれぞれ5話、7話、8話に相当するのでつなぎとなる6話の印象が若干薄いですが… 5話はTV出演のやらかし(口パクしない)が映像になるとマジでヤバい感じだったし、7話と8話は演出と音楽で盛り上げる感動回(しかもEDで新曲)で、非常に良かったかと!いずれも何年も前のコミュなので演者は今のゲームよりも時系列的に昔の状態をイメージして演じていると思うのですが、演技そのものは円熟していて。8話のラストはわかっていてもちょっと泣いちゃいました…。

961 PRODUCTION presents 『Re:FLAME』

「はんげつであえたら」と同じタイプの公演。961プロとはPSPで発売されたアイマスSPで登場したライバル事務所で、響と貴音が初登場したのがここでした。若干古臭いデザインの衣装も当時のものです。

この形式のライブは通常の「アイドルを演じる声優が舞台に立ち」「観客はプロデューサー」ではなく「アイドル本人が舞台に立ち」「観客はファン」つまり我々がアイマスの世界の中に入り込んだ状態ですね。

3回の公演はゲームと同じMOON、STAR、SUNを名前に冠したコンセプトに沿って展開。いわゆる961プロ名義の曲に限らず、概ね「この3人に歌ってほしかった」曲で組まれたセトリだったのではと思います。

ちなみに私はこの3人のユニット「プロジェクト・フェアリー」が誕生した時のイベントに参加していたので感動もひとしおでした。


いいなと思ったら応援しよう!